沢山の新しい機種が出てきましたが・・・

多くの機種がSmartPhoneとして発売されてきました。
DOCOMOは上位機種は SmartPoneだけにするという事ですし
ソフトバンクは 店頭に在庫があるし、需要がある限り続けてゆくという表現では 新機種は出さずに現有の機種の追加生産をしてゆくというような意味かなと思います。
だとすると・・・・
 
フューチャーフォンという言い方をするのですが、いわゆるガラケーです。
音声通話をするための電話機を、日本のユーザーの新製品好きを満足させるために 色々な付加機能を世界に先駆けて付けて言った結果こうなってしまったという物でしょう。
私はいつも思っていますが、日本の携帯電話にカメラもテレビも付いたという時には 海外の電話はカメラが付いたかなというか 携帯電話に他の仕事をさせようという感覚が無かったかと思います。
音楽プレーy-ア機能が付いただけで 〜Musicと銘打てた時代なのです。
そのころの日本は、もう機能てんこもりだったわけです。
問題は、その機能が本当に必要な物だったかどうかです。
Flashモリーが高いころには、カメラは200万画素ですが その解像度で撮影すると20枚しか記録できずに(アドレス帳などを使った場合)外部メモリーを付ける方法がないわけです。
つまり機能が優先されて、利用する人は二の次だったわけです。
それでも、新しい機能が嬉しくて どんどん進んでいったわけです。
定額でパケットが使えない時期にも GPSを使った地図の表示など 今の常識で考えたら自殺行為だったわけです。
 
海外では日本でいう所のポケベル専用端末と 携帯電話を結び付けたような端末から、PDAと携帯電話を結び付けたりと 複数のアプローチがあったものの 実用性を優先されて NOKIAやBrackBerryなどのSmartPhoneとなってゆくわけです。
i-Phoneなどはもっと後で、コンシューマーだけに目を向けた そういう世代の端末だと私は思っています。
幾つかの SmartPhoneが機能拡張の中で 立派なカメラ何かが付いていく中で 結果的に機能が日本のフューチャーフォンと同じ以上になってきたわけです。
世界でも携帯電話にテレビをつけたいのは 日本人と中国人や韓国人などがメインで やはり欧州、欧米ではあまりそういう需要は無いようなのです。
特に、いま中国で出ている格安携帯等の多くによくついていたりするわけです。
つまり、待ってもi-Phoneにはアナログであれテレビが付かないだろうことが予想されたりするわけです。
 
機能優先で育ってきたSmartPhoneとユーザーを無視した販売力重視で作られてきたフューチャーフォンが戦えばという所なのですが もう今となってはどちらが核ともいえないというのが実際の所かと思います。
SmartPhone固有の機能のように言われているSNS連携にしても、WEBもe-Mailも少しアプリケーションのインストールなど操作はいるかもしれませんが フューチャーフォンでも出来ないものは無いのではというような形となっています。
じゃあ捜査官はという点でも、昔のようにつけただけの機能なんて言うのは既になく カメラ単体で見ればフューチャーフォンのほうがSmartPhoneより上位なものが付いている場合の方が多いぐらいです。
この辺りは汎用性を求めない強みがようやく出たという所なのでしょうが 実あ時はすでに遅いのです。
ワールドワイドを見て作られたSmartPhoneには量産効果が見込めるものの、フューチャーフォンでは1キャリアに向けた専用設計というのでは 作られる数が違いすぎてコストに大きな差となって跳ね返ってきてしまうのです。
その割には 政策もあってですが SmartPhone=高性能という図式を成立させて販売を計った今、フューチャーフォンのほうが実は高いのですと言って売れるわけはないのです。
故に、前述のような状況となってしまうわけです。
 
所が、高性能まではいいのですが 高機能のすべてをSmartPhone本体で叶えているわけでは無く、インターネット上のサーバーに一部の処理を任せているSmartPhoneは存在しているだけでパケット通信を行うような仕組みとならざる得ないわけです。
機能を使わず、電話とSMSだけ使うんだと言って とことん設定を二つめでもしない限りはパケット通信が発生します。
ユーザー側に維持費という負担を強いるようになっています。
故に、キャリアの1台あたりの支払料金は高くなり ホクホクだと喜んでいたわけですが
どうせ上限額まで支払うなら 使える限り使おうと みんな頑張って使い始めると通信回線がパンクし始めたわけです。
故に、定額ですが節度を持って利用くださいという面白い状況になっているわけです。
 
ただ、これから増加すると思われる SmartPhoneユーザーは、現状、ほぼ電話機能しか使いこなせない 簡単なメール機能も使いこなせないようなその方々も含まれるわけです。
その方々に対しては、契約いただくと 当然キャリア側の収入は増えるわけですが、逆に今まで以上に高くなる電話代にびっくりされるという事が起きるでしょう。
この方々はネットワークに負担をかけるという事は無いでしょうから そちらの意味では問題は無い訳ですが・・・・
そういった方々に対する対策はどうするかという点はこれからも考えなければいけない問題ではあるとは思います。
 
今日の発表をみていても 結局Android SmartPhoneだけ。
話題の中心は高速な4G(と言われる)ネットワークと 結局名前も出なかったi-Phoneのはなしで終わってしまいました。
未だ、やはり大多数のフューチャーフォンはもういいのかなと思ったりもするわけです。
切り替えが速いというか、売れるほうだけに目が向いているというか・・・・・
ちょっと早すぎるような気がしなくも無い訳ですから・・・・
まあ、株価が10%落ちたという事は 株主の資産を10%減らしたという事と同意語で、当然株主の総意で成り立っている会社ですから その批判の対象は社長にあるでしょうし、同グループも含めお互いでお互いのグループ関係を保つために持ち合っている株式も当然価格が下がり 資産も減ったわけですから そうにこやかな会見を開けるわけもないのです。
多くの人が思う以上に、わずか一日で会社の株価が10%下がったという事は 大きなダメージが伴う訳でうすから。
もし、これから購入して もう一度何らかの商品の話で10%下がったらどうしようと怖くなれば 買う手が止まり価格が上がらなくなるわけですから・・・・
 
もともと、「SmartPhoneシフトを二年前から進めた同社」という発言からも解る通り、逆に言えば他社よりも伸びしろは小さいと行っているのと同じことです。
それでも、ユーザーが増え続けている限り純増するわけです。
純増数を伸ばし続けるという ファイナンス上の条件なので これを落とす事は出来ないわけで もし落とせば別の会社に身売りという意事になってしまうわけですが・・・・じゃあ身売りとなって誰が買いますか?
少なくとも日本の会社では無い訳です。
それが良いのかどうかという事と、その後サービスの維持がなされるかという心配もしておいた方が良いかもしれませんね。
勿論、そんなことは無いと思っているわけですが・・・・
私は、今回の発表は パッとしないと思っているわけで HTCやSamusungというビッグブランドは既に離れてしまったんだなと 思う限りなのですが・・・

written by HatenaSync