人の中で人格は心はどこにあるのか？
体の機能が全く同じだと仮定するなら、脳次第となります。
脳も基本的に機能が同じだとすれば、その記憶に依存する訳です。
もちろん、体に関しては手が三本る人がいない事からもそう変わらないのですが脳に関してはまったく異なる可能性があるので一概に記憶だけというわけにはいかないようです。
脳はニューロンの組み合わせでできているので、その配線経路がその人の経験によって変化するので 性能が同じだとしても処理速度は大きく違うことになります。
では、PCはどうでしょう？
同じ型版の機械であれば、同じです。ほぼ、寸分違いません。
もっというと、同じチップセット、同じCPU、同じHDDぐらいまで行けばほぼ同じ。
もちろん、外部装置の取り付けの有る無しなどは問題ですがそれぐらい。
メモリーのメーカーが違っても、小さな問題であることがほとんどです。
もちろん、安定性などは異なるわけですが。
であれば、記憶こそがPCの心であり人格であると言えてしまうわけです。
もちろん、HDDがというわけではなくその中に書かれたデータがということです。
つまり、たとえば違うデータの記録されたHDDについているHDDを交換されてしまうと全く違うものになってしまうわけです。
HDDを交換して、いろいろな機能を持たすという発想は昔からあり、現在ではUSBメモリーで起動するOSで自分の環境を持ち歩くようなシステムもできています。
ただし、セキュリティの関係でそこから起動した場合のHDDのアクセスができなかったりと問題がない訳でもないようです。
それでも手軽に環境を変えられるというのは便利な話です。
私が持っているEverunで昨日からコメントいただいている通り、CF（コンパクトフラッシュメモリー）を記憶媒体に利用されている方がいらっしゃって ３２Gが２万円を割り込んだのでちょっとひかれたりしている訳です。
コメントありがとうございます。そして悩ましていただいて・・・・
環境を切り替えることに大きなメリットを追求すると、特に持ち歩くモバイル機器などでは微妙な感じがします。
もちろん、HDDよりも高速なデバイスとして考えるのであればこれはOKなところでしょう。少なくともランダムアクセスに関しては 高速化する要素満載ですから。
HTCから発売されている UMPCにWindowsMobileの機能とUMPCの機能と両方を備えたものがあります。
この二つの切り替えだとすると効果があるかもしれません。
もちろん、外部から簡単にアクセスできる場所にCFスロットがあるという前提なのですが・・・・
この二つをCFの差し替えでかなえるとすればどうなのでしょう？
一つ目のCFはモバイルデバイス環境。
これは、WindowsMobileかLinuxのようなOSで、WindowsXPにおいて起動の障害になる点の一つとして周辺機器の認識があります。
休止した状態から復帰する際に、周辺機器の接続・初期化のルールを決めたもので もっともわかりやすい手段として いったん切断した状態にして再度認識するという方法。
何が接続されていないかわからない、何を何時接続されても大丈夫という便利な反面もありますが、起動時や常に監視するという作業が必要になります。
この辺りを本体内で決め打ちしたOSを入れるのであれば、起動時の速度の向上は十分に期待できます。
CPUの種類（ARM系なのか ｘ86系なのか）が問題ではなく、フラッシュメモリーで動いているかと、OSの種類のよって異なった操作性になっているに他ならない訳です。
ちなみに前者は、Everunでも１時間で１％未満という速度でスタンバイできるようになっていますしこの辺りは一気に進んでいますので さほどのデメリットとならないようになりつつあります。
だとすれば、PDAと同じ機能をもつUMPCが出来上がるわけです。
もちろん、Everunのように通信機能があればSmartPhoneのように使える訳です。
EeePCに搭載されている（英語版？）OS（WindowsXｐでないやつ）なども起動はかなり速くなっています。
二つ目はWindows XPだったりVistaだったりの環境。
こちらは腰を落ち着けて使う時の環境で、当初の起動には時間がかかりますができることの幅が非常に広くなっています。
電話のSIMカードのように差し替えただけですべての機能が引き継がれますので、修理の時も代替え機を利用するのが非常に楽になります。
これは、現行のEverun相当といえます。
現状、販売されている安価なCFはDMAモードをさオーとしていないPIOモードだけのものなので実質的にOSの起動などシーケンシャルにたくさんのアプリケーションを読み出す時にフラッシュメモリーの遅さに輪をかけて遅くなっていて、使うのに躊躇するかもしれません。
しかし、１６GぐらいのCFで、モバイル環境（Linux等）をかなえるのであれば その速度の遅さもおそらくさほど気になるようなものではないでしょう。
そういう OS（アプリケーション）があるのなら、面白いと思うのですが どうでしょう？
