ISW11HTのでかばを買ってみた

Twitterで誰かが呟かれているのを見て購入してみた。
つい、の出来心です(笑
ただ、びっくりするほど安かったので
510円という特価だったので・・・・
 
サードパーティのバッテリーなのですが、私は基本的にあまり信用はしていません。
以前も書いていますが、「万一君」として有用なことはよく知っています。
そして現在では、Mugen BatteryとかMomaxとかそれなりに有名なブランドも出てきて それらであれば何とか信用できるという感じはしてきています。
この二社でMugenはどちらかというと高性能路線を目指していて、Momaxは正直者というのが私の感想。
実際純正と比べると、Mugenの場合1割程度容量が大きく表記されていることが多く 実際性能的にもそれぐらい。
Momaxの場合、純正よりちょっと容量が少ないなと思えば 表記も控えめに書かれていたりして 1500mAに対して1440mAとかって書かれていた時は思わず吹き出してしまいました。
書いてある程度の容量か、純正と同じに書いてあると少し少ないぐらいの控えめな感じが信用できているわけです。
まあ、これは私が使った数少ないサンプルの中での話なので全体がそうなのかはわからないのですが。
実際のところ、メーカーが出してくるバッテリーは多くの場合表記容量より多い場合が多く、Momaxが正しいという結論の時もあるのでこの辺りは・・・・
 
じゃあそれ以外のサードパーティはというと 結構お粗末なものが少なからずあります。
特にマイナーな機械を使っているときなどさすがにこれらの大手からのバッテリーが無く買ったり、現場で間に合わせたり 今回のようにあまりにも安いのでネタに等いろいろあります。
ただ、気を付けてほしいのは リチウムというのは結構危ない物質です。
最近は減りましたが、年中世界中では爆発が起きています。
大電流、大電力を持っている素材なのですが、それ故に暴走すると手におえないわけです。
反応が止まらなくなると 反応が速すぎて電気で出力するのが間に合わず(消費する側がそれほどの電気を受け取れない)溜まった反応エネルギーが一気に放出されて爆発となるわけです。
ズボンのポケットに入れていた人など悲惨な目に合っているわけです。
それでも、うまく使えばすごく便利なので普及しているわけです。
現在、日本ではPSE(電気安全法)の対象になっているので PSEのマークの付いたものなら一応・・・という感じなのです。
ただ、電気安全法も安全はテストしますが 性能はテストしません。
 
じゃあ、PSEが付いていないバッテリーでダメなパターンはというと
まず、温度センサーが無い物。
バッテリーの暴走を誘発するものとして温度があります。
日の当たるところに置いてある端末に充電していると まれにワーニングが出たりしますのでそれらを監視していると言いうのは実感としてわかると思います。
バッテリーの監視ソフト等を入れると解ると思うのですが 端末もその温度を測定しています。
消費電力が大きくなると反応速度も上がるので当然発熱しますし、逆に充電時にも発熱します。
それを監視しているわけです。
で、これが無い物なんかがるわけです。
無いとどうなるかというと暴走する兆候をつかめないわけです。
それは 怖い!!となると思うのですが数字があるから信用してはいけませんn。
これはセンサーは付いていないのだが 数字だけでるようになっているものもあるわけです。
つまり、常に25度とかを表示しているものも要注意なのです。
何故か常に同じ温度を表示する物は25度ぐらいとなっていますので このあたりの温度になっているものは温めたり冷やしたりで変化するかどうかを確かめてみましょう。
もう一つ、センサーの数字がまったくあてにならないものもあります。
絶対嘘だというものも気を付けましょう。
なぜかどんなに熱くても30度で、どんなに低くても20度ぐらいという素晴らしい性能のバッテリーだと思うとえらい目に合うわけです。
 
セルの性能なのですが、これはどうにもこうにもならないですよね。
こればっかりは使ってみてのチェックしかありません。
ただ、純正バッテリーと尾内zバッテリーだとすると 同じぐらいの充電時間となると思うのでそれで判断する事が可能です。
購入時の一回目はあてにならないので 二回目以降の充電時間に気を付けましょう。
もう一つセルの性能を推し量る手段があるわけだが・・・
これは最近中国で対策を立てたりしているので中国ではあてにならなくなってきているのだが なぜか日本で売っているサードパーティ格安バッテリーでは結構判断付くのであれなのですが
単純に重さをはかることです。
今回、購入したバッテリ-なのですが、微妙な重さです。
まず、純正の重さをはからなければ話にならないので計ってみると 31.2gと私の秤は言っていました。
で、このサードパーティー性の3500mAのバッテリーなのですが 49.3gとなっています。
ケースの重量の違いなどもあるわけですが、このぐらい違うとケースも倍ほどの厚みなので そんなに変わらない訳です。
昔のようにメタルのケースに入っているのが純正で、サードパーティは樹脂ケースなのでというならともかく最近は純正でもそのあたり怪しいのでそこまでの差はないはずなのです。
容量的には1500mAと3500mAなので2.3倍ぐらいの重量となるわけですが約1.6倍程度の重さしかないわけです。
だとすると、このバッテリーは推測ですが2000mA程度のバッテリーだと推測されるわけです。
ちなみに、中国で購入する場合には鉄板などが入っていて重さをごまかしている場合もあるのでこの手法は完ぺきだとは言えません。(実は鉄板が多いので磁石は有効です)
容積的に3500mAでもおかしくないわけですが、恐らくですが2500mA程度ではないかと想像します。
逆にこの手は安心感があります。そう無理をしていないので 発熱も少なく割と安全な物が多いからです。
ちなみに温度計もそれなりに動いているようです。
それよりも、L-09Cのバッテリーの温度2.9度ってのはなんだ??ということのほうが気になるわけです。
 
実際使ってなのですが 現在のところ2500mAだと思えば納得ぐらいの減り方です。
気を付けなければいけないのは この定価曲線も信用できない事。
下に下がると極端にがくんと下がるタイプのバッテリーもあるので30%ぐらいで終わってしまうパターンもあるので安心はできません。
まあ、長期間使うつもりもないので とりあえずという所ですが こんなのもありだという事で。
買われた方も多くいるようですが 如何なんでしょうね?
1.8倍(標準バッテリー比)と予想するわけですが 誰か検証してますかね??
くれぐれも爆発しないように注意して使いましょう。

追記:書き忘れましたが 私の物だけかもしれませんが バッテリーの温度は常に26.5度となっております。
   Youtubeをだらだら30分ほど流しても同じという勤勉さです。
written by HatenaSync