自転車を見るだけと決めたら 試乗は絶対してはいけない・・・・

「ぴんぽーん!」
家のドアのベルが鳴って 宅急便が到着した。
珍しく台車に乗って到着した荷物は 大物だった。

この鳥のマークが会社の印の

Ternさんだ
「来た来た!!」と複雑な気持ちで待っていたのだ
まずは UnBoxです

箱から取だし

梱包材を毟り取る

 
あっ、お向かいさんが車を出すので 邪魔にならないところに自転車を移動。
今日はゴミの日だから 段ボールも捨てちゃえ!!

えっ、まだ通れないですか??
じゃあもう一つの荷物も寄せます・・・・

大きな輪行袋・・・・・じゃないそれはなんだ!?となるわけです。
 
複雑な気持ちの正体は 先週末に東京で作られた自転車が今日到着したのですが 東京で買った自転車は自分と一緒に帰ってきたのです。
ほらほら

ちなみに 飛行機に折り畳み自転車は 袋に入ってはみ出ない状態であれば搭載可能です。
預け入れ荷物の範疇であれば 無料で預かってくれます。
「自転車」という事であれば箱詰めされていない限り サインを求められます。
壊れても文句言わないでね!!という事なのですが 見てのとおり壊れ物扱いしているのでOKです。
この輪行袋は上からかぶせてあるだけのスリーブ状のものなので 自転車屋さんで紐で括っておいてもらいました。
飛行場でも そのあたりを知っているという事で非常にスムーズに手続きは進みました。
 
いや Tipsだがみんなはそんなことを知りたがっているのではないだろう。
その袋の中はなんだという事だと思うのだがもう少し焦らして行こう というか字書いてあるけど(笑
ということで 二台並べてみた



開いてみるとこんな感じだ
もう全く 性格の違う二台が並ぶという事になった。
 
Turn Link Unoは一度書いているが Dahonとよく似た構造の折り畳み自転車で 折り畳み自転車の一般的なものの基本形ともいえる自転車だ。
泥除けまでついたこの自転車は 基本形の入門形で 変速機能もない本当に普通の自転車だ。
ただ、Turnというメーカーが作っているもので フレームそのものには大きな違いが少ないために 基本性能は非常にしっかりしているのは間違いないのである。
チェーンにも樹脂のカバーが付いているので ズボンのすそを汚すこともないわけです。
実際のってみるとだが シングルスピードなので 比較的重めのギア比だが小径であることもあり 乗り出しが遅いというものでもない。
ただ、見てわかる通り椅子の高さが低く ポジションは前向きに走ろうというものではない。
スタンドもついているので街乗りにはよさそうだ!!
だが、同時に来たもう一台が気になって レビューどころではない。
 
昨日は東京に行ったついでに 新宿の自転車屋さんを案内してもらったわけだが
ここしばらく気になり続けている自転車Tyrellが置いてあった。
私はTyrellというと 自動車のブランドとしてしか思い浮かばないのだが どうも関係が無いようでブレードランナーの登場人物からきているようだ。
実はおみせの人に説明を受けていたのだが 自転車に夢中でうわの空で申し訳ないことをしたのだ。
試乗も何度も進められたものの かたくなに断り続けたのはその後が予想できたからだ。
それでも、いいところの子供なのでサンド薦められると断ってはいけないと昔から教育されてきたので 已むおえず乗ったわけだ。
 
ドロップ乗りの体の大きい私は 一文字形状のハンドルは苦手だ。
得に折り畳みの場合 ポジションに制限があるので体に近すぎてふら付いてしまうのだ。
で、Tyrell FXに乗ると やはりか・・・というレベルだった。
椅子の場所に比べてクランクが前であるのも必ずしも私にとって良いことばかりではない。
手放しでよいばかりではない・・・・としか言えないのは最初の感想だ。
で、説明もそこそこに(走り出したときに変速の仕方がわからなかったのは秘密!!)走り出した。
歩道を前に(車道は反対車線)進んでゆくと前に三角州のようなところがありそこでターンして車道に出て 前に押す!!
低速時に敏感すぎるハンドルはどうかとは思うが 先日来自転車に詳しい人にいろいろとアドバイスをもらっていることもあり バランスが良くなってきているので ハンドルに力がかかっていないので 割と安定している。
まあ、段差の乗り越えに関してはデリケート過ぎる感がある。
でも車道に出て 前にと踏み出すと 思った以上に前に出るのだ。
まさしく 言葉通りなら踏んだ分だけリニアに まるで足が速度につながっているかのように。
この感覚は 非常に押し出しが気持ちいいのである。
「ハッ!」と気が付いて我に返るが 試乗車なのだ 全開走行をして良いものではない。
とにかく 後ギアを二速ほど残して試乗を終了した。
 
どうする?! このどうするはどうやって支払うを悩んでいるのだ。
勿論、そんなにお金持ちでもないのでそうそう決断ができる金額ではない。
だが、周りにいる人たちも まるで買うことが前提で見守っている。
何だそれは!? おみせの人も価格交渉中(値下げを言ったわけではない)
もともとこれは試乗車なので ここからのセッティングは必要ない。
このまま乗り出せる。
銀行のカードを持たない私に現金で払うだけのお金を貸してくれる人や(ありがとうございます)、乗っていて リアルに進めてくれる人、興奮しすぎているので クールダウンするようにお茶を出してくれる店員さん。
まあ、条件がそろいすぎていると駄目です・・・・
だから乗っちゃダメって言ったのに・・・・
Tarutarugaの時は我慢できたのが不思議だ・・・・ でもこちらの方が明らかに速いです。
 
じゃあ、となればもう心は決まった。
と言うわけで再度試乗に。
もう一週間以上自転車に乗れていない そういったうっぷんもあって 買いますからとだけ告げて 同じルートを全開走行に。
その三角州のところの右側にかなり急な上り坂が
これもテストしないとと ギュッと力を込めて50mぐらいの急な上り坂を登って降りて 一度止まって車道に出て全開走行!!
なんでも見ている人によると35kは超えてたと言うのですから いかにフィットしているのがわかるでしょう。
で、ちょっとだけリセッティング 下りで椅子が前すぎてというよりハンドルが近すぎてブレーキかけたときにつんのめってしまうので 少しだけ後ろにしてもらって 再度全開走行!!
4回も繰り返すと 頑張りすぎて気分が悪くなってしまいました(笑
最後の方は結構乗れてたと思うのですが・・・というかそれ試乗じゃないし
 
というわけで飛行機でおうちにお連れしたわけです。
で、朝から二台並べて・・・・ すでに気がくるってますね



written by HatenaSync