DELLのサーバーを買いました

法人向けキャンペーンで、自宅に置くのはルール違反と言われそうだが、今回の目的は仕事側にあるので許されたい。
お役御免になった時には、自宅サーバーとして使い倒す訳なのではあるが・・・
 
サーバーの世界は残念ながら会社勤めで 自社のサーバーぐらいしか見ることがなければ新しい技術もなにも「へ〜」と感心するぐらいで体験するチャンスなどは皆無。
しかし、その性能や機能に関しては意外に判らないことだらけ。
先日もウイルス対策ソフトのアップデートに悩まされて(導入時期の分散化で契約が年に何回もきてうっとうしい)マイクロソフトの商品を検討したらどうだろうと思いまして調べ始めました。
ForFrontという商品なのですが、OneCareの法人版という位置づけでしょうか。
サーバに導入して、WSUSの仕組みでWindowsのアップデートと同様にForFront Client Securityのアップデートも行ってくれる。
一元管理できれば週に一度確認するだけでも十分ではないかと・・・
もちろん、マイクロソフト製品で固める利点もあるのではないかと思い 私の会社にくるベンダー数社に話を振ってみました。
「なんですかそれ?」という回答がすべてのベンダーから帰ってきました。
もちろんアナウンスは出ているので会社に帰れば資料がありますという話ですが そのレベルではWEBでTechNETをしらべたり 商品ページの内容を確認する方が速い程度でしょう。
導入の必須条件や、ライセンス形態など不明な点が少なくありません。
結果的にマイクロソフトに確認しましたが、事例の無いソフトは怖いというのが正直な感想。
未だ悩み中というところ。
つまり、こういったことが困るのです。
 
会社の基幹アプリケーションの難点は、リモート対応になっていないことで アプリケーションが共有のテンポラリーを取るためにサーバー上に複数のリモートコンソールを上げても同時に動かせるアプリケーションは一つっきりという状況。
リモートで管理すれば管理コストは下がるものの物理的に難しい・・・・
と思っていれば最近のはやりは仮想マシーンという発想。
一台のサーバーに複数のOSを起動するという方法でそれをクリアしています。
つまり、1台のサーバーに4つのOSを起動し それぞれをサーバとしてリモート接続をかけるという方法があることを。
その際に、どれぐらいのパフォーマンスで動いて・・・というより同一のネットワーク上に存在するとしてそう言った利用ができるのかどうかも簡単には調べられない。
では、と試してみようというわけです。
 
サーバーはDELLのT105 
Opteron 1352は2.1G 4コアのCPU
Memoryは とりあえず最低の2G(これでいくつ動く??)
HDDは買い足すつもりの 80G
OSもキーボードもマウスもない格安パッケージ。
しかし、コアが4つもあれば 4つのOSが動いても何とかなるだろう。(まあ、そんなに動かすつもりはないのだが OS4つ入れて その一つでの動作確認がされればというところ)
やはり試してみないことには導入は難しい。
おかげさまでベンダーには実績も試す気もなさそうです。
丁度 「Hiper−V」等という仮想化環境の補助ともいえる仕組みも出てきたことだし ハード的に対応しているopteron 1352というCPUの能力は都合がよかった訳です。なによりも個人負担なので安さ勝負という側面もありますが・・・
 
OSは実験をしたりするだけなら 最近は数か月の限定ライセンスは無償で提供されます。
恐らく、CALとかの問題もありますが 期間限定であれば確か大丈夫だったような気はします(ここは調べなければ)
今回は約2.5万円と実はCPU単価より安いような機器代金での購入。
実際にはかなり癖のある機器らしくて、追加でビデオカードがさせないとか パラレルIDEがないとか・・・
ただ、CPUが高速なことも、DELLのサーバー機なので音はともかくエアフローが良いので熱さには強いことも想像できます。
家の中のPCが最終2台程度に減ればいいなという野望等も・・・・
 
WindowsServer2008もVISTAライクなカーネルを利用しているような話ですが どこまでなんだとか アプリケーションの対応などにも名前も出てこない事から何がどこまで動くのか分かりません。
WindowsHomeサーバーがこのサーバーの機能限定版であれば、そう言ったことも試せるのかもしれません。
どちらにせよ、新しい機械というのは楽しみですね。