昔がおかしかったのか・・・・

今日の朝の話ですが テレビの特番の話をしています。
まあ、普段と違うスケジュールでやるから特番なわけなのですが、それに気が付いたこと気が付かない子がいたという話。
もちろん、家に帰ってみることができる時間にやっているならここで話が盛り上がるはずもなく 帰ってから見ることのできない時間にやっているから どうしよう!!となるわけです。
 
ちょっと前・・・・といっても もう5年10年前となるわけですが 世の中にはビデオデッキというものがあって 磁気テープにヘリカルスキャンでテープを進行方向そのまま記録域として使うのではなく 進行方向に対して斜めに短冊状に切り取ってテープの相対速度を上げて記録したという非常にこった仕組みで作られていたわけです。
最初にSonyからBeta Maxなんてのが出た時の技術情報は子供心に(小学校でした)心驚かされたものです。
まあ、技術的な問題は別として ベータマックスは衰退して VHSになったわけなのですが この普及度は本当にない家がないぐらいすごかったわけです。
同じテープに何度も掻き消しできることと 複数台のビデオデッキを接続すれば 複写できること(一般的には編集という言葉を使っていましたが おおよそCMを抜いたり 同じテープに同じ系統の番組をまとめるぐらいしかやってなかったわけです)など便利な特徴がありました。
もちろん、そのあとに登場する家庭用ビデオカムで録画したデータも 移して保存したりという事もできて 爆発的な普及はコストダウンも図ってびっくりするぐらいの価格で売られることとなるわけです。
所が、磁気テープという点で 磁石などの外的要因や 湿度やほこりなども悪影響を与え何より煙草のやにが吸着する性質と高画質化してゆくテレbの画像に対して もともと枠いっぱいでスタートしたこれらのテープではそれ以上の拡張はできずに(もしかしてベータマックスが主流なら テープももう5年生き残ったかもしれませんが)徐々に舞台から姿を消して DVDという板状のメディアに代わってゆくわけです。
 
じゃあDVDでとなればいいのですが 実はDVDに書き出すことはできるわけですが DVDに記録しているわけではないのが現在のデッキの面白いところで 残しておきたいものなどを書き出すこと事ができるようになったわけです。
同じじゃないかと言われそうですが 〜百時間記録可能とうたっている最近のレコーダーの主記憶部分はHDDという磁気円盤メディアなのです。
つまり録画はされていますが本体内に記録されているという状態なのです。
もちろん、前述通りDVDだのBlueRayに書き出すことができるわけなのですが 書き出すことができるという事とみんなが書けるという事は同意語では実はないのです。
じっさい、周りの人に聞いてもらえばわかるのですが DVDなりBluerayに書き出す事ができるのは 昔、編集とかってやっていたある意味マニアな層で 実査のところ普通の女性などは「機械に疎い」という理由でやったことのない作業だったりするわけです。
じゃあ、いらないのかというと 映画を見たりするのには使うので最盛期として使っているというレベルなのです。
説明書などもよく見てもらうとわかるのですが キーワードで録画とか番組表が連携して・・・なんてあるわけですが 実際にディスクへの書き出しなどとなると とたんに説明が上級編に移るわけです。
ましてや DVDには種類があってとか +RだのーRだのRWだの両面片面・・・という 過渡期の混乱もそのややこしさに輪をかけたこともあり もうわからない!!と投げ出されたわけです。
今でも、普通に販売しているBluerayディスクと記録できるBluerayディスクと区別のついていない人がほとんどですし じゃあ区別がついていたとして VHSのテープは120分が標準で三倍モードで360分といったシンプルな書き方ではなく HSモードで 〜時間から〜時間記録できますなんてあいまいな表記が多く このあたり理屈では私は分かるものの みんなわかるわけではなくて その上長時間モードによってはほかの会社の機種で再生できないなど いったい何が言いたいんだというぐらい複雑化しているわけです。
実際のところ、意識していないとは思いますがこんなややこしくなっているの知ってました?
 
まず、女の子は録画はできてもディスクに書き出すことができるこはそうそう居ないわけで、その上ワンスライトのメディアがほとんどで(書き換え可能なものもありますが 初期化や領域確保などこれも実はややこしい)書き出せばディスクを消費するとなると 人に見せるために100円ほど払ってディスクをつぶして渡すのは 渡すほうも渡されるほうも気を使って・・・・なんてなってしまうわけです。
じゃあ、どうなるというと 朝の話ではないが 残念だったねと未来のことだけど過去形で話をすることとなるわけです。
昔は話題の中心だったテレビ番組も こんな形で話題にすることにリスクを伴うようになってきたわけです。
地デジ化して 画質はきれいになったわけですが B-CASカードという暗号化カードを使って簡単に交換できなくしたわけです。
テレビ離れがどうとか言ってますが、ここまで複雑になったものを楽しく使いこなすというのはかなりの難問。
自分一人だけの楽しみというのはやっぱり 長続きしないわけです。
Youtubeなどに上げても 著作権問題で削除指令が出て いままでそうやって流通してたものを有料でとなると 本当にはやらす気があるのでしょうか?
 
もちろんコンテンツを提供しているテレビ局だけではなく いたずらに規格を乱発するハードウエアメーカーのせいでも・・・

written by HatenaSync