MBook SEの価格

現在 Gmarketではほぼ5.4万円という価格で販売されています。
http://goods.gmarket.co.jp/gmkt.inc/Goods/Goods.aspx?goodscode=400984566
(韓国語版 WindowsXPインストール版 現在ドライバー類が公開されていないので こちらからドライバーを抜く必要があるのでお勧め!! できれば私にも・・・・)
前の型の BZと呼ばれる型式のものより安くなっています。
CPUが アップグレードされ、メモリーも512M→1Gになって尚です。
その他に関しては 使用によって違うわけなのですが、これはリコールを受けての事なのでしょうか??
 
実は今回のSEに関してはUMIDはコストダウンを図ったと発言しているように幾分の低価格化を図っています。
最も大きな点はTVチューナーを外したこと。
これは日本に住んでいる限りまったく恩恵を受けないものにお金を払っているという事で歓迎されるべき点です。
この比率は大きく、部品点数も減っています。
ただ、これはM1等でもないモデルは海外用でありました。
工人舎モデルなどもそうです。
で、もう一つのコストダウンは標準添付ソフトの削減です。
 
MBookのグラフィックチップは私の日記ではおなじみのGMA500という型番のもので 動画再生支援も搭載したIntelのチップなわけですが 標準のWindows Media Player等ではその動画再生支援機能が働きません。
動画再生支援が働かないと、基本的にすべての描画をCPUが行う事となりCPUの負荷が増えます。
そうすると思った以上にバッテリーの消費が激しくなります。
小型化をするにあたりバランスを取った構成を追求した結果 それほど豊富にバッテリーを持たず
動画再生支援の効かない状態で動画を再生すると HDDの常時アクセス、画面の常時高輝度点灯、CPUの負荷を持って 6時間持つバッテリーも2時間足らずで力尽きてしまいます。
いくら性能を歌ったところで ユーザーからいらぬ指摘を受けるわけです。
じゃあ、支援が働くとどうかというと +1時間足らずですが何とかなるわけです。
ところが対応状況が悪く 動画再生支援が働くのはほんの一握りのわずかなプレーヤーだけという状況が続きました。
と、いうわけで Vilivはこっそりデコーダーを手に入れて動画プレーヤーで使っていますし、MBookではThepotPlayerを実装しています。
MBookではほかにも CPUのパフォーマンスの低いPCでも軽いEI OfficeやSydicの辞書ソフトも用意しています。
しかし、Specのところを見てもらうと解るとおり SEモデルではそのあたりがきれいさっぱりなくなっています。(Sydicは記載はないですが入っているかも?)
チップそのものが変わったので BlueSoleilもなくなっています。
 
これらのソフトに関してどうでしょう?
私は日本で使うにあたっては多くの場合使えないので 当然いらないというわけですが現地の人はどうなんでしょう?
動画再生に関してはドライバーのアップデートにより標準の動画再生支援のファンクションが使えるようになり その適用となるソフトは一気に増えました。
動画プレーヤーとなるソフトが本当に必要かという問いには 欺瞞が出てきたのでしょう。
1Gのメモリーがあれば、軽量でないOffice Suiteもそれなりに動作させることができるでしょう。
その他おまけが・・・・という状況ではないのかもしれません。
 
「韓国はおまけの文化だ」なんて 現地のスーパーマーケットなどに行くと思います。
少しDeepな店になればなるほどたくさんのおまけがついてくる。
白菜4玉で(って日本ではない買い方だけど)こちジャン2パックサービス とか
クッキーを二箱買うと スナック菓子を4袋サービス(容積はおまけが8倍ぐらい)とかって とにかくおまけがついてきていました。
なのにおまけがない状況で・・・・
もしかしたら国内を見ていないのかもしれません。海外輸出モデルとして・・・・
だとすればお得になったといえるのかもしれません。
代理店を経由していないとはいえかなりお買い得な商品であることは確かで ネットブック+の価格です。
もちろんOSを別途用意という時点でちょっと・・・・となるわけですが UMIDは面白い選択をしたなと個人的には思っているわけですが。
written by HatenaSync