今日はポタリングに出かけた

ポタリングっていうのは 散歩をするように自転車で出かけるという意味らしいのでそれに近いかと。
家を出て、日本橋にでも行ってみようかな??なんておもって自転車で出かけるわけです。
家から日本橋までは バスで4停遺留所 そこから地下鉄で駅4つほど進んだところです。
大阪には「上町台地」というのが真ん中にあってそこだけ盛り上がっています。
私の住んでいる生野区というのはその中に「鶴橋」なんて比較的日本全国でも有名な土地を含んでいる場所です。
上町台地からは高度的には少し下がった場所にあります。
故に、鶴橋駅あたりから私の住んでいる近くまでには 最も低い土地の所で大雨が降ると床下浸水どころか床上浸水も良くあった場所です。
この辺りでわかると思いますが そういった土地なので海外から来られた方が済むにお安いというか 押し付けたというかそういった理由でコリアンタウンが出来上がるわけですが あまり明るく話話ではありませんが・・・
ただ、現在では一大観光地となるまでに成長したわけなのですから 先人の苦労たるや・・・なわけです。
そして、難波とかはその上町台地を超えた反対側。
その上町台地を北に上がると梅田方面に。
南に下ると天王寺となるわけです。
大阪の真ん中に膨らむおへそのようなところです。
 
家を出てまっすぐ西に行くと日本橋に近いところまで進むわけですが 進んでいる最中にちょっと寄り道を思いついたわけです。
実は家人が一人入院しておりまして 柄にもなくすこし神頼みなども・・・・
と、「四天王寺」のほうに寄り道したわけです。
前述の天王寺もしくは阿倍野と呼ばれるところに近い 日本でも有名なお寺です。
何故に有名なのかは 私が書くようなことではないのですが 聖徳太子(とは言わないらしいのですが最近は)が古流下お寺として有名です。
もう一つ、五重塔でも有名ですね!!
そちらに寄り道したわけです。
普通に観光で行くとまず見ることのない「東大門」(もっとも駅や駐車場から遠い場所にある)から入りました。

ちゃんと自転車置き場も用意してくれているので

うちの子もしっかり収まっております。

中を自転車で走るのも情緒が無いのでおいて徒歩で歩き回ります。
 
やはり、有名なのは五重塔

そして、太子堂と呼ばれる聖徳太子の名前を頂いたお堂

何故か、今日は出店も出ていました


ちょっと 和服の古着なんかが売っている辺りがちょっとそれらしい。
ともあれ、実はここが目的ではないのです。
ここから少し離れたひっそりしたお堂が・・・・・
 
紙衣羅漢ってご存知ですか??
四天王寺を知らない人でおそらく知っている方はいらっしゃらないと思います。
500人いる羅漢でもあまり有名な方でないようで 実は日本中にお寺は沢山あるのですが この紙衣羅漢が祭られているのはここだけなのです。
勿論、不動明王普賢菩薩などの仏様がいらしてなのですが それでもここだけしか紙衣羅漢の像が祭られているところはないわけです。
紙衣羅漢は私も詳しいわけではないのですが どうも難病を患われていてその状態で紙の衣を着て修行したことからこう呼ばれているわけですが お蔭で病気、拡大解釈をすると難病に苦しめられている人を救ってくれるというので お賽銭をいれて手を合わせてきました。
気が利かないこと甚だしく そこまでするならお守りの一つも・・・と思うのですがすっかり失念していました。
 
四天王寺には子供のころからの思い出もあり ここ

重文の石舞台の下に池があるのですが ここにじつは思い出が・・・・
写真を見てもらうと 池の中に木の台があるのが見えると思いますし そこで日向ぼっこする亀の姿も
ここには私の子供のころから亀がいて今と変わらないわけですが この亀なのですが 大阪の一部の人なら知っているのですがここに亀を捨てに来るのです。
実は私も一度ここに来ました。
子供のころどこかで買った亀が成長し過ぎて 扱えなくなって・・・・
今もこの中に居るんじゃないかと ついつい近くに来ると池を覗きこんでしまうわけです・・・
勿論、亀の区別など着くわけなくて 水の中に落として以来どれが自分のものかなど区別がついたことはないのですが。
幼いころの思い出です。中学生くらいの時にテレビでみんなが捨てに来て困っているというテレビ放送を見て 「あっ!」と思ったわけですが ちょうどそのころに一緒に捨てに来た祖父が亡くなったので まあ、時効時効と。
 
その頃にはなかったのですが

情緒が無いのは現在建築中の天王寺近鉄デパートの新ビルです。
今までは五重塔の視界を遮るような建物が無かった訳ですが 横に巨大なものが並んだわけです
うーん、なんかなのです。
 
そこから日本橋までは10分足らずで到着します。
家電量販店の駐輪場(といっても屋外で置いても良いよとなっているだけ)に自転車を止めてみたのですが m割にはドロップハンドルの自転車なんて一台もない。
ちょっとチープなチェーンキーでは心配になってきて
ちょっとみてご飯を食べたら 怖くなって戻ってしまいました。
もう今日は電気街はあきらめて〜〜
 
そのまま北に上がってゆくと北向きに上がってゆく高速道路の下をぽたぽた走ると 「農人橋」を越えて(橋そのものは今風なので写真割愛)

東堀川沿いに移動すると

川の中州に遊歩道が

ほんとにウオーターフロントなんです。
カップルで・・・いいな〜なんて
 
東京は銭形平次の時代劇のおかげで「は〜な〜の〜 お〜江戸は 八百八町〜〜」なんてのが有名になったわけで
大阪はそれに対して 広報的には「川の街 大阪」となっているのですが、昔は「八百八橋」と言われていて 橋の数が多いのが有名でした。
自転車の向こうを動いている船ですが ものすごく背が低く見えませんか??
この船実はこの辺りの低い橋を超えるために上のガラスの展望窓が場所によってぐっと沈み込むのです。
天神祭の際にも 「船戸行」と言われる飾り立てた船で川を移動するわけですが その際にも橋の下をくぐるときには人力で立てている飾りや幟を下げながら通るのです。
昔、やったことがあるのですが 船の外側にずっと立ち続けるのはともかく 発電機もエンジンも回し続けるので 排ガス臭くて・・・ 周りで見ているほど楽ではなかったのです。
中之島を東に移動するとちょっと有名な中之島図書館となります

ちょうどここに新しい駅「なにわ駅」があって この駅の面白いのが地下にあるのですが そこまで外から光を光ファイバーで導いてます。
その採光口がここ

まるでトンボの目のようになっていますが 一つ一つがレンズになってあちこちに配光されているわけです。
省エネですかね??
 
川沿いにまっすぐ東に走ると天満橋

そして川沿いにずっと行くと大阪城に至るわけです。

裏側に回ると自転車でもすぐ近くにまで


 
ぼちぼち体にやさしい速度でぐるっと上町台地の周りを回ってきたわけです。
結構有名な大阪名所も わずか数時間で自転車で回ることができるって 大阪も捨てたもんじゃないな なんて
少しだけブルーなのは、自転車を自転車置き場に置いているときに かなりが自我時やられたみたいで結構あちこちにガジガジ傷がついてて・・・
まあ、走ってれば付くので!!と思う事にしたのですが。






written by HatenaSync