PCのセットアップをしています。

思った以上に苦戦・・・・
 
最近のPCの倣いでHDDリカバリーのPCです。
一台目を三日がかりでセットアップして(アプリケーションの稼働そのものが試行錯誤)ようやく一台目が完成。
それを、バックアップデータをもとに複写してゆきます。
もちろん、ライセンス買いしてなければできない荒業・・・
ライセンスキーは一つで複数登録可能なのでできるわけです。
以前にもこういった手法を使った事があるので・・・
 
HDDのリカバリーを当初CDで行おうと思っていたのですが、17枚と言う枚数に挫折しました。
39台分17枚のCDを入れ替えていると 何もできなくなってしまいますので・・・・
取りあえず、HDDをお借りしてそれにバックアップファイルを書き出し CD起動のリカバリーディスクを使って描き戻してでき上がりとするわけです。
ライセンス上の問題さえなければ設定済のPCなのでその後の手間がかからないというわけです。
じゃあ、と空き容量の十分なHDDを探すことから始めてお昼ごろから最初のリカバリ
ところがそれができません。
HDDのパーテーションは32GのNTFSのカレントパーテーションとリカバリー用のパーテーション、ツール用のパーテーションの三つに区分けされた構造になっています。
160GのHDDの多くが未割当のパーテーションとなっていてバックアップを書き出すエリアが無いのです。
 
VistaではHDDのストライピングツールが用意されていて、デスクの二つの空間を一つのドライブとして認識させる機能があることは以前より知っていましたがそういう事なのでしょうか?
実際にやった事もないからどこに設定があるのかわからない。
実際にVISTAのマネージャーから見ても一つのパーテーションに見えています。
いや、設定が分かったところでそこに書き出す方法が無いのではその先に進まない・・・
かなり絶望的な状況に。
大きめのHDDをもってきてHDDそのものをセクター単位でフルコピーするか・・・・等と考えたわけです。
かなり気が遠くなったところです。
それでも、バックアップ形式の変更やメディアの変更などとやっても非常に時間のかかる作業でじかんばかりが過ぎてゆく・・
 
トラブルシューティングの基本は、疑うべきもない基本から見直すという事。
なにか基本的に見落としている事が無いかをチェックする。
まず、HDDのサイズはこれが正しいのか?
新しい機械だけでなく、現在インストールの終えているPCにリカバリーするという(実際にはしませんが)形でリカバリーツールを起動してみる。
ファイルを指定してリカバリーエリアとして確認してみると なんとちゃんと139Gのパーテーションがある!?
やはり基本は大切である。難しい事を考える前に試してみるべきである。
ここまで気が付いたところ、起動時の処理を確認してみました。
まず購入した状態で電源を入れると、HPのリカバリープログラムが起動してリカバリーが始まる。
おそらくHDDのコピーと思われる処理が終了したところでインストールらしき作業が始まる。
と言っても、VISTAの最終段階のインストールと思われるタスクです。
使用条件に了解を行い、Windows Updateの設定を行い、日付設定を確認するまでのところ。
この状態でインストールが終了し、再起動がなされて終わり・・・・だと思っていたわけです。
ここまでしたPCも用意しては確認したのですが、それでもプライマリーパーテーションが32Gほどなので前述の思い込みが発生したわけです。
 
インストールはここで終わらず「アプリケーションの登録」という名称のインストールなのです。
このタスクはHPのオリジナルアプリケーションを登録する作業だと思い込んでいたのですが、ここで空きパーテーションのすべてを連結して一つのパーテーションとして使うという設定がなされていたのです。
そういえば昔の話ですが、ここでも書いていたと思うのですが 機種毎にリカバリーを作るのは大変なんでどのPCもブートパーテーションは10Gだとかいう設定がメーカーのPCに多く、XP等ではパーテーションを切り直す作業は専用のアプリケーションが必要で 500GもHDDがあるのにシステムドライブとして使えるエリアが小さく HDD不足で固まってしまうPCをよく見ました。
同じ事で、VISTAからはパーテーションの切り直しも可能なので
「空きエリアに新しいパーテーションを作る」
(デフォルトでは空きエリアの最大値が登録される)
         ↓
NTFSでフォーマットしてエラーテックを行う」
         ↓
「二つのパーテーションを連結して一つのパーテーションとする」
見えないけどおそらくこういう作業がされていたようです。
その作業が終わったPCに対してみれば カレントパーテーションが連結後の139Gとなっていたのです。
まぬけにもそのからくりに気が付かなかったわけです。
コピーする方法としては、カレントパーテーションを消して作り直す、もしくはアプリケーションインストールまで終了させてかられストアするという方法を取らなければならないわけです。
初回ブートを抜けなければMBRに何が書かれているかわからないので後者を選択することとなったのです。
 
ようやく一つ目のコピーがーできたのが 夜の9時。
なんとなく、ばからしい無駄な時間を費やしました。