ハイエンドのコンデジが欲しいのだが・・・・

実は、ハイエンドなコンデジが欲しい!!
 
まあ、いつもの病気なのだが 少し前のデジカメを喜んで使っていて それはそれで個人的には良いのだが困ることもある。
例えば、カメラをお借りして比較する時とか。
いつもの調子で自分のカメラと比較してみて だらだらと記事を書いていると時折突っ込まれることがあるわけです。
フォーカスが速い!!なんて書くと 今のレベルでは遅いとか突っ込まれるわけです。
つくづく難しい世界である。
ただ、レンズの性能などは変わってないので 湾曲がどうだのフレアが出ただのという話に終始するわけです。
このカメラが速いのか遅いのかが解らないという訳です。
ともあれこの問題が困るのが わずか1年前のカメラのレベルでは話にならない進化があることも珍しくないので だからどうだというと難しくなるわけです。
その上、カメラをうまく使えてないものだから 画質や撮影の自由度でどうだという話が出来ないので まあ困ってしまうわけです。
 
で、新しいコンデジが欲しいとなる訳です。
つい先日、そういう意味で安いのを買ってみたのだが この辺りは恐ろしい話で 正直 SmartPhoneのカメラの方が十分マシなレベルでした。
1600万画素とかでかでかと書いてあるので まあこれでもいいかと1万円をはるかに割る金額だから良い良いという訳です。
で、撮影してみると・・・・
その前に、最近のPCを使っている人ならわかると思いますが PCの液晶のスタンダードは23〜24インチぐらいで Full HDと呼ばれる1920x1080という解像度の液晶が多いわけです。
縦横比を無視して考えると 1600万画素のカメラで撮っても面積比で1/4、横幅比で1/2程度の表示能力があるわけです。
で、表示してみると あちこちがまるで8Bitの頃のゲームではないが ドット絵になっていたりするわけです。
勿論、四角い大きな点が見えるわけでは無く 色の変化の階調に波が有り なんか粒状のものが発生するわけです。
その上、どういう理屈なのか 斜め線が波うって見えたりという始末。
この辺りは ありあわせの樹脂レンズの組み合わせで これほどの解像度がレンズにないのでセンサーの捉える絵が波うつのだろうと想像できるわけです。
もう一つ、センター部と周囲の明るさが違います。
これはもともと光学センサーの特徴なのですが 直線的に入ってきた光にはリニアに反応するのですが 斜め向きに入ってきた光に対しては 液晶を斜めから見ると光量が落ちるのが解るように CCDやCMOSもそういう光の当て方をすると周囲の光量が落ちるわけです。
レンズの解像度の低さも手伝って 真ん中の方と周囲で線の太さが違うという面白い事が起きるわけです。
光学のズームの設計が故に難しく コンパクトにおさめるのが大変だから携帯電話に殆ど付いてないのです。それを数千円のカメラに期待したほうが無理なのですが 無理して付けるからもう望遠側も広角側もメタメタ・・・・・
思わず、欲しい方に無料で引き取っていただいたわけです。
二度と見たくもないので・・・・
 
どのあたりが落としどころというと実は詳しくない私にはわかりませんが 持ち歩く気軽なカメラでそこそこ撮れればいつでも楽しそうと思うので探したわけです。
候補は やはりトップはSony RX100でこれは一択と言っても良いと私は思っています。
ただ、このカメラを気に入ってもオプションですらビューファインダーが付かないのが最大の欠点なわけです。
そうするとLumix LX7なのですが これは操作性も店頭で触ったレベルですが 結構いいわけです。
ズームの動きやフォーカスのAF+Manualの使いやすさなども結構イケてます。
ビューファインダーもオプションであるので 最悪これに逃げる事もという感じなのです。
両者ともレンズが明るく これだっ!と思える事しきりなのです。
少々外し技となる訳ですが FujiFilm XF1はこれまでミドルクラスのF100EXRから550EXRまで使い続受けていたので 癖的なものは見えているので これが速いかもしれないというのと レンズを廻して起動するあのアクションにはちょっと引かれる物があるわけです。
そして、いまのコンデジのメイン機のXZ1の後継機種のXZ2となるわけですが こちらもなかなかいいのです。
立居姿が良いというか 前から見たときのレンズお化けのようなイメージは 思わずそのレンズに吸い込まれそうです。
大体5万円前半から6万円と中々に手の出にくい価格なわけです。
店頭で見ていると あれ?と思う事が。
FujiFilm X10にも価格で届きそうですし PowerShot G15も買えそうだ。
この二機種は 性能もあるのでしょうが マニュアル(使いもしないのに)設定などの自由度が高く 幾つかの設定を記憶したりという機能も前述の機種などとは違うわけです。
いっそのこと・・・・・・でも、センサーサイズから言うとRX100が大きいんだよね・・・・
まあ、よくある頭の中で考えている間が楽しいあれです。
最初から 手軽に持ち歩けてのコンデジと言ってるのに 下手すればQ10とかのマイクロ一眼より大きいと笑い話にもならないわけです。
って、あれ????
 
