熱いと不快な・・・・

SmartPhoneはストレート端末が多く、折りたたみは数えるほどしか登場していません。
故に、ストレートタッチパネルが前提と言ってもいいオペレーションが進んでいる訳です。
昔なら考え着かなかったような操作も 出てきたりして制限があるというのはそれを超えるための努力を生み出し良い例だと思うわけです。
ところが、それにもうまく対応しない事があるわけですが・・・・
 
SmartPhoneの本体にはかなり高速なプロセッサーが搭載されています。
速い物であれば1.5Ghz QuadCoreプロセッサーなどです。
でも、それだけでは無く3Dぐりぐりのグラフィックプロセッサーも一緒に入っています。
その上、DDR3等の高速なメモリーなども薄型で小さなパッケージ内に収められています。
これがPCであれば、QuadCoreプロセッサーには強制空冷しないで動くプロセッサーは無く 机の上で動くUSB扇風機ぐらいの扇風機で送風してそれでアルミ製の大型のフィンを冷やして熱伝導グリスでプロセッターコアからの熱を逃がして何とか動かしている訳です。
勿論、高速に動作する外部記憶装置SSDなどもそれなるの熱を発する機器となっている訳です。
それが、モバイル用のプロセッサーとなると性能は違いますが 自然んお風の冷却で何とかなる訳ですから大したものなのです・・・
それでも、一部の機種では熱くて火傷する温度だ(約50度ぐらいの意)なんて騒がれていたりするわけです。
 
じゃあ、一部の機種だけ熱いのかというと実はそういうわけでも無く どの機種も熱いのですがうまく逃がしているとかそうでないとかも問題なる訳です。
最近面白いテストで 目で見て温度変化がわかるようにとやったベンチマークの中に 本体の熱をバターを溶かす熱として表現したものがありました。
簡単に言うと 端末の上にバターを置いてどれだけ溶けるかを見せたわけです。
どれも溶けるわけですが機種によっては え〜〜っていうぐらい豪快に溶けたりもするわけです。
やっぱり違いがあるなと実感するわけですが・・・
 
実は意外に処理として思いのが 「音声通話」だったりするわけなのですが
これは単純にプロセッサーとしての処理が重いとかも無い訳ではないのですが アンプで音声を増幅したり マイクやスピーカなどでもそれなりの電圧を消費していたりするわけです。
ともすればなのですが、本体が消費電力分熱くなるわけです。
全体が厚くなるのかというと実はそういう訳では無くやはりプロセッサー辺りから熱くなるのですが、それが画面の上から1/3ぐらいの場所の真ん中あたりによくあったりします。
で、こういった電話に慣れている人はいいのですが、長らく固定電話を使ってきた人なんかはよくやるのですが 型と耳の間に電話を挟んで 両手を自由にしてメモを取るとかなのですが その感覚で携帯電話を使うと みみに受話部がくっつくわけです。
そうしたときに、思った以上に暖かいスマートフォンの本体に気持ち悪い感じがするわけです。
そこからの熱で耳に汗を書いたりすると最悪なのです。
勿論、耳と肩の間にスマートフォンを挟もうにも 薄くて小さいスマートフォンはそういった用途には不向きなのです。
 
実際のところ、画面が汚れますし 今いったように不快なので耳にくっつけない使い方が普通なのですが 少し年を取られた人にとっては 耳にくっつけるのが当たり前なのは 一つは年とともに耳の性能が劣化するからと、電話局の基地局からの電源で動いていた黒電話の時代には 基地局からの距離で遠いと電話そのものも聞こえにくいという特性があったので そういった地域に住んでいる人は余計に耳にくっつけようとしたからです。
今でも、繁華街のうるさい所で電話するときには耳をくっつけたりもするわけなのです。
最近の携帯電話は ノイズキャンセリング機能が付いていて 送話部から取り込んだ外音を音声以外取り除いたりしているので 実は少し話しているぐらいが逆に綺麗に聞こえたりしている訳で 安いヘッドセットなどを繋ぐとその機能が働かなくてかえって音声が悪くなったりすするわけです。
ただそれでも ちょっとした瞬間に耳に触れたら 「あぢ〜」なんてなるわけです。
スマートフォンにというよりストレート型のたんまつにはそれなりの弱点もあるわけです。
昔なら 受話部には樹脂カバーなどを盛って伝わりにくくしたりの工夫もあったわけですが 薄型至上主義の今は・・・・


written by HatenaSync