SmartPhoneのプロモーション

SmartPhoneの二本でのプロモーションはやはり Appleがうまいような気がします。
これは お金をかけているとかそういうのでなくて・・・と言う部分でと思うのですが
 
もう、名物と言ってもいいのですが i-Phoneの発売には 行列が出来るというものです。
例えばテレビにスポットを打つコストがあるなら 行列を作るためにサクラを野党というのは十分なマーケティングです。
勿論、ばれたら元も子もないわけですが(笑
現状、恐らくそういう手段は使ってないとは思いますが すでにテレビカメラがスタンバるわけです。
例えば、芸能人や有名Blogerなどが、一週間ほど前から さすがにまだ並んでいません みたいなつぶやきを出したりするのも有効的でしょう。
各雑誌に 必ず取材に来てください 広告を出稿しますので・・・・とお願いすれば恐らく こういった事を導くこともできるでしょう。
で、並んでくれると 他の要求していないマスコミもやってきて テレビ放送されるという訳です。
ただ、これも良いことあり悪いことありで i-Phone4より4Sが売れていればいいのですが もし売れなければ、というより並ぶ人が減っただけでも「売れ行きに赤信号」なんて書かれたりするわけです。
実際は SmartPhoneを買うために人が並ぶ端末がどれだけあるかという事になるわけですが 他にはないので十分凄いわけです。
 
今回、SoftbankAUが両者で販売したことにより、少しプロモーションに難しい問題が出てきます。
実際、APPLEからのプロモーションは例えばテレビなどにはほとんど出ることは無い訳です。
Xperiaの時のように あちこちの駅の壁に広告を打ってDOCOMOからもTVスポットをたくさん流して ドラマの俳優までがそれを使ってとなってならば 力が入っているなという別の見方もできるのですが ここはスマートに勝手に集まったというような風を装うわけです。
以上にスマートでいい感じに映っているはずです。
今回はキャリア間の抗争で、APPLE製品は「良い」という前提でキャリアがどう頑張るかという論争が主になり i-Phoneそのものの事を知っているのは それこそマニアやユーザーだけとなっているわけです。
普通のユーザーは、雑誌を見て「カメラが良くなったそうだよ」程度のようなのです。
でも、あれだけ並んだら 手に入れることそのものが付加価値となり 製品の品質を超えた時点での価値も出てきているわけです。
これはあくまでもうまく回っているときにしか使えない手なのですが・・・
 
実のところ凄いと思うのは 「どちらが勝つか」に目が映っているのは普通で 微差でSoftbankが勝つ程度になってしまったのは 商品の供給上の問題もあるからで実際はどうだったか正直解りません。
MNPだけでいうならAUが圧倒的なのが数字によく表れています。
ただ、AU的にはSoftbankと対の勝負が出来れば御の字で 皆さんが言うほど販売ノルマを意識している訳ではないと思います。
と、言うのはSoftbankの販売量は世界的に見ても少なくないので それとまあ6:4の勝負ができれば多少条件が悪くてもOKで飲むだろうと思われるからで それぐらいであれば楽々ノルマのクリアできるレベルの契約しかしていないと思います。
それでよいと思われるのは Softbankのi-Phone依存体制で無く マルチプラットフォームとうたっている通り i-Phoneが互角であれば他のプラットフォームを足すと 互角以上に楽々持ち込めるという勝算があるからなのでしょう。
実際、Androidの販促も相変わらず店頭では続いています。
ああ、話がそれた・・・・
 
この時期に 妙に静かだったのがDOCOMOです。
逆に少し騒いで、どちらかというと騒いだことすら無かったこと扱いにされてかわいそうなのがE-Mobileです。
Xperia Miniをせっかく引っ張ってきたのに 思った以上に取り上げられ方が小さかったと思います。
キャンペーンキャラクターが元気だったら 持ってPRの一つもしてもらえたのでしょうが その点も期待の外れたところでしょう。
その、取り上げられ方の少ない時期に プランと端末発表をやっておいて 平気な顔で今月中過ぎからのプロモーションを 掛けるであろうことは 間違えないと思われるのがDOCOMOです。
日本でも年末商戦は大きくて、その時期にXi端末を投入して盛り上げるというのはDOCOMOのしたたかな部分ではないかと思われます。
また、壁がDOCOMO一色に変るだろうと思いますし、その際にAPPLEは自社のプロモーションにも力を入れる事でしょう。
 
APPLEの戦いはおそらく 発売直後の騒ぎは想定内の戦いという所でしょう。
キャリアが分かれてあまり話題にならなかったでしょうが、総台数で考えてみれば びっくりするような台数なのです。
APPLEにしてみればブラッシュアップの割にはという考え方でいうと 今まで以上に儲かったということで また時価評価額が上がるでしょう。
それでも、年末商戦まで人気が持つかどうかの話題性があるかという事が心配にはなっているはずです。
今回OSの不具合が見つかったようで、この辺りをマイナスに騒がれない商品力は大したものだと思うのですが
前回もアンテナ問題で、今回はOSのバッテリー消費と新しい物を出すたびにかなり大きなウイークポイントが見つかるのは良い傾向では無い訳です。
頭のいいユーザーなら、購入してちょっと待った方がいいかもしれないとそろそろ学習するかもしれないわけです。
そうして行列が出来なくなると・・・・・
 
年末商戦は 今から楽しみで プロモーションはかけたから必ずという物でもありません。
Nexsusのブランドは Googleの全面的な協力を得たという 看板は得ることができたわけです。
Android AUから Googleと言えばDOCOMOに振り替えるつもりでしょう。
なので、Androidではなく Googleをメインに押そうとしている部分が見え隠れしているので 今後Googleロゴを毎日 テレビで見ることになりそうです。
あっ、これは個人的な感じ方で そうなるかどうかは解りませんよ でも、そろそろAndroidではなくGoogleと呼ぶ文章が増えてるのでそうじゃないかと。
まあ、年末に向けての楽しみが増えたわけですが・・・・・




written by HatenaSync