iPAQ612のカメラ

言葉で書くより見てもらった方が・・・な訳ですが
こういう手の機種で気をつけていただきたいのは この端末でもそうでしたがカメラのレンズ。
考えてもらえば分かると思うのですが、一般的なカメラにプロテクションフィルターを付けるなら兎も角
レンズの上に保護シートを貼って保護しようとは考えないと思います。
特に口径が極端に小さいレンズに(本当は保護用の樹脂板の場合が殆ど) 1枚350円ぐらいの保護シートを貼りつけるのは愚の骨頂
人間の目のサイズで見ても、向こうが曇っている程の物を 小さな1mm有るか無いかのレンズサイズで見たらどうなるか・・・
全体に靄の掛かった様な画質に成るに決まっています。
携帯電話のカメラをそう評価されることが多いのはそのせいもあるのではと思ったりするわけです。
 
で、その二として機種によって(これはどうかは判りませんが)購入時に液晶面に貼って有るようにレンズ部にも保護用のビニールが張られている場合があります。
液晶画面であれば見えて良いのでしょうがこの際はそうは行かない。
良く有るのは取りやすいように小さな剥がしシロがついているのですが 会社の人を見てびっくりしたのですが器用にその細い1cmぐらいの剥がしシロをはさみで切っているわけです。
「これを残しておくと保護に成る」(見てないよね・・・)彼は言うが、だから携帯電話のカメラが使えないんだと言うことが分かってない(そういってデジカメを別に買った)。
今回のiPAQ612では、前のオーナーの趣味かもしれませんし使わないから良かったのかもしれませんがなんと保護シートが三層も貼られていました。
最初はビニールのように薄い層なので再曽から貼られているものではないかと想像。
その上に硬質の保護シートが。
このシートに関してはかなりシツの良いものに見えます粘着力もつよかったですし、透過度もたかかったようです。
そして最後にまたビニール。
このビニールが全体を曇らせていた最も大きな原因でした。
最後のビニールなのですが、薄いおそらく0.1mmぐらいのビニール。
思うに、高級そうな液晶保護シートだから両面にシート用の保護ビニールが貼ってあって 貼り付けるために裏面を剥がしたのですが 貼った後にそれを剥がし忘れたのではないかと。
薄いただのビニールですから 表面は波打って荒れていました。
はがしてもおかしかったので全部はいでしまったらそんなことがわかりました。
で、そこまでしたとった写真がこれ 分かりやすいようにアップの写真を撮っています。

顔認識等特別な機能は持っていませんし マクロモードも無いのですが結構寄ってとれています。
特に中古端末の場合、こんなものだからと諦める前にレンズのところ良く見て確かめてください。
デジカメでは決してレンズの前にシールを貼ったりは絶対しないはずですから。