空を飛ぶというのは不思議な気分だ

飛行機に乗って飛ぶのは非常に不思議な気分だ。
空に浮かぶというのは、非常に謎なのだが 私だとしてもそこそこの重さがあるのだがそんなものではない。
車の数十倍ではすまない重さのものが空に浮かんでいるのだ。
不思議に思わないほうが もっと不思議なのである。
なぜか飛んでいるでは納得できないほど 大きな謎を含んでいる。
もちろん、浮力の問題等は判っているつもりだが このサイズのものを浮かすとはとても思えないわけです。
故に、飛んでいるのは不思議なわけです。
 
18〜19世紀のSF小説を読んだのは子供の頃だが その頃はもちろん飛行機になんか乗ったことがないのだが
SF小説に出てくる未来と、正直ジャンボジェットは同じ程度の謎に私は感じていたわけです。
地底探検や海底探検と同じレベルに・・・・
地底探検は地底にもぐれる乗り物は未だ搭乗していないのですが 海底を進む乗り物と空を進む乗り物は登場していますというか 見たことが無かっただけで既に私の子供の頃に既に存在したわけです。
宇宙旅行に関して言うなら ちょうど生まれた頃に月に到達したわけです。
海底旅行に関しては実際のところ ほとんど乗れる機会がないのは 移動手段として効率が悪いことと、どちらかというと隠れて進むことができるということは軍事目的に使われることが多く 観光で沿岸を走る程度の物にしか乗れないわけです。
それに対して飛行機は移動手段として確固たる地位を築いているわけです。
もちろん、宇宙旅行は本当に限られた人だけに与えられた特権というわけです。
じゃあ、そのSF小説の世界を普通の人が唯一体験できるのは飛行機だけの特権というわけです。
 
それ以外ということなら 物質転送装置以外はまあまあ驚くほどの確立で出来ているわけです。
例えば音声で入力して操作可能な端末は すでに多くの人が持っています。
検索等で言うなら、虫眼鏡ボタンを二度押すと(Android端末でそのボタンがあるもの)入力画面になります。
端末によってはヘッドセットの通話ボタンひとつで入力待ちになり  人工知能が回答してくれる機能もあります。
私の端末では ホームボタンを二度押すとちゃんと何だと聞いてくれます。
私の端末は日本の子ではないので、日本語での入力を受け付けてくれないだろう事が玉に瑕なのですが・・・
実際使うとなると ドラマのようにうまくいかないと感じたのは、人前で電話するのに電話機に喋りかけると廻り中の注目を浴びてしまうことに問題がある。
伝送装置としては 実物でなければ写真も音声も動画も全部送れます。
唯一、SF小説に出てこないと思われるのは 情報の共有でしょう。
 
情報の共有に関しては 非常に特異なものだと私は思っています。
いま、例えば私の取った動画 今でもありますがYoutubeに公開されています。
たわいの無いものですが、例えばSlingbox Pro HDとVulkanoとDigizonの比較動画等だがアクセスを見ると日本国外の方もいらっしゃるわけです。
実際今書いているこの日記も 毎日海外の方からアクセスがありますが まあ日本の方で海外に居住してらっしゃる方がアクセスしてくださっているのでしょうが 世界中の方からアクセスがあるわけです。
非常に簡単な方法で 世界中に情報を発信できるという世界はさすがのSF小説家の方も書いてらっしゃらないように思われます。
ただ、人同士が精神だけで繋がりあうような世界はあったように思うのですが そんなことになれば世界中のかたの情報が頭に流れ込んで処理出来えないことになることがわかっているので
Googleなどの検索エンジンがそれをサポートするという形でようやく 世界中が繋がってもなんとか出来ているわけです。
目の中や空気中に浮き上がるディスプレイこそ出来ていないものの TabletやSmartPhoneはいとも簡単に目の前にディスプレイを登場させてくれます。
通信機能は料金さえ気にしなければ多くの場所でローミングという形で 世界中でその端末が使えるようにはなっています。
スタートレックの世界では 衛星軌道上のエンタープライズ号を介して 星中のどこに居ても通信機を使えるような仕組みとなっていますが 現在成層圏外に衛星が飛んでいて同じ機能を果たしてくれています。
ただ、円形の星では最低3個なければ全域をカバーできないことや、通信する人数が多すぎてカバーしきれずに その当時の通信装置と同様に地上に電波等を建てて対応しているという状況が変わらないというのが皮肉な話です。
 
空を飛ぶって言うのは不思議なことで、そこに至ると子供の頃のことを思い出したりとするわけなのですが・・・・
かくいう 飛行機の中でPCを使って書けてるんですからね。ん!


written by HatenaSync