MIMIOって

もしかして、知らない人がいたようなので判っていることでしょうが説明します。
MIMIOは“Virtual Ink “という会社の作った入力デバイスです。
2000年頃に、初めてコムデックスで動作しているのを見た入力デバイスです。
もともとなのかどうなのかは解りませんが、ホワイトボード上にmimioの入力デバイスであるボードマーカーで何かを書くと、それと同じ物がPCの画面にも描画されます。
つまり、その当時流行った ホワイトボードをプリントするもの、まあ、この場合は描画を記録するわけではなく ロール状になったビニールシートをFAXのようにスキャナで取り込んで、感熱紙の上にプロットする物でしたが、これはそうではなくボード上を動くデバイスの位置を検知し、その軌跡を記録する物です。
http://www.mimioxi.net/
ただ、そのデバイスはホワイトボードそのものではなく ホワイトボードは汎用でその左側に吸盤で貼り付けるだけでその位置情報を驚くべき正確さで探知する技術です。
もちろん、本体もペンも電源を持ち、発信受信を繰り返しているのですが ペンも4色の使い分けが出来、その上イレーサーも同様の仕組みで動く辺りは心憎いばかりの気配りでした。
もちろん、当時はカタログを貰ってきただけでしたが、その2年後コクヨから発売されます。
当時の価格は覚えていませんが、現在は88000円。
ただ、一般的な用途では会議の電子化の用途として利用されることが多かったのです。
しかし、バーチャルマウスというソフトが実装され、その利用用途が一気に広がるようになりました。
簡単に言うと、そのペンをマウスの代わりに使うことが出来るようになったということだけなのですが ペンの動きが画面上のマウスの動きにリンクするようになりました。
そして、その技術を利用し プロジェクターでホワイトボードにPCの画面を映し出し、位置調整をすると大画面に映し出されたPCの画面の上がタッチパネルに成ったごとくに操作できるようになります。
展示会場で、大きなプロジェクターで写されたPCの操作をスクリーンに伸ばした棒のようなもので行えるようになったのは動揺の技術の進化系です。
幸いにも、我が家にはプロジェクターもスクリーンもPCもポンコツながらあるのでそういったことが出来たら楽しいなと購入したわけです。
何故か、時折 講師として喋ることもあるので そういった時にも使えるかもしれないというのもあるのですが・・・・(何故個人で持つというところは突っ込むところではありません)
我が家には、お陰さまでそれ以外にも ダウンスキャンコンバーター(PCの画面を通常のテレビに映すためのコンバーター)や書画カメラ(手元を拡大して写すカメラ 展示会場などで手元操作を拡大して見せるもの)等も置いてあります。
これで、これまで不安だったのですが 良くあるふとした説明会にも安心できる訳です。
他にもA1のカラープリンターなど、やはりふとした時に必要になる機材は邪魔ではありますが装備しておくに越したことは無いのかなと・・・・
もちろん、貧乏人なので殆どが中古のジャンク品というわけですが 何か楽しくていいですよね。
問題は、mimioを動かすために2m四方ぐらいの場所が必要なのですが、僅かこれだけの機材を置いただけで 私の4畳半の部屋は足の踏み場も無く 実験スペースが取れないこと。
さて、どうしましょうね・・・・・