送料無料の怪と携帯電話

中国から よく通販で商品を購入するのですが 数百円どころかそれ以下のものまで送料無料で送ってくれたりすることがあるのです。

これで成り立つのかと正直心配になってしまいます。

ですが これは国際郵便の取り決めという点で成り立つ不思議な料金で成り立っているのです。

例えば 中国国内の日本の成田空港までの郵送費用が100円、日本国内の成田空港から家までの郵送料金が500円としましょう。

発送元の中国の企業が支払う郵送料金は100円となるわけです。

じゃあ残りの500円はというと 日本郵政さんが払うことになるわけです。

逆に日本から中国に送るとなると500円の送料を日本郵政に払うと その金額で中国の空港まで行き その先の送料を中国郵便が負担するという形になります。

なんか、日本が一方的に不利な感じがありますが これが途上国だと想定してもらうとわかるのですが 1日の収入が100円ぐらいの国に 日本まで500円以上の送料の負担が実質上できないのでこういうことになってしまうわけです。

日本は、宅急便価格も世界でもかなり高い国なので この辺りは大きな差になってしまうわけです。

最近ではあまり見ませんが、DMが家に届くときに海外から送られてきたものだったという経験はないでしょうか?

うまくやると海外から送る方が安くなるので まとめて海外の拠点に送ってそこから小出ししてもらうという方法で結果的に安くなるという手法だったのですが流石にほってはおけないと対策されてしまうわけです。

 

話はかなり遠くへ行くわけですが、最近ソフトバンク回線で妙に安いデータ回線がありませんか?

巨大な容量で 50Gとか100Gとかの容量のデータ通信が3千円ぐらいと・・・

おおよそ、100Gもあると 普通に使っている家庭の固定通信料とそう変わらないわけです。

値段的にもこれなら安いと思えるレベルなのですが なんとなくSoftbankだと思うと胡散臭い(笑)なんて 実際はそんなことはないとは思うのですが。

Yahooモバイルの回線でもここまで安いものはというか そもそも100Gなんてのを契約したと思うと凄い金額にはなると思うわけです。

例えば 「価格COM」で10Gを超えるというデータ専用プランを検索してもらうとわかるのですが Biglobe楽天なんてのが出てくるのですが これが3000円ぐらいとなります。

あれ?と思うのは 価格COMに出てくるような有名なキャリアではないのですこの格安プランを提供している会社たちは。

テレビでCMしているのはこの手の中では 「どんなときもWifi」という今ネットで検索しても荒れ放題な会社ぐらい。

ソフトバンクの回線はDocomoAUに比べて1/10に安いのだろうかとか、自社ブランドや有名ブランドでやらないのは何か裏取引があるのではないかと疑ってしまうわけです・・・・

 

勿論、ちゃんと取材したわけでもなんてしていないので あくまで推測に過ぎないわけですが

これらの、超格安回線の提供元はもしかしたら普通の会社ではないのではないだろうか?

「普通」の使い方がよくないので訂正するなら、通信系の会社が提供しているものではないのではないか?という推測ができるわけです。

あくまでも推測に基づく作り話ですよ・・・・

 

まず、これらの会社の特徴として大きく3点

一つ目は、とにかく格安であること。

100G3千円を切るものもある。

二つ目は、ソフトバンクの生回線(ちょっと 広告をそのまま貼ったので意味不明っぽい)を使うので 通信制限などがない高速回線

三つめは、海外での通信も申し込み可能です

まあ、共通の特徴は大きくこの三つぐらいでしょうか

 

まず、安いのはそれでいいですよね。

ただ、さっきの例でも1/10ぐらいという 信じられない安さであるというのが まず最初の特徴です。ちょっとこの辺りは気になりますよね。

それでいて、縛り(契約期間の限定、1年や2年という必須契約期間がない)がないものまで。

二つ目の、ソフトバンクの生回線ですが 一般的にMVNOと言われる回線提供業者は認証など自社の仕組みを使う事と 一部帯域を借り入れているレベルなので キャリアの提供回線より遅いことが普通で 通信が集中する時間帯はびっくりするほど遅かったりするわけです。

こういうことがないという、キャリアと同じ速度で提供されていますという事だと思われます。

三つ目なのですがこれが謎の中心になるわけですが 私が知っているもので最も高いものが 世界を3つに分類して 最も高い地域では1Gの通信が数千円という提供価格となっているわけです。

キャリアの海外ローミングは地域によりますが 1980円や2980円で1日使い放題のパケットが使えるものがほとんど 同等以上の金額を支払って申し込む人がいるとは思えないのですがこれがでかでかと書かれているわけです。

小さく申し訳程度に書いてあるとか、約款の小さな文字の中に埋めてあるとかならわかりますが 大きな文字で書いてあることが納得いかないわけです。

FBの広告では 国内に住むもしくは旅行で来た海外の人向けの大容量データSIMと書かれて物もあります。

それでも、書かなければいけない理由があるという事なのかもしれません。

以上の結果から もしかしたらこの回線は海外の電話キャリアのローミング回線ではないかという恐れが・・・・

 

最初の郵便のような話ではないのでしょうが 恐らく携帯回線の包括契約ローミングは成り立っていると思われます。

でなければ、海外使い放題のようなパケットを大きく消費する可能性がある通信料が設定するのが難しいからです。

平均 だったり、お互いがお互いの回線を支払うなど(郵便方式)と包括的なローミング契約によって成り立っている支払いがそこにはあると思います。

と考えると 定額に近い金額でのローミング通信契約が成り立っていると思われます。

とすると、お互いの国の物価の違いなどで不公平な部分があるとは思いますが 双方それで納得しているという事。

ならば、その海外のキャリアが日本にやってきて SIMカードを販売したとしたらどうでしょう?

海外から国内に来た人向けの通信カードやローミング目的の海外の通信キャリアのSIMカードを販売したとしたら 包括契約なら日本国内でいくらデータ通信を使っても 自分の腹を痛めずにいくらでも販売することができるといえばできるわけです。

画期的なアイデアだ!!なんて思っていると 足をすくわれます。そんなことをしていいはずはないからです。

なぜならお互いにできるので お互いがお互いをつぶしてしまうことになるからなのです。

 

ただ、キャリアから回線を借りて販売しているMVNOの弱小会社などなら ばれてつぶされるまでの間だけ荒稼ぎすれば・・・・なんて考えるかもしれません。

故に、大手キャリアではなく 見たこともない貿易会社などが販売しているという変な販売ルートに存在するのではないでしょうか?

すべてのキャリアのデータ通信回線が使い放題とか言うのも 隠れ蓑でソフトバンク以外の回線にも接続できるがほとんどの場合ソフトバンクにしかつながらない ルーターを作りSImを入れて販売すれば 非常をぐんと抑えたデータ通信を提供できるかもしれません。

そういえば、さっき書きましたが海外の方もしくは日本にいて一時的にデータ通信を必要とする海外の方向け(ただし、それをチェックしていない)という広告の物もありましたね。

 

まあ、しばらく使えればいいかな!!って