実は以前より、Panasonicの電動ズームレンズが欲しいと書いているのですが このレンズにひとしきりの思い入れがあるわけです。
何がというと 今後ハイエンドコンデジは適当なサイズのミラーレスに代わるんじゃないかという話なのです。
勿論サイズ的な限界はあるのですが、このPanasonicから出た電動のXレンズ14〜42はカメラからの出幅は僅か35mm程度なのです。
勿論、これは折りたたんだ状態でです。
このレベルまで来ればハイエンドなコンデジとサイズがそう変わらなくなるわけです!!と、思っていたら RX100とかLX7とかよりコンパクトで高性能な物が出てきて あれれ・・・という感じにはなってきたわけですが。
例えばPanasonicのFZシリーズ等の固定レンズのモデルがモデルチェンジも含めると必ずしも採算性の良い物ではメーカーでは無くなっているはずだと。
ならばミラーレスコンパクト一眼に統一してきたいはずだと思っていたわけですが 
その思いを砕いた RX100を出したSonyから 新型のNEX用のパワーズームが出たことでこちら方面の進歩は進むはずだと。
で、振り返ってみると 減光のPanasonicのレンズで十分コンパクトだ!!と
 
ハイエンドコンデジの多くはRX100の1インチ液晶のように 2/3インチ、1/1.7インチと非常に大型の液晶を搭載しています。
ただ、この「大型」というのはコンデジの中で大きいという事で デジ一という意味では 最も小さい規格部類に入る(独自の物はいろいろあります)マイクロフォーサーズでも対角21.6で1インチの15.8よりもずいぶん大きいわけです。
感光素子のサイズが大きいという事はレンズとの距離が必要になり大型化するわけで サイズに制限があるというのが事実なわけですが 大きいほうが良い事は解っていて その上のAPS-Cならもっと フルサイズなら・・・・となるわけですが 実は既に両社はかなり近づいている訳です。
例えば、XZ1とGX1のパワーズームで比較するなら

もちろん、ひとまわりというレベルで異なるわけだが これがG15とかX10とかならべればそう変わらないわけです。
一眼だとなると 何かのケースに入れて大事大事にしながら使うわけですが、コンデジは無造作にカバンに掘り込んでと思えば・・・・とか言う部分もあるわけですが
既に、5万円のカメラを無造作にというか 実は値段もそう変わらないわけです。
この両者の価格の間は。
GX1はちょっと前のということは有りますが ラインナップの中でもプレミアムクラスで G3に比べればフォーカスも速く扱いやすいカメラで
電動ズームも 前回の位置情報を覚えてとか マニュアルフォーカスの調整も レンズ側にあり合わしている最中にカメラが動いたりも考えなくてもいいのです。
 
覚悟を決めてハイエンドカメラをカバンに投げ込む使い方をしたらどうなる?
コンデジよりは多くの面で使いやすい。
勿論、ズームに関しては 広角に関しては敵うべくもないが 普通に取るにはこちらの方が断然綺麗なのです。
レンズがハイエンドコンデジより暗いので 夜間も心配したけど 流石にミラーレスでこれぐらいなら

ぐらいにISO1600でもノイズが抑えられていて 明るく映るし
寄っても結構きれいなわけです

とにかく ミラーレスとコンデジとかいう組み合わせはちょっと考えてしまう所にいる訳でした。 
written by HatenaSync