人というのは 気持ちが緩むとこうも不謹慎になれるものだろうか・・・

恐らく明日反省するだろうからここに書き残しておくことにしようとしているわけです。
 
34時間前に荷物を預かってくれて 身軽になると昨日からカップラーメンとジャンクフードだけだったので ご飯が食べたいとなるわけです。
ちなみにお昼はケチャップパスタで どこかのイタリアの地名を付けるのはお門違いだと正直思った。
まあ、それはさておくと 羽田空港の World Wine Barに行った。
うわさには聞いていたが 正直天命を知って入ったわけではなく これもTwitterを見ていただけると解るが 私が入った時には女性客が一人しかいなかった。
ふあんでたまらないホテルの部屋の静寂は嫌だが正直音楽もなしに 雑踏のがやがやには耐えられないタイプなので ヘッドフォンをして歩いているわけです。
一種の病気なので許していただきたい。
で、ほとんどのお店が数人から十数人の町がある中で このお店は一人っきりなのです。
入り口のワインの試飲などどこ吹く風で、メニューを見ていると横からソムリエさんが
 
「赤をお飲みになりますか?それとも白?」
なんて聞いてこられて、ワインがわかるわけでもないのだが ああでもないこうでもないと聞かれるままに白ワインを注文。
そして食べ物はワインに合うやつを・・・で選ばれたのが生ハムフルーツ。
これを高いと思うか安いと思うか。
コーヒーも出る店だが こうでなければという雰囲気があるわけです。
食べ物もワインも選んでもらって 食べ始めました
白ワインはすっきっりした ちょっと辛めのシャルドネで 生ハムだけを食べると ちょっと弱いのですが フルーツを一緒に食べると実によいわけです。
思わずおかわりとわけのわからないことを言ってしまうわけです。
 
「ワインお好きですか?」
いたずらっぽいソムリエさんが近づいてきた?
「赤はお嫌いかと・・・」
そんなことはないわけです。あと4時間もあると 1本ボトルをあけてしまうから手を出さないだけのわかりやすい理由だ。
正直に、
「赤を飲むと終わらなくなるから・・」というと 試飲サービスがあってと説明されて
もう笑うしかないわけです。嫌いじゃないから・・・そういえば一昨日も。
 
試飲の中でおいしかったのはオーストラリアワイン
これはびっくりするほどの熟成ワインのようだが1997年なのです。
で、その次が私にも手の出そうなリーズナブルなチリワイン。
カリフォルニアワインなんかも出されて、どうしてもそのチリワインがほしくなるわけです。
でも、ケース単位と言われると・・・・ 4000円弱の味ではなく ホテルでは1万円ぐらいでこれが出てくれば感激な味のワインなのです。
人にお使い物にするにはともかく 一人で6本を一週間で飲んでしまうと雷が落ちてしまうわけで 手を出すわけにはいかないわけです。
後ろ髪をひかれる思いであきらめてきました。
 
でもその試飲をした後の白ワインたら まるでぶどうジュースのよう。
そして、なんともなくお腹が物足りなくなってくるわけです。
Katsuさんのピアノを聞きながら飲んでいると・・・・
 
今はカルボナーラを食べています。


とっても全部食べきれそうな気はしないのですが、順番逆でイタリアビールと。
泡が立つのが偉いわけではないと 泡の立たないビールを飲みながら 濃厚なチーズを味わっていると・・・・
自分が難民その一なのを忘れてしまうわけです。
 
私はこのまま逃げ帰れば終わりだけど 逃げられない人がたくさんいるわけで・・・・
もう何と言ったらわからないわけです。
心配してくださった方々の中には 実際に被害にあわれて自分が家に帰れなかった方も・・・・
それなのに帰れると解った途端 こうなって・・・・なんて不謹慎な。
気持ち的には昨日頑張ったご褒美なのですが。
きっと明日は落ち込むと思うので、今日の所はささやかな幸せを満喫させていただいているわけです。
written by HatenaSync