プロセッサーナンバー制

といっても、intelのではなくAMDのプロセッサー ナンバー制。
正しいかどうかの問題はありますが今後重要なファクターに成ってくるのではと・・・
いわゆる、2500+とか3200+とかいう奴で、MIPS値とかと同様に 一律の基準を持って処理速度を計る物指しとして利用するナンバーです。
マルチコアCPUは今は恐らくモバイル用については第一段階だと思います。なぜなら同種のコアを2個配置すると各コアの処理能力を2とした場合、片方の止まった 2、両方の動いている4の二種類のパワーパターンしかありません。ところが 1のパワーのコアと、2のパワーのコアの組み合わせであれば 1,2,3の3つのパワーパターンが構成できます。特に、モバイル的な用途では、出来る限りパワーの配分に自由度があったほうが有利に働きます。だから、そうなる可能性があるのですが、その時に問題が起きます。もし、パワー1のコアに重たい処理を振り分け パワー2のコアに軽い処理を委託し コア1の処理待ちが発生するとフルパワー時の処理能力が結果的に落ち込む可能性があります。
では、どうすればいい?ということで、ハード的にはトライコア つまり3つのコアで振り分け処理をするのが理想的で(といって、その一つは振り分けだけなので演算はしない)振り分けられるタスクには、ここからはソフト的なものですが 総てタスクの総量をプロセッサーナンバーのような共通の物指しで評価した プロセスの重みのようなものを持たせて、どの重みのタスク以上のタスクが来たら2のほうに、それ以下なら1の方にというようなタスクの重さを示す指標があると可能になります。もちろん、マルチタスク処理のような矛盾を発生させる処理(CPUの付加能力によって可能にしている例外的処理)は直接振り分けるような方法です。
その、振り分けの閾値を調整することによって、パワーレベルを動的に変えることが出来るので処理の割合に対する消費電力をリニアに変化させることが出来るようになります。
そうなれば、省電力モードでは、1のコアのみの動作なので CPUの消費電力だけなら2のコア2個のCPUの半分で済む可能性があります。
2倍とはいかなくても、現在の30%ぐらいの向上を見せることが出来たらかなりすごい技術なのではないでしょうか?
タスク処理能力1のCPUがPDAのと同じCPUなら そのぐらいの消費電力に・・・
夢は広がるのですが、じつはこの話し全くのでたらめです。これは正しくないか、全くの創作ですが正しいのかもしれません。将来、3年後ぐらいにこんなCPUがもし出てきたら楽しいのですが・・・・・
ちなみに、先日の水冷で基盤を水につける話ですが、これは、記憶が間違えてなければ実在の話です。発売1年後ぐらいのI/Oという雑誌のコラムの中で展開されたひとコマです。子供心には衝撃的でした。当時、小学3年生の頃でした。