SkyFire Update

日本語の表示ができなくてあまり話題にならなかったモバイル端末用ブラウザSkyFireなのですが、アップデートを機に入れてみました。
正直、どっちでも良かったのですが WILLCOM03には殆ど難のプログラムも入っていない状態だったのでアップデートと聞けば入れてみようというわけです。
もちろん、どっちでも良いとは言え何の根拠もない訳ではなく、WILLCOM03の接続をPHSにしているということは速度が遅いということで SkyFireはSkyFire側のサーバーで圧縮されたデータを送ってくる方式でやるので回線速度以上の速度が確保されることが分かっているからです。
どちらかと言うと再現性をレイアウト側に振り、詳細さを重視しないSkyFireに対して、モバイル端末での視認性を重視するOperaというイメージを持っています。
最近では必ずしもメリットになるとは言い難い物の、SkyFireにはYouTube等のFlash動画が見れるという利点もあります。
インストールはSkyFireのHPから(現在は登録も何も要りません)ダウンロードしてインストールするだけ。
ブラウザの多くの機能をWEB側に動かしているので、端末のメモリー消費量が少ないのもメリットです。
YouTube等でもサーバー側で圧縮後送られているようで それが端末の速度にどう影響を与えるかも興味があったということです。
 
インストールはすぐに済み実行します。
プログラムの実行にあたり 二度ほど使用許諾の了解を得るだけで実行がなされます。
これもOperaと同様テンキーでの操作も考慮されていますので、テンキーにショートカットが振り分けられています。
例えば1,3が拡大・縮小ボタンだったりとするわけです。
で、WILLCOM 03なのですが、横スタイルでキーボードを出すとテンキーが画面の左側にありまます。
そう、ショートカットキーがファンクションキーのように上に存在するようになります。
思った以上に良いキー構成となります。
 
実際のブラウジングですが、驚くほどに圧縮されています。
もちろん遅い回線なので軽快にとはいきませんが、全画面のビュー表示等も比較的すぐに表示されます。
PHSの回線だという事を忘れそうになるのは モバイル端末として決して高速な部類に入るわけではない(今となってはですが)WILLCOM 03だからそう思ったのかもしれません。
拡大表示でも、全画面表示のそのまま拡大から詳細なデータを読みなおすような表示はGoogleMap等と同様
それでどうかと言われても困りますが、場所決めなど拡大詳細表示するまでの間に操作が効くのも感覚的にイライラ感を無くすのに効果があるでしょう。
でも、文字まであらく表示されるのには笑ってしまいますが
そして、日本語もきちんと表示されます。
ああ、すごいと今回は思ってしまいました。
 
Youtubeの画面ですが、表示されるまでの時間は決して短いとはいえないまでも、WILLCOM 03でも紙芝居のように見る事ができます。
PHSでですから、無いよりはずっと良い機能です。
時折、固まっているというより処理に負けて操作が(なまじスクロールだけ生きているからどうなっているかわからない・・・)受け付けなくなるとかわかりにくい点もありますが、動画ファイルが表示されると 右下にミュートアイコンが表示されたりと ほかのブラウザに無い便利機能もいっぱい。
この手のブラウザでは、日本の一部のサイトに関して(海外からのアクセス扱いで)見る事の出来ないものもありますが それは少数。
WM用のブラウザとして入れておくのに不自由するほどではありません。
もちろん、Symbian用も日本語表示可能でした。
 
新しくなった SkyFireは特にWILLCOMの回線の方に試していただきたいと・・・