E-Mobile GD-03Wって知っていますか??

以前も書いていますし 同じことなのですが 写真を入れて再掲載します。
 
GD-03Wというのは ポケットWifiシリーズの一つなのですが、その商品の特性上「誰も知らない」に分類される商品の一つです。
時期的にLTE直前に登場したことと その姿があまりにも・・・なところが原因でしょう。
その姿なのですが

なんだ、USBタイプのモデムじゃないかと言われそうなのですが・・・
これをASUS Eee Padに取り付けてみると

こんな形となります。
よく見る姿・・・・と思われるのですが 実はちょっと違います。
 
USBタイプのモデムはPC用の通信機器として当たり前の姿となっているわけです。
PCと接続した場合には、内蔵のフラッシュメモリーをCD-ROMとして認識して そこからドライバーやユーティリティをインストールするようにできているものが普通です。
これが MACでも同じで刺すだけで認識してくれて非常に便利なのものなのです。
ところが、少し古い機種となるとWindows7に対応していないとか OS Xでも最新のものには対応していないという事があって機種のアップグレードと必ずしも一致するものではありません。
まあ、それでも非常に白ロムも安いので気にせずがんがんという事もあるわけです。
ところがです、それだと困るというパターンも出てくるわけです。
たとえばUnix OSだったり Linuxだったりとなると話はそう簡単ではありません。
もちろんAndroid OSに関してもです。
USBモデムをシステムとして認識できるように最初から設定されていない限り 基本的にOSの基本部分は書き換えができないように作られているのがAndroid OSだからです。
もちろん、I-OSでも同じことなのですが・・・・
 
それに対してという形で 登場してヒットしているのがモバイルルーターで 本体内にバッテリーを持ちそのバッテリーで駆動してWifiで3GもしくはLTえで受信したデータを提供するという使い方となります。
実際に、それでSmartPhoneをWifi運用している人も少なくなく 月額の定額パケット料をWiMaxもしくはE-Mobileモバイルルーターにすると1000円程度安くなるわけです。
もっとも、運用がめんどくさいという点も捨てきれず 24時間どう使っても大丈夫なほどにはバッテリーは持たないので 休止状態を設けるなどそれなりの使い方に工夫が必要なわけです。
機種によっては 充電中の駆動ができないという 投げ捨ててやろうかしらと思うような仕様のものもあったりもするのですが・・・・
それでも、各社から多くの機種が出ている程度には普及しているわけです。
もちろん、私もいくつかのものを持っているわけですが・・・
それでも小さな不満点があるわけです。
 
とにかく、電源ボタンを押さなければいけないというのは大きなマイナスポイントなのです。
「おすでしょう!」と言われそうなのですが 私の使い方では押さずに済みたいということもあるのです。
たとえば 車に置いて使うような使い方の場合などです。
車のシガーライターソケットから電源を取って 車をWifi化したい時など。
車に乗ってエンジンをかけるとUSBからの給電が始まるわけですが それとは別にルーターの電源を入れる必要があるのです。
他にも、Eee Padのようなキーボード付きのPCライクなアンドロイド端末を使うとき。
この時にも写真のようにUSB端子に刺しておくだけで 開いて画面のロックを解除した瞬間に電源が入り アプリケーションを選択している間にWifiルーターとして起動して 使い始めることができるのです。
これは、Android Tablet(最近は TabletにはUSBのホスト端子があるのでそこから給電起動が可能)やi-Padでもそうなのです。
OSに依存せず使えるという非常に便利な機器なのです。
 
もう、店頭在庫しか見ることはできません。
中古も日本橋ではわずか1店舗のみです。
WEBでもまれに見るぐらいのレアな機種となってしまっているわけですが HSPA+の21M端末ですので 大よそ速度で不足することはまあないわけです。
GP02からの乗り換えなどでは十分なスペックとなるわけです。
他にもUSBバッテリーやUSB充電器に刺すことで起動しますし もちろんSIMフリー(らしい)ですし
もし、たとえばCrome Bookを持ち歩くときのモデムがほしいなんてなれば すごく面白い選択になると思うのですが・・・・
LTEモデルは出そうもないですし・・・・
written by HatenaSync