どっちが速い??

UMPC Portalに面白い記事が上がっています。
ARMベースの機器とx86搭載の機器との比較なのですが Internetアクセスの速度について。
 
ARMベースの機器は、いわずと知れたSmartPhone達で
Sony Mylo,Archos604 WiFi,Archos704 WiFi,Apple iPhone,Nokia N800で接続はWifi若しくはHSDPA回線です。
x86勢は
Vaio UX 1.2Ghz Firefox 2.0,Q1P 1.0 Ghz Firefox 2.0,Q1b 1.0 Ghz Firefox 2.0,Everun 600Mhz Firefox 2.0,PepperPad 3 500Mhz Firefox.
こちらは主に UMPCと呼ばれる機器たちでPCの中ではスペックがそう高いほうではありません。
スリープ状態から復帰させて、ブラウザを起動しUMPCProtalのページを読み込んで速度比較しています。
 
当然のごと、電源投入後即座に使えるARM勢の WMやSymbian OSの機器たちが高速でNokia 6280 3G Gmailアプリケーションと言う特定の条件では14秒程度と言う最も高速の起動となるようで、PCのQ1の26秒に比べればかなり高速です。
多くの場合速度の比較はここで行われます。
今回の記事の場合は、起動も含めて10種のHPを表示するのに掛かる時間の比較を行っています。
AmazonYoutube等の一般的なページです。
そしてそのページたちの表示までの時間の総平均をとって比較しているわけなのですが・・・・
ARM勢が平均20.28秒なのに対してx86勢は11.4秒とほぼ半分の速度となっています。
勿論、携帯性やバッテリーの問題、手首に対する負担や使われる状況など 同列で比較すること自身はナンセンスな問題なのですが、WEBの閲覧だけを考えれば 数ページ目を境にARM機器よりもx86機器のほうが総トータル時間では短くなるようです。
 
ここでは日本で販売しているような携帯電話は比較対象に入っていません。
海外での電話機のNOKIAがそれにあたるというえばそうでしょう。
私もちょっとしたWEBの巡回は、NOKIA E61を使いわざわざPCを出したりするわけではなりません。
ベルトに付いたケースから取り出してアプリケーションを選択して、4Wayキーと二つのアプリケーションキーの操作だけで殆どの作業が出来ます。
書き込みを行うのであればともかく(それでも軽度の書き込みは行いますが)見るだけなら大体のページがこれで十分なのです。
お手軽で速いと思っているのですが、今回X02HT等の発売時にはにわかに賑わうBlog達を巡回していると数ページの開示ではすみません。
今回のデータを鵜呑みするのであればその時点でPCを起動していたほうが速かったかも??なんて思えてしまいます。
 
UMPCであるEverunOQOを使っていて(Everun 現在出張中)少し座れるようなチャンスがあるとシザーバックに突っ込んであるこの子達を出してWEBを見ているわけですが ある意味さもありなんという状況で 閲覧時のレイアウトの問題や、スクロールなどの自由度を考えて使っているわけですがそれだけでなく 速度面でもアドバンテージがあったわけです。
最近、Loox U等の流行はこういった部分にもあるのかもしれません。
 
PIMや通話するべきデバイスとしてのSmart Phoneのメリットは言うまでもありません。
多機能化し色々な機能を実装し、これ一つで何でもと言っても過言ではないような機器も出始めています(勿論機能面での制約はありますが)
ただ、複数ある機能の一つ同士を比べたこと自身にさほど大きな意味があるわけではないのですが、それでも適材適所な使い方を見直すにはいいことかもしれませんね。
ソースのページはこちら
http://www.umpcportal.com/modules/news/article.php?storyid=937
YouTubeに動画も置かれていていて判りやすく解説してあります(英語)
自動翻訳ソフトでもかけてみてください。