新型Digizonリリース

台湾KCS Digital社よりかねて発表のあった Digizonネットワークマルチメディアプレーヤーが出荷されたようです。
 
Digizonはネットワークに接続する機器で、テレビからの信号をエンコードしながらネットワーク機器に配信することのできるマルチメディアエンコーダーです。
H264圧縮用のカスタムチップで定評のある KCS Digital社の技術で 細い回線でも安定してきれいな画質のビデオを配信できることが特徴です。
既に、日本では販売されていませんが米Sling Media社のSlingBoxと同種の機器です。
販売価格は日本円で2.5万円程度になる予定であると聞いております。
 
今回発売の新型で、従来機器ではできなかった 米APPLE社製SmartPhone i-Phone(i-Pod Touch)およびi-Pad、米Google社製OS Andoroid搭載SmartPhoneでの視聴が可能になりました。
双方とも、i-Tune、Android Marketにて視聴用アプリケーションは無償で提供されます。
IRリモコンのデータを記録して、Digizon機器よりテレビ、DVR等をコントロールしたりすることも可能ですので(アプリケーションより操作可能)地デジ機器や衛星放送機器を利用することも可能です。
もちろん、PC用の視聴ソフトも用意されています。
以前、実験してYoutubeにも動画を上げている通り、かろうじてですがPHSのデータ通信(W-SIMを利用、WILLCOM03を利用)でも動画を見ることができ
700K程度の帯域があれば PCでD1相当の画質(DVD ビデオ程度)画質でインターネット上からの視聴が可能となります。

 
尚、新型Digizonでは1モデルのみの発売が発表されており 以前よりあった Digizon DVR、Digizon Pro等の外付けHDDに録画する機能を有したモデルの発売は現在のところ発表されていません。
現在発表されているモデルは 二機種ありますが 1機種は他者OEM提供モデル(現在でも旧型ではGigabyte等にOEMモデルを提供)となるため 現行、出荷の始まったモデルは211Bタイプのみとなります。
尚、KCS Digitalサイトでは中文版のサイトにおいてのみ情報が提供されており、海外への出荷等に関しては 現在のところ発表されておりません。
ネット上の販売は現在のところ(2010年6月29日現在)確認されておらず、光華商場等の電気街での販売が予定されています。
尚、今回の出荷の情報に関しては KCS Digital社から代理店への出荷が確認されたということで 販売店に入荷しているかどうかに関しては現在未確認です。
KCS Digital(http://www.kcsdigital.com/
 
尚、日本に入荷次第テストを行う予定ですが
現在、お借りしているAndorid機器しかテスト機器がなく、i-Phone、i-Pad、Andorid OS 1.6等をお持ちの方は是非テストにご協力ください。

KCS Digitalとは何ら関係を持っておりませんので購入等のご相談に関しては ご期待に添えないこともあろうかと思います。

written by HatenaSync