すたんどあろん

Windowsが時代遅れだという話は、Linuxが出たりMAC OSが新しくなったり、ChromeOSなどが出たときによく聞く話なのですが本当にそうでしょうか?

 

確かに新しくはありません。

一番古いのは、日本で登場したのはWindows3.0というMS-DOS用のGUIシェルとして登場して 良い点悪い点を統合しながら今も続いています。

何が古いかというと、ファイルの管理構造などが最もいわれる点で 未だにCドライブとかマイドキュメントとか言っているのですが Android等でもそうですが 既に保存するといえば勝手に保存されて保存場所を指定するとかすらできないというかないアプリが少なからずあります。

利点もあり欠点もあります。

扱うファイルの数が少なければそれでも良いのですが ファイル名やフォルダ名に意味を持たせて長い期間の推移を自分で管理したいのならそういったものも必要になってくるわけです。

勿論、それもコンピューター側が勝手にやってくれるなら必要ないといえばそうなのですが・・・

 

他にも古いOS用のプログラムは動きませんと 完全に言い切れるなら良いのですが「互換性」というものを非常に重視するために切り捨てられないものが多く残っていて それ故にどのOSよりも巨大化しています。ゆえに修正も多岐にわたり アップデートにも大量のファイルを必要とするわけです。

プログラムの提供方法も、アプリケーションストアではなく プログラムファイルを直接ダウンロードしてという方法も残されていてというより それしかインストールできない種類のプログラムも少なからずあり そこも話を難しくしているわけです。

 

他にもとても標準化できないような接続機器を繋いでの作業となると Windows以外では困ってしまう事も少なからずあるわけです。

プリンタ関係なんかがそうで ラベルを出力するとかではるか昔から細々と動いているものがあったりするわけで そのあたりのルール外の物が平然と存在するあたりにややこしさをより大きくしているわけです。

 

じゃあダメなのかというと PC用のOSとしては圧倒的にシェアを誇っているわけです。

やはりそれなりの自由度が望まれる層にはぴったりとはまるわけです。

実際のところ 実は最も多いOffice Suiteと呼ばれるプログラムは もうほとんどのOSで普通に動くわけであとは好みともいえる部分で使い分けができるのです。

よく見る記事の ipadをPCの代わりにという記事のほとんどがこういった使い方で不自由しないよという記事なのでそりゃーそうでしょうねと見ているわけです。

できない事もあって、細かいアドオンだったりで困ったり 最近で言えばMicrosoft365のアプリケーション間の連携で失敗したりといろいろあるわけです。

でも、Officeで使うという事で困る最大のポイントは大体がプリントアウトです。

PDFに出力されて それを直接プリンターに飛ばしてPDFとして印刷することで印刷機能が使えるとなっているのですが 細かい設定ができない事が多く 例えば印刷可能領域いっぱいに広げた印刷という指定をしようにも 印刷領域をプリンターから習得する手段もなくそういった指定はできなかったりするわけです。

プリンターとは一方通行のやり取りなのでそういったことが起きるわけです。

ただ、オフィスで上司が「1枚の紙にまとめてくれ」ってなことを言いだすと使えないなーとなる機能ではあるのです。

最も、既にペーパレスが進んでいるのでそういったことも過去になるのかもしれませんが 上の方ほど使えないという日本の産業構造上どうしてもダメな機能ではあるわけです。

 

ただ、それ以上に必要となるのがオフライン機能です。

Windowsのばあいほとんどすべての機能がオフラインで動作することが可能にできています。

例えばプログラムのインストール一つをとっても明らかで 専用のアプリケーションストアを経由するという形式だとするなら そのアプリケーションストそのものがインターネットを経由したプロバイダー上にありそこと繋がる環境がない限りプログラムのインストールができません。最も顕著なのはiOSで開発環境でもない限りそれ以外の手段がないわけです。

過去の互換性でCDやDVDからプログラムをインストールしていた(FDDと書きたかったけど年寄りと思われそうだったので)名残なのか そういうポリシーなのか未だにその機能が無くなってはいません。

この機能は多大なセキュリティ上の懸念点になるにもかかわらずです。

 

オフラインなんてと言われそうですが 以外にもその登場は少なからずあるわけです。

ネットワークが無いという限定的な環境だけではなく ネットワークの負担が大きい環境でもその機能が生きてきます。

例えばノートPCを屋外で使う場合に 携帯電話の回線で接続している状況で何か作業をするたびにネットワークにパケットを送る状況は現状使いすぎたパケットに制限がある環境では良いこととは評価できないのです。

故に、持ち歩き用としてChromebook等もそのあたりが課題になることが多いのです。

ただ、プログラムがインストールされているという状況においては そこまで問題にならないこともあるわけですが たかだかテキストを入力する作業をしているだけでパケットが飛び交うのはあまり気持ちのいいものではないのです。単なる貧乏性ともいうわけですが・・・・・

 

SmartPhoneは常時接続で動いています。

1G程度の上限のSIMカードで普通に使いこなすことも可能でしょう。

ただ、PCを使う用途となると 多ければ数時間使い続けるという使い方なので当然利用するパケットの量も少なくはありません。

故に、PCはスタンドアローンで動くほうが屋外で使いやすいと成っているわけです。

ところが、昨今はWindowsにおいてもアプリケーションストアだったり ブラウザアプリケーションだったりと常時接続を前提にしたものを採用してゆく傾向にあります。

安全の確保という意味でも、他社対抗という意味でも正しい姿なのでしょうが 利点は欠点と言う意味ではどうなんだろうと思ったりすることがあります。

勿論、5Gになってパケット上限という考え方が無くなるだろうという人たちがいるので接続環境的には問題が無くなる可能性はあるのですが。

これも、時代が解決するのかもしれませんがどうなるのでしょうね。