DELLの省電力機能

DELLのPC(Latitude E4300しか試していません)では、DELLバッテリーメーターという独自の省電力機能を有効にするアプリケーションが存在し、標準の手順でインストールを行えば自動的にインストールされるようです。
かなり有効に効くようで PC上の数字では10%ぐらい伸びていましたので それなりの効果はあるのでしょう。
で、有効にしておいたのですが・・・
 
PCを起動するとまず出るのはBIOSの画面で、そのあとセキュリティ認証の画面に入ります。
指紋センサーがあり、指紋認証で次のステップに進むようになります。
つまり、このPCを手に入れても私の指紋を持っていない限り使えないわけです。
ところが、昨日出先でこのPCを使おうとしても指紋認証がまったくできません。
結構、あれこれ設定をいじってみてもダメで、結局別に用意していたパスワード認証で切り抜けました。
Windowsが起動した後も、逐一パスワードを手入力!!
何か壊れた と思うのは自明の理で 最初にDVDコンボドライブの故障で数時間をインストールで無駄に(リードエラーが山ほど)過ごして以来ちょっと調子が悪い時もあったので その影響かもしくはもともと本体がおかしいのではと 懐疑的な気持ちを持っているからです。
 
家に帰っていろいろやってみると、初回は外出先と同様だったものの 二度目以降は指紋認証も可能になり何事もなかったように・・・
キツネにつままれたような状態です。
原因を追及しようにも現象が出ないと・・・・・
ちょっと工人舎を使うことがあったのですでに少なくなっているコンセントを工人舎に差し替えて作業をしていて、USBカメラをLatitudeにつけていると再起動を要求されることに。
で、また 指紋認証が効かなくなった。
いくら阿多物悪い私でもそろそろ気がつく。
バッテリーで使うと指紋認証できずに、電源コードをつなぐとできるというパターンの変化に。
当然、標準でそういったことをコントロールする機能もなく 怪しいと思うのはDELL独自のコントロールソフト。
で、設定を見てみると

となっていて、この画像でははずしてありますがセキュリティデバイスも省電力のために起動しなくなっているわけです。
故に、指紋認証が効かないと・・・・それもBIOSの段階で
 
非常に多くのデバイスを切ることができるようになっているようで
たとえば、メモリーが少ないのでSDカードを利用してReady Boostをかけている人でも 実はバッテリーで使うとスロットそのものが無効になっていて効かなかったりというようなこともあります。
面白い機能ですが、まったくわからずに有効にすると悩みそうな機能でした。