LTE Advanceも始まる

今日の発表でDocomo Xiが第二ステージにステップアップするようだ。
 
LTEは現規格からもう一段先の規格が見えている。
いわゆるLTE Advanceというものだ。
Docomoが発表した 112.5MBitの通信速度を持つものだ。
この表記を3倍とするには実はちょっと抵抗がある。
LTEは帯域5Mで37.5MBitの通信速度となるわけですが 多くの場合10Mの帯域利用した 75Mの表記で書かれることが多い。
これは DC-HSDPAなどで42M WiMaxで40Mというものに対して 次世代の通信規格が37.5Mというのでは恰好がつかないからである。
現在、多くのキャリアは3Gと同じ帯域を利用してLTEを提供しているので いきなり10Mなどと大きく回線を切り替えることが難しいので5Mでやっていることが多く トラフィックが少なく比較的帯域の利用の少ない地方などに75Mエリアが広がっている傾向があるというのが皮肉な話である。
まあ、一部の例外もあるが・・・・
最近問題になっているのは最高速度75Mという表記で 全体の数パーセントしか75Mに達する10Mの帯域エリアしかないのにもかかわらず それを前に押した宣伝がやり過ぎだという批判だ。
E-Mobileの例でいうと 大阪エリアでは75Mのエリアがないようだが ビッグカメラヨドバシカメラも75Mと言っている。
このあたり賛否あるところであろう。
ただ、先に高速の3Gを出している以上 それを超えた速度で表記せざる得ないというのも商売上の制約で 電波の利用効率は上がるのでより多くの収容が可能になるのでできればLteに行ってほしいというのが正直なところであろう。
お蔭で、値引きの少ない同キャリアもこれに関しては値引きも積極的に行っている(値引きに見えるものは少なくないが・・・)
 
じゃあ
Docomoのはどうだというと 37.5Mの三倍を確か10Mでかなえるというものだったと思うので効率が上がっているわけです。
実際、現在のXiは10Mも出ることが稀なのですくなくともこの速度が倍になれば実効値なので固定回線 それも光に迫る速度となるだろうから大歓迎である。
そして、もう一つLTE Advanceになったら・・・の話なのだが VoLTEもスタートする可能性がある。
現在、データ通信はLTEで行って 音声着信などがあると3Gにフォールバックして 3Gで音声通信を行っている。
これでを IP電話のような仕組みをキャリアで持ち LTE網に音声を乗せるというものだが 日本ではまだ採用がない。
このチャンスに採用してくれればと思う。
音声通話に関してはXiは非常にプランが少なく選択できないというのが実際の所なのだ。
IP電話に近い物なので 同じというならLineやSkypeなどと横並びの料金を用意してくれればかなる魅力的なプランになるだろう。
 
海外提携プロバイダーとの相互無料通話なども成立する可能性もあるのだ。
実に楽しみな話の前章となるのだろうか??
written by HatenaSync