N900はNOKIAでした

実は11月にはN900は大化けする可能性があるとかで、地味に盛り上がっている界隈もあるわけですが、恐らく 多くの方はそんな古い端末と思われていることでしょう。
といっても約一年ですし、Coretex A8は今でも最先端なCPUのひとつなわけです。
クロックアップも可能なようですが(というか購入したときのサクサク感はそのおかげだったのかも??)バッテリーの心配もあるので・・・
ちなみに昨日はTwitterクライアントを上げなかったからか 普通に使っていて夜までは持ちました。
9時-5時は接続しっぱなしという使い方なので、通信によるものではなく バックグラウンドで動くプログラムの負荷のような気がしなくもないので今後改善される可能性もと思ったりするわけですが
 
N900をセットアップしているとなのですが、昨日も書いたのですが
日本語入力は可能です。
ですがいくつかの制限があり、使えないプログラムもあります。
例えば使えないのが 標準で搭載されているWEBです。
検索とかで使う事が出来るのですが、ページ上のテキストボックスに文字を入れることができません。
つまり、こういった日記の更新をしようにも 入力が出来ないというわけです。
もちろん、コメントもできませんし 「みるだけ」となってしまうわけです。
対応策としては、FireFoxでは入力可能なのですが こちらはβ版であるからか遅くてちょっと・・・・というところがあります。
N900のチューニング等が大事なのでしょうが現状そこまでのレベルには来ていません。
恐らく少ないメモリーと、SWAPの関係ではないかと思うのですがこのあたりは想像で・・・・SWAPを圧縮するとか手法があるような気がします。
あとは、Twitterのクライアントでも今のところ Writer以外で私は入力に成功していません。
 
この状況を楽しんでいるというのか、苦しんでいるのかというところなのですが いびつな形での日本語対応にはひとつ思い当たる節が。
以前、はるか以前に私は長い期間NOKIA E61を使っていました。
後にも先にも結果的に3台同じ端末を購入したのはこれが初めてです。
その当初、日本語版のROMが無いころの話なのですが、いくつかの手法で日本語化を行いました。
一つは フォントの入れ替え。
これは日本語を表示するにおいてどうしても必要なことでした。
そして次はやはり日本語の入力です。
こちれに関しては JAVAで作られたものもあったのですが、ネイティブIMEのテストをさせていただいておりました。
OSはSymbian S60 3rdだったのですが かなりセキュリティを意識されたもので 各自が作ったアプリケーションのインストールが出来ないような状況でした。
動作するアプリケーションのファンクションの種類によって証明書を取る必要があったわけです。
日本語入力となると、他のアプリケーションの入力に割り込むわけですから 当然、かなり深い部分の証明書の発行が必要となるために IMEIを連絡して登録していただいて 開発用の機器としてインストールさせてもらったわけです。
ただ、それでも標準でついているアプリケーションに割り込むことが出来ないので 標準で使えるアプリケーション 例えば「WEB(ってこのパターン好きだな)」とかでは入力が出来ないわけです。
標準のアプリケーションの範囲は実は広く 電話帳だったり予定表においても入力は不可だったわけです。
当時は、WEBに関しては Opera Miniでできたし、Road SyncというPIM統合ソフトを使えば標準にアプリケーションではないので 電話帳、予定表においても入力が可能となるったわけです(DBはRoadSync側が 標準のものにアクセスしていたので)
 
今回のN900はそこまでひどくはないのですが、恐らくですがWEBページなどではキーボードのショートカットなどもあるのでそういった特殊キーとの組み合わせを禁止するような入力ルーチンがあり それを利用しているアプリケーションで使えないというものでしょうが 同じような状況となっています。
久しぶりながら やっぱりNOKIAだったと・・・
ちなみに、NOKIA E71を使った時には +J For S60というアプリケーションが登場していたので 標準のアプリケーションだけでなくエンコードまでサポートされて良かったわけなのですが。
新・旧 面白い関係にあるわけです