Tyrell FXをドロップハンドル化して走ってみた

昨晩、深夜までかかってTyrell FXをドロップハンドル化した。
一応のテストは昨晩10kほど走ってやったので 今日はアレンキーだけを持って出かけた。
 
700cと言われる標準サイズのロードバイクは大体インチサイズに直すと26インチ程度
406と言われる 20インチのタイヤサイズのものと比較すると3割ほど径にして小さいわけです。
どうなるとどうなるかと言うと 色々と自転車にとってのマイナス面が出る。
まず、ジャイロ効果なのだが なんでも良いのだが回転する物体は その回転方向を保とうとする力が働くのだ。
故に コマは回り始めると軸を中心に回転しこけないのだ。
同じことが自転車のタイヤにも働き 大きくて重いものが回ると自転車はまっすぐ走ろうとする力が働きます。
当然、中心軸からその距離が遠ければ遠いほど遠心力の影響も受けて安定感を増すのだ。
そして、慣性の法則に従い重いものが回るとその重いものが保持するエネルギーは軽いものが回っていることによるエネルギーと比べれば大きくなるのだ。
重さは地面に対しての重さだけではなく 中心軸からの距離で働く遠心力にも影響を受けるために走り出せばそのまま走り続けようという力が働き続ける つまり安定した走りを作り出すのだ。
 
じゃあ、Tyrellはというと 軽いホイールは径も小さく軽く 上記安定感やエネルギーを貯めた走りには向いていない。
じゃ、だめだ!!と言うのは早計で おかげで加速などを行うと為には 慣性の法則により貯めるエネルギーが小さく回転数を上げることができるわけです。
故に 踏み込めば大きなタイヤの自転車に比べ ぐっと前に出ます。
もう、踏んだら踏んだだけ前に・・・・・
そして、その利点はどんな状況でも発揮されるために そこそこの速度になっていてもギアを上げてあれば もう少し踏み出すだけでそのまま速度を簡単にあげてゆくわけです。
クイックなハンドリングと合わさって 本当に乗っているのが楽しいのだ。
ペダルを踏むことで得られる速度が同じだとしても加速感が違うのだ。
いつもより 一つ二つ高めのギアで ぐんぐん踏み込む楽しさがあるのだ。
 
じゃあ考えてみてほしい
いつもより高いギアで ぐんぐん踏み込んで行って
速度が簡単にあげられるので 何かあるためにぐっと加速するのが楽しめると・・・・
そう、気が付いたら加速と高いギアで押し出すような走りを楽しんでいる。
ただ、エンジンとなる乗り手のパワーは上がったわけではないので 楽しい分無理をしているのだ。
それもそのもっとも楽しんだのは昨晩の ハンドルを変えた嬉しさで走り回っていた時。
パワーの最大値を使って走り続けた約10k程
故に朝からTyrellに乗ると すでにヘロヘロなのだ。
それでも、楽しさが前に前に出すので 余計ヘロヘロに
帰りなどは 少しだけ飲んでいたこともあって もうヘロヘロとしか言えない状態に。
それでも、楽しいから前に前に出ようとする・・・・
 
昨晩以前は もっとアップに座る一文字タイプのハンドルだったが 前方投影面積の小さなドロップハンドルによるポジションは昨日よりもっと規制が無いのだ。
風邪も一昨日より圧倒的に弱かったので ハンドル変えてよかった〜〜という訳だ。
とにかく、細かいことは置いておいて 非常に眠いのである・・・・・

written by HatenaSync