ATOM Zってやっぱりすごい その2

実は昨日は途中で時間が尽きていました。
消費電力のところまで書いた時点で ちょうど切りも良かったので力尽きていたわけなのですが。
 
1.33GhzのCPUのパワーでどれだけ出来るかなのですが 昨日も書いた通り通常のWEBの閲覧やOfficeアプリを使っての作業にも向いていない程は遅くないわけです。
勿論、速いかといえばそれほどでもないのですが それ以上に画面の狭さや入力デバイスのサイズなどが気になる訳です。
ここまで書いてメールと書かないのは メールは向いてないのではと思ったりするわけです。
実はATOM Zシリーズのチップセットに付いているHDDコントローラーは パラレルHDDのもので多くは1.8インチもしくは 比較的低速なSSDが組み合わされており 私のように無駄にメールのやり取りが多いと結構負担になるわけです。故に、アカウントを限定するなどちょっと他の端末と違う使い方をしています。
WEBメーラーがあるので実質的には困らないわけです。
で、あとはWEBの再現性に大きなメリットが出るわけですが。
 
WEBの再現性は I-Padでも話題になるFlashの再生ができるか、IEにしか無いプラグインSilverlight等がどうかもありますが 基本的にPCですので再生はできます。
ところが、ネットブックと呼ばれるPC達には 少し辛い内容もあり 動画再生の為の能力が不足しています。
最も多いコンテンツのFlashでの動画再生 Youtubeなどでも通常再生ならともかく HD画質となるとかなりと言っていいほど辛い。
紙芝居クオリティです。
通常サイズであれば SmartPhoneでも見れるじゃないかという話になってしまいます。
PCの大きな画面で見てあらが目立つだけでは寂しいものです。
実はATOMの中でもZ型番のCPUのチップセットには動画再生支援機能は付いているので 動画のダウンロード後みるということなら動画再生支援機能を働かすことができるのですがリアルタイムの再生では効果がない・・・
効果があるのも 幾種類かの動画再生ソフトだけ・・・という状態では せっかくPCを持っていてもという利点をアピールしにくいわけです。
それでも頑張って再生すれば CPうはフルパワーでバッテリーはみるみる減ってゆくわけです。
そんなわけで バッテリーは持たないよねと また評判が広がってゆくわけです。
もっとも、DVD画質の映像すら 綺麗でないと思わせられる 画質の向上が Bluerayの登場や地デジの影響で出てきたからなわけですが。
 
実は昨日 WILLCOM D4に久しぶりに電源を入れました。
もし、まだお持ちの方がいらしたら電源を入れなおしてみてください。
驚かれると思いますので。
そう言われて 電源を入れても 前と変わらないといわれるかもしれないのですが・・・・
ちょっとだけ今使っていないのでしたら 環境が壊れることを恐れないと思いますので 試してみてください。
何をかというと、Intelのサイトに行って 最新のビデオドライバーをダウンロードして下さい。
そして、Adobe Labsにいって Flash Playerの最新のテストバージョンをダウンロードしてインストールしてみてください。
現在、最新のテストバージョンは Adobe Flash Player 10.1 RC
そう、とうとうβの印が取れて Release Candidate versionとなったわけです。
 
私のPCはWindows7を入れてみたままなので その状態で試します。
まず、上記Intelのドライバーをインストールします。
適用されるには再起動が必要となりますので 再起動を行います。
そして Adobe Flash Player(IE用)を入れます。
インストール中にIEの終了を要求されますので 一旦終了すれば難しいことなくインストールが終了します。
Vistaではどうか分からないのですが、その状態でYoutubeのサイトに行って HD動画を適当に開けます。
アニメーションなどは画面の切替が激しく 負担が大きいのでムービークリップぐらいを遠慮して開きましょう。
私は「西野カナ Best Friend」を開いたわけですが・・・・ やってみてください。
Windows7 Willcom D4では通信環境さえ良ければ(良すぎなければというのもありますが)HD 720が辛うじて再生出来るように成っているのです。
辛うじてなので 再生し始めはかくかくですし 画面が大きく変化するとどうしてもコマ落ちは避けられませんがきっちり再生出来ます。
いままでは HD480でもカクカクが目立ったのにです。
HD 480なら間違いなく 普通に再生できてます。
字幕や持っている紙に書いてある文字も鮮明に読めています。
横ワイドの高精細液晶で見れば綺麗だと思うこと請け合いです。
本体は全く変わっていないにも関わらず ソフトの更新だけで性能が上がったがごとくになるわけです。
 
他にも、SlingPlayerそれも Pro以降のモデルを持っている方ならわかるとおもうのですが WEBベースのPC再生ソフトがあります。
通常のSlingPlayer アプリケーション版でだいたいQVGAぐらいが最高画質のSlingPlayerですが WEBベースのもので上記アップデートを行っているPCなら VGA+の画質までアップします。
WEBプレーヤーの方が画面が綺麗なのです。
WEBプレーヤーではWLAN環境で使うと 2M近いデータが流れ込んでも 画質をHDに買えない限りAutoで最大画質まで上げて表示してくれるわけです。
枕元のWEBをちょっと見たりに置いてあったWILLCOM D4は枕元テレビにまでなったわけです。
Viliv S5は車で既にβバージョンのFlash Player 10.1と最新ドライバー環境で(WIN7E-Mobileの回線で1M近いビットレートでの動画再生が可能ですし
Youtubeも普通に見るには困らない画質での再背が出来ます。
MBookは残念ながら 省電力のためかOSがXPだからか一ランク落ちますが それでも多くの動画を快適に見ることが出来ているわけです。
残念ながらATOM Nシリーズをお持ちの方にはこの特典はないわけです。
土曜日ですので WILLCOM D4に適用して最も効果の上がったPCだったわけです。
HD480ならCPUの負荷は大体40〜60%と 無茶な負担がかかったいるようなレベルではないので バッテリーがみるみる減ってゆくほどのレベルではありません。
 
私も言ってますが ネットブックの時代は終わった・・・という意見は大きくは変わりませんが
もし、ATOM Zシリーズのネットブックをお持ちなら
もう一度 試してみてはどうでしょうか??
 
注意
メーカー提供(WILLCOM D4の場合SharpWILLCOM)のドライバー以外をインストールをすることによる 障害の発生。
Flash PlayerはRC版で 未だ正規版となっていないことから インストールすることによりIEの障害が発生する
等の問題を起こす可能性のある作業です。仕事用PC等なにか問題が起こった場合に取り戻しがつかないようなPCでは行わないでください。


written by HatenaSync