携帯電話の販売は花形の・・・・ん??

携帯電話の販売現場はいつも見ていると週末になると キャンペーンギャルのような人たちがキャリアの制服と言って良いのか こんな制服で社内を歩かれたらたまらないというような服装ではあるわけです。
まあ、それらの粒がそろっているかどうかに関しては別の話として、やはり他の販売業者に比べて派手で売れているという感じのある業種です。
キャリアの直売だけではなくチェーン展開して販売している店が多く ショッピングモールにも商店街にも幹線道路沿いにもあちこちにみられるわけです。
それだけの店舗が維持できるという事はそれだけの販売と利益があるのでしょう。
 
ところが商売としてみた場合微妙な部分もあります。
服飾と同じで、夏モデル、冬モデルと年に大きくは2度のモデルチェンジがあります。
服飾なら次のシーズンに販売できるというチャンスもあるわけですが 携帯電話の場合1年古いモデルは販売が相当苦しくなるわけです。
一般の端末であれば キャリアも交換に応じたりするようですが 人気機種の予約確保などになると早々返品も出来ないわけです。
お願いして何とか・・・とかいう調子のようです内情は。
そして、携帯電話を購入したときに一緒に購入するアクセサリー類などに関しては 店舗買取で機種が変わって使えなくなると そのまま処分という憂き目にあうわけです。
それでも保護シートの一つもないと購入直後に貼らないと気に入らないお客さんが怒ってしまうわけです。
それでも売れている間は 力押しで何とかなるものの 下手をすると20代から30代ぐらいの携帯電話の所持率が100%を超えている今からそう多くの販売が見込めるかというとそうでも無くて
それでも解約されても新しいのを売る力技が持っている間はいいですが それも続けるとキャリアが疲弊してしまいます。
いつまでも助けてはくれないわけです。
 
そして、書店に行くとびっくりすると思うのですが 驚くほどの冊数積んであるのがAndroidやi-Phoneに関する書籍。
あれほどの書籍が無いと理解できない端末を、販売する側はある程度知っていなければならないわけです。
そして、知っているのが当たり前とお客さんが聞いてくるわけです。
「このあいだ、〜ってソフトで こんなことやってたんだけどこれでもできる?」なんて
販売員もプロですが 端末のプロで一般問題ならともかくアプリケーションだけで数万種類もあるのに そのすべての使い方や機能を知っているわけではないのです。
特に、OSの変化で使えなくなったアプリケーション
私が使っている中ではORB Liveなどは2.2までは動くのですが 2.3以降では動かなくなっているのです。
コンパスなどは付いてない機械があったり、カメラも画素指数の関係で読み取れないマークが出たりと必ずしも・・・なわけです。
3Dでも方式がいくつかあるので 例えばYoutube 3Dの見れる機種見れない機種と同じ3D端末でも分かれてしまいます。(日本のは全部見れたっけ??)
実際のところそこまで詳しいことを聞かれても困るわけです。
 
売店のサービスも大きく変化しています。
昔はメモリーカードも無く、携帯電話の底面についている外部接続端子にケーブルを刺し 専用の機器を介して新しい端末にデータを移す作業も販売店の仕事でした。
現在は店舗によるのでしょうが SmartPhone購入時にはアドレス帳の以降はお客様にやっていただく必要がありますとか言われたりしたわけです。
勿論、私は困らないというか端末のメモリーにないわけではないですが 本体はWEB上のExchangeに持っているので 何一つそこに特別な作業は必要ないわけですが 他の方は困惑してられたようです。
たぶん、はしりの頃だったので店員が操作が解らないというのが大きな理由だったのでしょうが そんなことを言われるというのもありな状況です。
ただ、オプションサービスに加入していると WEB上にアドレス帳などのお預かりサービスがあったり
Android同士の以降であればGoogleのアカウントを再度新しい端末に登録すれば初回に自動的に同期して終わりと非常に簡単な仕組みとなっています。
以前は よく使う機能をボタンに割り振ってもらったりのサービスをしてもらっていましたが 今のように端末によって設定の仕方が違いすぎるとそうもいかないのが実情でしょう。
ケースなどにしても 幾種類かの汎用ケースで使えたものが ストレート端末になってから専用のはめ込むようなケースが一般的となり 他の機種用には使えなかったりとそういったサービスも雑貨屋さんの方が安くて 豊富にある時代になりました。
本当にサービスが減って本体を販売するという事の比率が上がって他のサービスが減っているように思われるわけです。
実際、オプションなどのサービスもWEBから入れたり外したりできるわけですから いちいち店頭に出かける必要もなくなったわけです。
この竿ビスの変更に関しては 逆にキャリアに問いたいが 同じ看板を販売店に上げさせるのはいいのだが上げさせるのであればプランの変更や解約業務もそこで出来るようにしてほしいものだ。
解約などは直営でないとできないと言われるのなら それはどこだと探し回ることになるからだ。
まあ、どちらにせよサービスは減っているわけです。
 
昨日、一昨日ぐらいの記事ですが アンチウイルスを店頭でSmartPhone向けに売るというような話が出ていて TwitterではDOCOMOなら無料なので・・・なんて書いていたわけですが
私は店頭でこんなものを打っても売れないだろうと思うわけです。
SmartPhoneにはマーケットという物があり そこを介してしか基本的にアプリケーションのインストールが出来ません。
SmartPhoneの多くは標準で使うと不便な電話となることが多く 少なからずアプリケーションをインストールする作業が必要となります。
それをしなくても アプリケーションのアップグレードで嫌でもこの仕組みに付き合わなければいけないようになっているわけです。
各種の書籍もこれを使うことを前提に書かれています。
ネタが尽きるので 基本的にアプリケーションの紹介本が殆どだからそれが入れられないと話にならないわけです。
だとすると、こういったものもこちらから入れる方が速いのです。
パッケージ等を擁して店頭の販売リベートを考えると マーケットから入手するより安くなるはずがないわけで 逆に安かったりすると価格そのものを疑いたくなるわけです。
販売する側も 継続的利用が前提で数年に一度は買い替えてほしいアンチウイルス等は お客さんと直接つながっている仕組みが理想的なんです。
初回の実績はあるでしょうが二回目以降そのために音連れるとは思えない携帯電話の販売現場にそうそう大きな販売キャパはないとみていると思います。
今やっているのは 今までSmartPhoneを見っていなかった人が急に持ったから セキュリティの大事さを訴えれば新規の顧客が効率よく囲い込みできそうだという 力が働いているからで 長期的にはどこも撤退するだろうと思います(いまは絶対そんなこと言わないと思いますよ)
 
販売だけに特化したという事なら大手量販店やWEBショップが有利になります。
実物を見たいのなら 展示している台数と実際に動く端末の数が違うのと、得られる特典が他の物に適用できたりと うまみが大きいからです。
実機を見なくて良いのなら、WEBショップの方が安いことが多いわけです。
本当に店頭でのサービスがそれなりなら 結果的にそうなってしまう事でしょう。
機器の説明も、今後OSが入り組んできて端末が増えてくると とても店頭の数年単位で入れ替わる女性社員のスキルでは追いつかなくなるでしょうから・・・
SmartPhoneの販売はそういう店舗との決別が進むという面も持っているわけです。
花形の筈が、どうも雲行きが悪くなってきているのではとお店を見ていて思うわけですが どうなんでしょうね?
特にPC等に使うルーターなどの説明を聞いていると 聞くに堪えない説明をしているのをよく聞くので なんとも
 


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