ジャンク買い

現在、メインマシンとして使っている Core2DuoのPCのマザーボードが壊れて交換したことからなのですが
実はMicroATXのバザー同士の交換で、特別な問題もないと思っていたのですが 実はありました。
パワースイッチやHDDなどのインジケーターのケーブルが届かない。
インジケーター類は我慢できるし、リセットスイッチはついていないものもあるのでそんなものかと我慢出来ないことはないのですが パワースイッチがないのはどうにもならない。
というわけでケースから スイッチユニットを完全に取り外してケースからはみ出た形で使っているわけです。
まあ、いいといえばいいのですが もう少し何とかと思っていました。
 
ところが探してみるとそうそうないわけです。
正確に言うとないわけではないのです。いくらでもあるというのが正しいのですが MicroATXという時点でわかっていただけるとおもうのですが できれば小型化を図りたいと。
その状態で、HDD二台ぐらいは入るものがごしょうもうでとなるとかなり選択肢が少なくなります。
もう一つは今もダメなのですが 拡張カードが現状ハーフサイズのものしか刺さらないので フルサイズが刺さることが理想なのですが・・・
で、電源も現在の220Wでは心もとないので300Wとなると・・
ありました!! 29800円!!って このPCを買った価格より高いじゃないですか・・・・となると迷って既に数カ月。
解決策の良い方法として 先日来メーカー製の中古PCを漁っていたわけです。
安いのはHPの1万円ぐらいのが現行のLG775の刺さる電源を持ったものの中で安い方なのでそちらを目指すものの 馴染みのジャンク屋さんで開けさせていただくと どうもコントロール系が独自のタイプ。
これではと・・・ DELLも良いのですがこちらは電源タイプが違う。
NEC等は日本製だからか3000円ほど高いわけです。
正直なところ 何度も行き来するぐらいであれば交通費から考えても3000円の価格差が大きいわけではありませんが 半分は楽しんでいるので!!
 
で、今日見つけたのがどうもMSI製と書かれたPC
注目点は二点です。
ひとつはメモリーの規格で DDR2と書かれているものの 表記はPentium4 3G
もうひとつはCPUクーラーに導風しているファンが二つが垂直に切り立っている点。
CPUクーラーへの神経質なまでの気遣い。
開けられた穴から 見えるクーラーはヒートチューブでつながれているのも確認出来ました。
ちなみに値段は8980円となんとか希望範囲。
これを大きく上回ると失敗した時のダメージが大きいので・・・
 
続いて気になったのは貼ってあるWindowsシール
通常の目立ったデザインのWindowsシールではなく 「Win Emb」の目立たなくはられたシールです。
と、言う事は通常の事務用PCではない可能性が。
そして持ち上げてみると ミニタワーの縮小版程度のサイズながらびっくりするぐらい重い。
おおよそ、機器の制御に使われていたようなPCなのでしょう。
「動作保証ありません」シールのある商品なので 実は全く動かないかもと思いながら データ消去済みの文字もあるので起動はするかもと。
DVD がROMでも気にしない。
で、店員さんのところに交渉に。
「どうせ起動しないんなら、箱が欲しいから安くして!!」ととりあえず大阪の子だからお願いしてみる。
実際、メーカー名もないPCは持て余していることは確かなようで そのまま店の奥に消えて行った。
帰ってくると 7000円が一杯ですと!!
やたー!! 安くなった。
 
帰りが辛かった。
二重にした紙袋の取っ手がみしみし言う重さ。
電車とバスを乗り継ぎ家に付きました。
で、想像通り中を開けると 3つのファンが並んでいる。
強烈な導風ルートのある作り。
電源も有名メーカーの300Wが入っています。
マザーボードIntel純正 D945GTPという純正マザーも好感が持てますし
PCI Express x16スロットもついていて入っていたビデオカードNvidia GF6600 128Mとミドルレンジのもの。
それ以外にも ビデオキャプチャーカードらしきカードと、シリアル追加カード。やはり機器制御用とかでしょう。
まあ、拡張カードはすべて使わないので外してしまいました。
HDDはわずか40Gとバカにしていましたが、よく見るとこれが結構なもので
7200rpmのSATA 3Gb/sというものです。
容量が少ないのはその用途でないと言うだけの事のようです。
 
とりあえず拡張カードを全部外して(ビデオカードチップセット内蔵を使います)起動してみると 素直に起動する。
とりあえずWindows7をインストールしてみると、わずか20分でインストールが終了。
思った以上のパフォーマンスです。
Winodws7なのはインストールして消すつもりなので ライセンス認証無しで30日試せるOSというだけでした。
手元に余っていたRadion HD4650をさしても素直に動くし、パフォーマンスもCPU 3.4 RAM 4.4と悪くない。
HDDも5.4と一線級ではないのもの 言うほど古い値ではないわけです。
俄然やる気が。
ケースだけ使うつもりだったのですが、1GのHDDをいれれば十分我が家では一線級。
現在のビデオデッキと成っているPCと入れ替えだ!!
Pentium4は 631とSocket775のものでHTもEMT64もサポートのもの。
これって7000円ですよ!!
良い時代です。