騙されたのである

いいことがあれば悪いことでバランスを取るように世の中になっている。
仕事のチョンボが自分のせいだとすると(教訓、安請け合いは大けがのもと。予定どおりに進めましょう)これは恐らく ビジネスクラスからの跳ね返りであろう。
 
今日は仕事として電脳街を回ります。
既に、ここで買い物をすることはほぼないのであるがトレンドは必要なのである。
できれば 話の種にI−Phone mini等が欲しいところであった。
しかしそれ以上にE71とE65で悩めたら幸せであろうと。
もちろん、携帯屋さんは最終時間が余ったらなのですが 仕事の失敗のせいで思いのほかスケジュールに余裕ができました。
私個人としてはラッキーと喜べる状態ではなかったのですが・・・・
いくつかの店を回っていて、そういえば剥がされた液晶保護シートの張り直しもしなければと出かけた先でのこと。
貼る時間がある間中、いつものお得意様だと認識しているのか私の過去に持っていたデバイスを頼りに幾種類かの商品を勧める商売熱心なお店の人。
もちろん、会話など成立しないのだが お互いの熱意が何となく通じさせる微妙な空間である。
NETBOOKは持ってないのか?」
珍しい質問はキーボードカバーを指差したのでこれも商売である。
おそらく知らなくて通じないだろうと 紙を出して「koujinsya SC」と書くと 大きくうなずいて知っているとのこと。
えええ PCと同じだからこれだよと出してくる。
話半分ながら 既にX1のバッテリーとクレイドルを入手していたので香港でのこういう商品はすごく安いので入れておいてくれと笑顔でこたえる。良好な関係を築くためにはたまにはいいなりになって買ってあげようというわけである。
で、おもむろに話が出てきたのが高額商品、SCのバッテリーである。
大容量バッテリーが7000円ぐらいという話である。思わず飛びついたわけです。
「色が違うけどいいかとか」聞かれたがそんなことは気にするほうではないこれも買い上げたわけである。
最近プライバシーフィルターが人気だと それを張ってもらって(黒だとカッコイイという言葉に乗せられたが 直射日光下ではつらいのを忘れていた・・)店を出た。
ビルを出たところで荷物の確認。
相手に悪気がなくても入れ忘れはよくあるので確認しましょう。
しっかりクレイドルが入ってませんでした(笑)
すぐに店に戻って入れてもらって謝ってもらった。
なんでも日本でも扱っているものらしいのです。
で、ホテルに帰るわけです。
 
今日は日曜日で電脳街も場所によりますが8時 9時から閉まり始めるので長居仕様がなく帰る訳なのですがかえってホテルでバッテリーをみると形が違う。
もしかしての悪い予感が当たったわけである。
どうもSA用である。
これは困ったと店に帰るとぎりぎり間に合いました。
違うじゃないかと文句を言うと すぐに確認してくれた。
UMPC Portalでも話題になり私も一度書きましたが こちらのモデルは出たばかりの新型だったそうだ。
仕入先にはもう明日にも発売できる状態だそうである。
おそらく一月もすれば日本でも互換バッテリーが登場することであろう。
と、ここまで来るとがぜん興味がわいてくる。なんとか早く手に入れたい。
「何とかならないか?」という問いに面白い答えが返ってくる。
「日本の〜〜というショップに送るから引き取りに行ってくれないか?」と
思わず笑ってしまいましたが私の住んでいる所からは500K以上離れているのでちょっと取りに行くのはつらい。
「日本に輸出してるぐらいだから送れないか?」と聞いてみるとシッピングコストの問題だけだそうだ。
いくらかと聞くと高くてもHK$100だというのでそれならまだ安いだろうと支払うことに決めた。
名刺と領収書をもらい帰ってきた。
 
さてここで問題です
「泥棒に追い銭」だったのか「人の善意を信じよう」なのか?
まあ、年に数度は行く機会があるので 信じてみるわけですが・・・
ダメだったら領収書公開するので誰かとりに行ってくださいね。
取り立てがすんだらお金はお礼に取っておいてくれてかまいませんから・・・・
勘違いなのか騙されて そのあとに続くというお話でした。