Xiaomi Mix4を買った

ずいぶん周回遅れなのですが

どうも、RedmiK40 GammingのBluetoothの仕様が気に入らなくて 何とかしたいと思いながらずるずる使い続けて2年。

ようやく買い替えることとなりました。

と、いっても どっちが古いかという話ではあるわけなのですが

 

Xiaomiでは MIXシリーズは特別なラインナップとして存在します。

最初に登場したMIX初代は 全画面携帯の走りで 液晶画面の画面占有率がほぼ画面ともいえる端末でした。

残念ながらこちらは 仕様などで普段使いには難しいこともあり購入しなかったのですが それ以降、MIX2 MIX2S、MIX3とは購入しメイン機として使っていました。

そして それ以降MIX3 5Gは周波数の対応が日本向きではないので使えなく MIX Alpha以降は高すぎて手が出ない端末になってしまいました。

 

このMIX4もそういう端末ではあるのですが 既にCPUは3世代前という事もあり比較的安価で中古端末を入手できたのでそういう経緯で購入する事が出来ました。

 

MIXシリーズはハイエンドとして登場していますので MIX3はどうかと思いますが 全体的にシンプルで高級感の漂う端末となっています。

また、周波数の対応もMIX4は中国国内版しか発売されなかったのですが ほぼ世界全体でも困ることの無い周波数の対応となっています。

もちろん、日本でも困ることの無い仕様になっています。

その時代の最も性能の良いCPUが使われることが多く、MIX4はQualcomのSnapDragon 888 PlusというCPUを使っています。

このCPUもこの時代のハイエンドのCPUのPlus版の少しく機能アップされたものが搭載されています。

残念ながら中国版しかないので 日本語の表示などは無いのですが まあそこはほらあれこれとね~

 

まずこの端末の魅力はシンプルで美しいです。

箱から特別感を感じるパッケージで まるで高級時計を買ったかのような(買ったことないので知りませんけどね)綺麗なパッケージとそこの丁寧に収められた端末にワクワクします。

端末はMIX2の頃の様にロゴに純金を使ってるとかいうほどではなく シンプルにシルバーのロゴには変わっていますが本体背面はセラミック製で非常に光沢感のある仕上がりとなっていて 最も心配になるのは指紋が付いて端末が汚くなることで そのたびに拭いてしまいそうになる自分がいます。

端末は補足縦横比がすこし縦に長い20:9タイプとなっていて 手で持ちやすく画面が大きいという構成になって画面はほぼ全面が表示に使われています。

本体そのものは薄いのですが カメラの出っ張りが大きく 机に置いたらかなり傾いてしまう状態となります。

あまりこだわりは無いのですが 特にここで注目されたいのは望遠カメラで ペリスコープ型という珍しい構成になっていて 外に向いているレンズから取り入れた画像をプリズムで90度曲げて横にレンズを置いてそのレンズが動くことでズームの倍率を変化させています。厚みを増やさず稼働レンズを入れるという非常に凝った作りとなっているのですがおそらくここの厚みはこのレンズが生み出しているのだろうと思われます。

もちろん 1/1.33インチという多きめのメインカメラのせいでもあるとは思いますが

この辺りも持てる技術を全部つぎ込んだ感が凄いのです。

 

最大の特徴はやはり画面で 画面占有率87.6%でほぼ画面とも言える端末となっています。

実はMIX2が93%ともっとすごかったわけですが 画面全体を使ったジェスチャー操作の関係上 それに拘り過ぎるとかえって使いにくいというのと、今回の目玉でもあるのですが画面側のいわゆるインカメラの穴が存在しません。

有機ELの画面内に埋め込まれた形で よっぽど目を凝らして斜めに見ない限りカメラの場所を確認する事も出来ません。

同様にGalaxy Fold3も持っていますが 同じ埋め込み型カメラなのですがこちらのカメラは明らかに判るのに対して完成度の違いは明らかです。

もちろん画面サイズの事やCPUのスペックの関係でMIX4の方がよりきびきびと動いてくれます。

両サイドが裏側に回り込むような局面にまげてある事も持ちやすさや操作にしやすさ、そして そのプリズム効果で画面の両サイドが端まで画面の様に見せてくれます。

正直このインカメラはぼけがあるような気がしますが まあそれも芸の内という事で

どっちかというと、保護シートに困るという事の方が・・・・・ よく保護シート割るのでつけてない運用は怖い・・・・

 

じゃあ使ってみてだが、正直もうAndroid端末は各機種の差はほとんどないと思う。

ハイエンド機なので 数世代前でも十分に快適な操作感です。

なにより所持している満足感が凄い。

最も悩ましいのは MIXシリーズの美しさを壊さないように全体を見せて運用したいのですが そうすると傷つけるのが怖くてできない。

このジレンマに また1~2年悩まされることになるのでしょう。