ハードウエアの発売タイミングと ファームウエアの更新

最近、SmartPhoneに限らず だいたい大まかに年に3度ほどの大きな商品の更新が行われます。
そのたびに新しい商品が登場して心踊らされるわけですが・・・・
 
SmartPhoneにおいては ハードウエアも大切なのですがソフトウエアも大きな能力のファクターになります。
CPUはここまで Xperiaの初代がSnapdragonの初代を搭載していて 現行の多くは二世代めを搭載しているわけですから メモリーや画面の変更はあっても 基本的にハードウエアはそう変わらないのです。
その二世代のCPUの間に6世代ほどの商品がひしめいているわけです。
もちろん、カメラの性能や 付帯する画面などの変化は大きくあるわけです。
いまはDual Coreの3世代目に入っているわけですが、昨年待つのモデルから 今年の秋冬ぐらいまでは このあたりのCPUは十分メイン機として使われるはずです。
じゃあ、何が違うといえば 付帯装置もあるのですが それ以外にはソフトウエアの違いが少なからずあるわけです。
 
ソフトウエアの違いの最も大きな部分はOSで 初代XperiaはOS1.6でスタートしてます。現行は2.1となっているわけです。
既に発売されたころに2.1が出ていたわけですが 付帯ソフトの対応の関係で遅れただけのことなのです。
バージョン番号のとんだ感じはともかく 1.6、2.1、2.2、2.3、4.0まで現在はあるわけです。
2.1からにしても3回の変更があったわけです。
2.1で登場した端末は 多くは2.2に
2.2で登場した端末は2.3ぐらいまでのバージョンアップが行われています。
1.6の端末は おおくが忘れ去られたようなのですが(笑
 
ともあれ、これだけの組み合わせが端末によってあるわけです。
そして、この点が最も大きな点ですが 確実にバッテリーの持ちがよくなってきているのです。
同じようなハードウエアで性能が変わるというのも不思議な話なのですが そのあたりハードウエアに合わせた最適化がなされているという事で良いのでしょう。
基本的にソフトウエアでバッテリーの持ちがよくなるという事は実は少なく、必要のない部分の電源を制御する(速度を落としたらり 電源を切ったり)する回路を付加して その制御を行っているというやり方が多いようです。
既存の回路でそういったものを用意していたりするものでも 使われてなかったり(このあたりはCPUに内蔵されているデバイスなどのコントロールが多い)するものを 後のファームウエアのアップデートなどで有効にされ劇的に性能が改善したりという事もあります。
これらはうれしい誤算とでもいうものです。
 
現在販売中の大半のSmartPhoneはOSのバージョンが 2.3ですので その次世代4.0へのアップデートについて言及されていたりで 選択肢が変わるというような状況なわけで 私の持っているGalaxy S2 LTEも7月ごろから順次・・・と言われている端末となっています。
アップデートして何が変わるかと楽しみに知る反面、それで動かなくなるソフトもあって気持ち的には半々なのですが ともかく試してみたい気持ちが強いことからもやるわけですが・・・
前述通り、ソフトウエアの更新で最適化が図られるという側面もありますし ハイエンド機を持っている方などはこなれていないハードウエアでの商品なので改善が行われるといってもよいことが多いようです。
ただ、アップデートに関して言えば 必ず行われるか?という事に関しては必ずしでもないという事も事実なわけです。
端末を作っているメーカーがやるといったところで キャリアは(たとえばDOCOMO)が付帯しているソフトウエアの対応を待つ面からもアップデートされない可能性も少なからずあるわけです。
 
よくRootを取ったなんてのからもう一歩進んで ROMを焼きかえるなんてことをやってられる方もいます。
私も昔は良く・・・・なんて感じですが 現在はあまりやっていません。
書き換えることそのものにうれしさを感じる反面 気を抜くと文珍化してしまう恐れもあります。
少なくとも数万円の端末を実験するというひやひや感が年とともにつらいのもありますが 根本的に書き換えなければ実装されない機能というのが少ないことが最も大きな理由です。
ROMを焼きかえれば早くなったりしますよ と言われても Dual Coreの端末だけでも4〜5台は持っていますので 速度的に不自由している感はありません。
以前のようにExchangeに対応しないとかそういった要件もほぼないので それが楽しいとか必要だという時しかしなくなったというのが正しいのでしょう。
でも、ふと時間があると 環境を作ってみたり、焼くことは考えてないのに とりあえずROMイメージだけはダウンロード とかは良くしているわけなのですが・・・
 
前述のスタートをXperiaから書いているのですが そのXperiaがだいたい二年前。
それ以降のSmartPhoneって何台あるかは数えていませんがかなりの台数があります。
そのOSのアップデートといってもそれだけの台数を個別に対応するのは非常に大きな労力で それほどハードウエアが変わっていないという点に立つと アップデートして古い端末が新端末並みになったら新しいものが売れなくなるという 問題もあります。
年に数度のタイミングで新しくなるものに対して そんな対応をしているとメーカーとしては困ってしまいますし、キャリアも積極的にはやりたいとは思わないはずです。
ですがそれは売る側の視点で 普通に考えれば購入して契約上の縛りがありますので2年は持つことになります。
その間は できれば古びない端末であることが嬉しくて OSのバージョンが古いからとかで動かないソフトなんかがあると悲しくなってしまうわけです。それこそがキャリアを離れるきっかけに・・・という点がやはり怖いわけです。
なかなか難しい点ですよね
written by HatenaSync