Wifi6が来た
難しくなるのだが、電力系の会社の契約でルーターそのものはそちらの提供したものを使っている。故に、ルーターではなくWifiのアクセスポイントとして買いたいのだが なかなかアクセスポイントだけとなると種類が選べなくなる。
故に、ルーターを購入してアクセスポイントモードで使うとなるわけだが これがなかなか曲者で アクセスポイントモードのはずなのに微妙に悪さをするわけです。
ちょっとファイアーウオールを動かしてみたり。
DHCPサーバー動いてないのに勝手に複数のIPを取ってみたりと微妙な動きをする。
USBポートが付いていてプリンターやHDDをつないで使えるタイプなどは 同じIPを振り分けて動かすので パケットがそこで消えてみたりと 不明な動きをする。
ともあれアクセスポイントは・・・・と永久ループのようなループに入る。
大元のルーター側も VoIPが搭載されていて 一部の帯域を予約していてルーターを間に入れるとおかしくなるという事もあるようだ。
中でも、今使っているものは 時折uPnPの妨害をするので外部からのアクセスが無効になるという事で二重ルーターで Hubのように使ったりとめんどくさい使い方をしていたのです。
「最近、時々接続が切れる」と言われたのをきっかけにじゃあ買い替えようとなったわけです。
ともあれ、予算というものもあるので ここは我慢して802.11acの中級機と思っていたのですが そういえば携帯電話のSnapdragon855にはWifi6(802.11ax)にも興味があったので悩んでいると ちょうどNETGEARさんから あなただけに(という一般大多数)というセールのメールをいただき 確かに安いのでWifi6の入門機を購入することにした。
実際のところ入門機と言いながら Gigabit Portが1+4で10Gポートはないがそれでも廉価版にしては十分。USBポートにつないだHDDをストレージとして使える機能までついて 2.4GのWifiが使えるこの機種は 他社の中級機クラスなので それが3千円引きとなれば当然こっちへとなびいてしまいました。
機種は Nighthoak 4ストリームAX3000というものでした。
Wifi6と言われてもピンとは来ないと思いますが
Wifiの規格には 大きく分けて2つの周波数と5つの規格が存在します。
周波数は2.4Gと5Gの二つで、周波数が長くて壁とか抜けやすい 携帯電話でいうところのプラチナバンドのような2.4Gと電波の透過性は悪いが高速通信に向いている5Gがある。
そして、最初に登場した 802.11bと802.11aから802.11g、802.11N、802.11acと世代が変わっていきます。
この組み合わせがややこしいので 規格に番号を振って 行くと802.11acが5世代目なので 802.11axで6世代目 つまりWifi6となるわけです。
大きな変化というと、やはり自家用車からバスへと言われるデータ伝送方式
今までは特定の機器へのデータを時価商社で運んでいたので 一度飛ばしたデータはどこか専用のものだったが、今回から同じデータの中に行き先が違うものが共存することができるようになった。
小さなアクセスの承認データなどを 速い順番で届けることができるようになる。
速度といっても色々な要素があって 大量のデータをまとめて天羽するのに適した方式と あちこちからこまごまとアクセスする際に その返事が速いという速度というのと両方ありこれはどちらかというと即応性に効く後者の為の技術となります。
それにより、行列に並ぶ待ち時間がぐっと理論的には減るわけです。
そして、一番話題になる速度 ここでいうところの前者の部分ですがこちらも速くなります。
たくさんの電波を束ねて帯域を広くして 大量のデータを送る速度も速くします。
これは、細かいデータを一緒に乗っけて送れるので 大きなデータを送れる余裕ができるし 大きなデータの隙間に小さなデータを混ぜて送ることもできるという 双方が速度の向上に働こうとするわけです。
現状、入門機という事で4ストリーム、上位機種となれば8ストリームの物もありますが残念ながらスマートフォンは2ストリームでPCでも4ストリームの対応機種しか出ていないので速度の向上が得られにくいということで この機種でもと思えるわけです。
実際には 8ストリームを複数台で別々に使えれば速度の向上が見込まれるわけですから上位機種はやはりいいわけです。
まあ、数十台繋ぐなら必須の機能となるかもしれません。
また、スマートフォン程度という事で2ストリームの物もありますが まあそれでも良ければというところでしょう。
今回はセールで 比較的お安く買えたのでそういう機種となりました。
他には省電力に効く機能もあるのですが 今のところ確認できるような端末持っていないので
じゃあと実際繋いでみるとどうでしょう?
単純にインターネットの速度で見ているので 相手の速度や回線の込み具合でスピードが変化するので何とも言えませんが GoogleのスピードテストでWifi6のスマートフォンで下り287Mbps 上り187Mbpsとかなりの速度が出ているわけです。
iPhone11を持っている人や、SnapDragon 855(+)なスマートフォンを持っている人ならその恩恵は明らかなわけです。
もちろん、安定して届くという事はそのまま距離が延びるという事なので 接続性もぐっと高まっているはずです。
私の買った機種を進めるわけではありませんがお勧めです。
ただし、必ずしも良いことばかりではないのです。
リビング内は速度も速く 電子レンジの影響を受けにくい5Gで接続していたのですが 複数の電波を束ねて使うWifi6のやり方は 各国の電波状況に対応すべく繋がる周波数を絞った仕組みとなる5Gの通信を持っているAmazonデバイスでは 下位互換が完全に保つことができないようで 接続中にエラーが出て接続できませんでした。
あちこちを調べると出てくるのですが 他の機種でも周波数帯を縛る設定をルーターによっては書かなければいけない時もあり必ずしも良いことばかりではないという事もありました。
これはその後 ファームウエアで対応かもしれませんが。
あと、大きいんですよね!!無駄にと言っていい程に。
もちろん、電波物は内部の信号がノイズになりやすいという特性があるために できる限り各パーツを離した設計をしたいことが多くそういう意味ではよい機械かもしれませんが邪魔なんですよね。
とにかく最新のWifi6にちょっとだけ触れてみました。
十分に買い替える価値のあるものだとは思うのですが、高いですよねやっぱり。