すごくせこい話をさせてください。

「エコポイント」という理由の解りにくい制度が昨年を賑わせました。
まあ、エアコンに関しては解らなくもないわけですが、なぜかテレビにもエコポイントとなるわけです。
ブラウン管から液晶になって驚くほど省電力にはなるものの、一日の中でつけている時間を考えると 大した電気の量ではないわけです。
テレビを見ない層までいる中で、なにが「エコ」だとなるわけですが・・・
じやあ意義が無いのかというと そうでも無くて
テレビCMで 地上波デジタル化に単価の高そうなタレントを使って、それもゴールデンタイムに何度もCMを打つぐらいなら 現金にしてデジタル化に協力してくれた方にお支払いしてゆくという事は ある意味促進策としては正しいと思うわけです。
なにも「エコ」と名前を打つ必要もないわけです。
使えるのに放送の切り替えで処分されてゆくブラウン管のテレビの事を考えると、とてもエコとは言えないのですから・・・・
 
最近ではモニター一体型PCの人気がまた高まっていました。
20インチを少し超えるぐらいのワイド液晶を搭載したPCの事なのですが これらには大よそ地上波デジタルのチューナーが搭載されています。
なぜこういう使い方をするかというと 一人暮らしのワンルームに巨大なテレビは邪魔になるからです。
以前は、ノートPCと薄型テレビというスタイルだったようですが、一体型の据え置きパソコンという使い方が回帰してきたようです。
なぜなら本体内に録画機能も備えて、10万円でおつりがくる価格なのですから。
あとはネットブックででも・・・という事のようです。
 
で、この一体型のPCなのですが いっさい「エコポイント」とは無縁なわけです。
下手をすると通常のテレビより高いのを買って、なおかつ消費電力も少し前の物から比べると驚くほど下がってエコになっているにもかかわらずです。
と、同様に私は年末にPCにつけるキャプチャーカードを購入しています。
と、いうか地デジキャプチャーカードだけで5枚ほど持っているので貢献度は低くないはずです。
年末に購入したものはいろいろな制約の中で、かなり高いものを購入しました。
2万円ほどのものです。
うまく買えば20インチのテレビの買える価格です。
にもかかわらず、1円のエコポイントを手にしていないわけです。
 
対象外の商品を手にしているわけですがしょうがないわけですが、税金から出ていると思うと なんかしっくりこないわけです。
地に足付けて まっすぐ前を見た政策でないと なんとなく煮え切らないと思っている業種の人も少なくないんでしょうね・・・・・