エイプリルフ〜ル

PalmOSがARM系になって 次期(っていって何年になる?)OS COBALTではようやく重い腰を上げてマルチタスクになるって もう何年言い続けているのでしょうか?
何故発売しないのか?
もっともそれを必要としているのは、携帯電話。電話をしながらとか、通信をしながらとか 複数のタスクを同時にこなしたいことがたくさん。
確かにWifiかBTをもれなく積んでいるPalmOneですから、それも負担になるでしょう。現在のような通信の出入り口としてしか使っていなければ全然問題が無いですが。そうでなくなれば全然必要です。
では、エイプリルフールにちなんで、何故発売されなかったかの予想。
ただ、発売できなかったのはCPUが無かったからではないかと・・・
NECから発表されたCPUは4コア。4つのARMが平行に動いています。
COBALTのマルチタスクは、Palmの伝統に乗っ取って、多くのタスクを処理するように人は出来ていない。それよりも快適に使えることを目指すべきだと言わんばかりの設計。
無駄に早いとしか思えない、TungstenCなどはシングルタスクで動かすとこんなに速いんだといわんがなばかりの仕様です。
で、Palmの考えるマルチタスクは、Windows系のソフトウエアーでタスクを切り替えることを想定するのではなく、複数のCPUをハードで使い分けることによって複数、ここでは二つのタスクを処理することをマルチタスクと言ったのではないか!!
ARM10の200MのメインCPUにはPalmOSが走ります。Cobaltといったコードネームを与えられていますが、ここは現行のPalmOSと殆ど同仕様。二つ目のプロセッサーは、PalmOS上で動くアプリケーション用。三つ目のプロセッサーは通信用のプロセッサーで、ここでは外部から入った信号を処理し ここに書かれたドライバーで基準となるシリアル信号に書き換える作業を行い、PalmOSに引き渡します。
つまり、ドライバーはこのCPUのメモリーに割り当てられます。
最後の一つは、画面制御系で画面とタスクのスイッチを行う。
これら全てを、メインCPUの制御するデバイスと位置づけて動作させれば、OSや通信系に負担にならない動作が可能になります。
電話や無線のトラブルがメインタスクに影響を与えない、屈強なOSとなります。
そのNECのプロセッサーの完成が遅れていて、Cobaltは日の目を見ることが無く、唯一NECのベースバンドチップを搭載した携帯電話にのみ顔を覗かせるだけといった事に・・・
ようやく、ベールを脱いだNECのマルチコアチップ。
これから、CPUと共に出てくるPalmOS6 Cobaltの季節になるかも・・