ソフトバンクのメール受信容量の拡大について

ソフトバンクからの発表では

【変更内容】
Eメールのサーバー受信サイズを従来の1MBから20MBに変更いたします。これにより、従来1MBを超えるメールはソフトバンクメールサーバーにて受信が拒否され、送信元にエラーが返っておりましたが、20MBまで受信可能となります。

サーバーメールボックスに保存される1メールあたりのサイズに変更はありません。 ロングメールでは6KB、それ以外のメールサービスでは1MBになるよう添付ファイルが削除されてサーバーメールボックスに保存されます。
携帯電話における受信サイズに変更はございません。(受信サイズはご利用機種により異なります。)
携帯電話で受信できないサイズのメールは添付ファイルが削除されます。
20MBを超えるメールは従来通りサーバーで受信が拒否され、送信元にエラーが返ります。
サイズはエンコード(符号化)された状態で計算されます。エンコードされた状態での1MBはパソコン上の元の状態で約750KBとなります。また20MBはパソコン上の元の状態で約15MBとなります。
【対象となるお客さま】
ソフトバンク以外からのEメールを受信可能なお客さま。

【対応スケジュール】
2007年7月3日から7月4日にかけて順次対応。

上記システム移行期間中は、状況により1MBを超えるメールが受信できる場合と受信できない場合があります。
以上

となっています。
多くのサイトで好意的に捉えられているのですが、一応 念のためにご注意を。
 
今まで1Mバイト(添付は約750Kまで)以上の添付ファイルのついたメールはSoftbankのメールサーバーにてエラーとして跳ね返されていました。
具体的には送信した人に返信メールとしてエラーメールが帰って行く仕組みになっていました。
故に、送信した人は送れないと困っていたわけです。
今回の変更で、20Mまでのメールは受信できるようになりましたとなっていますが、1メールあたりの容量は1Mと何の変更もありません。
 
例えばお客さんが1.5Mのエクセルの表のついたメールを私に送ったとしましょう。
今までは送信エラーで返却されて、電話がかかってきて「会社のメールアドレスに送ってください」という形で対応していたよな内容だったのですが、今後 お客さんが送信したメールは私の携帯まで届くようになります。
ただし、届くのはメールの本文のみで1Mを越える部分は削除されるので添付ファイルは破棄されてしまいます。
送信者のお客さんは当然メールは送れたものという認識です。
しかし、私には添付ファイルがついていないので本文しか見ていないという状況に成ります。
良くあるのは、他キャリアの携帯(といってもAUだけだったと思うけど)3Mピクセルぐらいのカメラで撮影した写真を添付したりがこれになるのですが、本文はめんどくさいので 後で電話するみたいな形でメールをくれると添付があったかどうかもわからない。
で、困るのは受信したファイルは削除されているので、相手にもう一度贈りなおしてもらわなければいけない。
怖いのは相手はついていると思い込んでいますから、そのファイルの内容によっては困ったことが・・・・
 
本当にサービスとしてよくなったのかどうかと、自分の運用上の問題点を相手に確実に連絡していかないと逆に困ったことになる変更となるでしょう。
手放しに・・・ではなく、運用を良く考えて今のうちに告知を徹底するようにしましょう。