マニアだった・・・

会社の子がPDAを買いました。
TH-55というCLIE つまりPalmOSPDAです。
私が薦めたわけではないですが、何故かPalmでした。
予定表を書いたりしながら使っているのを見ていて、ついつい口を出してしまう。と同時に、知らないことを色々やってくれるのが楽しくて・・・・
TH-55は使ってみたいPalmの一つです。
薄く、軽量に出来ていて今まで使っていたSJ-33が田舎から出てきて ちょっと街の子になったぐらいのデザイン的な変化をもたらしています。
勿論、それには明るくて広い液晶も大きな影響を与えているのではないかと思いますが。
勿論、SJ-33の良さは、その丸いボディの可愛さがありますから又別物だとは思いますが・・・
現在は、X-PROを気に入って使っているので、横に並ぶと対照的なPalmとしては面白いつながりになっています。
やはり、TH-55の良さはWireless Lanだと思います。PPCのように?ぎっぱなしの運用と言うよりも 必要な時だけスイッチを入れるような使い方がメインに成っているのは面白い対比であると思います。
まあ、尤も Palmは基本的にシングルタスクですから 〜をしながら〜とかって使い方を考えなくてもいいのでその使い方が良いのかもしれません。例えば、インターネットを見ているバックグランドでメールを受信したり。Skypeを立ち上げて着信待ちにしながら作業を行うような事を考えずに、いま使っているから?ぐといったような使い方がメインになるのでしょう。
運用は、やはり私とは大きく違い 標準の写真の貼れる予定表に書ききれないぐらいの文字を入力している。いわゆる紙の手帳的な使い方で利用しています。
私はもっぱら、Ksdatabookでの運用が多く、何よりも月度予定で字の書いてあるのが確認できることに重きをおきます。
細かい予定は書き込まないので(ただ、覚えられないだけなんだけど)大まかに見渡したいだけなんです。
入力も、予定の中では定型文だけなので(入力で肩のこるタイプで・・・)グラフィティ2とPOBoxでかりかり書くスタイルに対して、彼は、Documaで入力してAtokで変換する・・・・って変換しないんですよね。
驚くべきことに気がつきました(当たり前なんですけどね)Documaの入力は日本語それも漢字入力なので幹事の先に変換する何も無いんですね。ATOKも入っているのですが 当然のことながら漢字の入力に対する先行入力が効かないので ただあるだけです。
他にもかな入力やローマ字入力があるのかもしれませんが、全く神の手帳で運用しているのと同じような使い方をしています。
彼からすれば、私の運用の方が普通じゃないようです。
一応、グラフィティの説明から入って Poboxの先行変換のロジックなんかを説明すると何となく面白そうに思ったのか、グラフィティの練習を始めました。
「海外のPalmには面白いソフトが入っていますね!」という彼の言葉に又びっくり。
断っておきますが、彼はPCを使うことを仕事にしている人です。
OSのインストールや設定ぐらいは軽くこなす 普通のPC使いと言える人です。そんな子でも、Palmにソフトを入れて運用する とかいう考え方はあまり無いようなのです。
こうしてみると、って数少ない経験の中で 自分の家にあるAximとTh−55の比較においてはやはり初心者にどっちが進められるといういう問題で 悩むことになりそうです。
I−PodにするかPDAにするかが彼の最近の悩みでしたから PCに?いでデータをやり取りするって感覚はあるようです。
実際、Hotsyncはしていましたから。
それでも、ソフトを入れるということに踏み切れないのは 逆にPCを使っていることから知らないプログラムを入れたときに環境が壊れたらリカバリーの恐怖から怪しい物は入れないようです。ましてや、コンピューターに詳しくない人には そんなことは考えも付かないかもしれません。
とすると、やはり標準で付いているソフトの出来がPDAの出来に大きく関わってくるのでしょうね。
標準のソフト・・・・
PALMでもPPCでも標準で出来ること。
予定表、ToDo、住所録、音楽の再生、動画?の再生、あとは、画像やワークシートなんかのビューワーぐらいでしょうか?
うちで、動画はWMP9以降はPC側のプレーヤーでPPC用に生成した動画(解像度を下げたりしたもの)で、Palmの場合は付属のコンバーターで変換した物。
PPCのポケットPC用にといわれても解らない設定を変えてゆくのが良いか(これにはあまり詳しい説明は同梱されていないようです) 専用の変換ソフトを入れて特殊な書式に変換するのが良いのか? 等説明不足な点も多いと思います。
ましてや、本体価格の半分もするようなメモリーカードを購入するかどうかも謎ですし、それどころかそういったものが必要かどうなのかの判断も付かないかもしれません。
基本機能で、どこまで出来るのか、また そういった入門書も実は無いですよね。
WindowsXPと同じで、PPCは2003(2002も含めて)OSとしての統一性はかなり取れていますし、PocketWordやPocket Excelにしても 機能は少ないながらも必要最低限はそろっています。
予定表や仕事もそれだけでも、一応使える出来になっています(かなり不満はありますけど)。
私たちのように普段から使っている人達には、キーボードや入力方式であれこれ考える必要がありますが 今回のTH−55の件でもそうですが 2003になった頃から日本語入力も大幅に改善され、documaじゃないですけど 難しい入力方法を覚える必要も変換の方式に苦しむ必要も無いでしょう。
紙の手帳の代わりに使うだけなら、紙と同じように字を書けばいいだけなのですから。たただ、紙の手帳に比べてどれだけのメリットがあるか等の魅力が本体にある機種無いと駄目なんでしょうね。
PDAを買ったら、自分でソフトを入れて使うことを前提にやってますが、実際にそうでない人を見ると つくづく 普通の人だと思っていた自分がマニアだったんだなって・・・・
初心、忘れてますよね?!