カートリッジ式HDD

カートリッジ式HDDもたくさんの種類が登場したのですが、今のところ完全に普及するにいたったものは無いようです。
やはり対応機器の少なさが大きなポイントなるのでしょう。
企業などでPCの管理をしていると、ハードが同様で差し替えるだけで使い変えることができればメンテナンスにかかる時間をぐっと減らすことができると期待する技術の一つなのですが・・・
ノートPCで色々な環境を作ることが多いのですが できればノートPCでこそ欲しい機能の一つです。
もちろん、希望というところなのですが。
 
少し前にTinClientの起動に使われていたシリコンディスクと呼ばれていたのはCF型のフラッシュメモリーなのですが 容量的にも速度的にも大したものではありませんでした。
現在もEverunでCF→HDDのアダプターを使い使っていますが あくまでもEverunだからできる事。
これは機種をほめるわけではなく 本体が遅いので必ずしもHDDの遅さがボトルネックにならないからの使い方。
実のところ、現在のたとえばLatitudeに入れると遅すぎて使えないわけです。
Latitudeには起動可能なExpress34のSSDが出れば入れてみたいのですが・・・
この原因の一つはコストで、高速なSSD型のCFを作ってもユーザーが少ないことと P-IDEのインターフェースの限界で高速の読み書きの時点でインターフェースがボトルネックとなりSSDの高速読み出しを生かせないという理由もあるからです。
 
ところが、とうとう出ました
S-ATA規格が縫合されたCFメモリーカードが。
CFの端子に、S-ATAの信号が出力されており それをインターフェース側に接続するだけでそのまま高速のHDDとして認識される事ができるCFです。
旧来の機種に使う事はできません。もちろん S-ATA HDD型のCFアダプターなどが登場すれば間接的に使う事は出来ますがそれでは面白くない。
UMPCなどの小型のPCに裏ぶたを開けたところにCFスロットがあり刺すとHDDとして認識されるという事になったらどうでしょう?
現在、容量は32Gが最大ですがCFとしては64Gもありますのでそれぐらいの容量は問題ありません。
ATOMが次のリビジョンになり、PC用として特化されたZシリーズのチップセットがS-ATAをサポートすれば記憶媒体CFカードSSDというPCが出てきても不思議はありません。
CFスロットがつくだけで・・・・だとすれば記憶装置交換可能なUMPCが登場してくれると嬉しいかなと・・・