韓国三日目

今日は寝不足ながらすっきりした目覚め。
昨晩3時過ぎまで遊んでいたとは思えない・・・
荷物を片づけて、チェックアウトしました。
チェックアウトといっても、鍵を笑顔で返してまた来ますと言うだけ。
中庭で朝食を食べている人と話をしながらです。
 
バックパッカーの宿はどこもそうなのですが、みんな気軽に声をかけますし話もします。
みんな貧乏だけど旅行が好きな人が多く、安く移動しています。
たとえば両替のレートはどこが良かった(多くの場合 闇だったりしますが)とか危ない場所、良かった場所等情報交換を行います。
もちろん、行ったほかの国なども含めて。
もちろん、長期間まるで住んでいるかのようにいつく人とたちの宿は 仲間意識があって入れてくれないような人も少なくないのですが・・・
少なくともこちらが明るく声をかけることが大事な事です。
朝食付の宿なのですが、私はできれば現地の物を食べたいので食べていませんでした。
冷蔵庫の中にトーストが入っていて、バターとジャムもあります。
オーブントースターで焼いてコーヒーを入れて飲むというものです。
故に、ここで朝ごはんを食べている人がいて会話が成立します。
 
今日もヨンサンに向かいます。
おそらく10時頃からだと思われますので、9時過ぎには出かけました。
今日は慣れているのでスムーズなのですが、昨日と違うのは荷物が重い・・・
やはり充電器・予備バッテリー一式は体のためにはあまりよくありません。
ヨンサンの駅に着いたらコインロッカーにほとんど全部を投げ込みました。
 
コインロッカーは日本とは少し異なるものです。
できれば、せめて英語の説明書があればと思ったのですが心ない人により破かれていました。
それでも、図と機械を見ながら想像して使います。
ここに使い方を。
○開いているロッカーを見つけて番号を確認する
○コンソールで「LOCK」ボタンを押す
○ロッカーのナンバーを押す
指紋認証を二回させる
○お金を入れる
○レシートが出てくるので受け取る
○ロッカーに荷物を入れて閉める
○ロッカーが開かないことを確認する
といった手順となります。
特に指紋認識はあまり精度が良くなく、何度もチャレンジすることとなりました。
このあたりも機器の問題というより 窓が汚れていたのでメンテナンスの問題かもしれません。
 
駅ビルの最上階にUMPCショップがあるというおにくさんの情報でまずそちらに向かったわけです。
ところが・・・・10時半からの開店でまだ入れない。
しょうがないので、地下二階〜3階にあるe−mart(スーパーマーケット)に向かいました。
スーパーに向かったのはお土産対策。
いかに忙しくなくなってきているとはいえ水―金 見た目では水−日と5連休を取った形になっているので 何とかご機嫌伺いをしなければという訳です。
ところが、やはり予算が厳しいので 豪華に見えるスーパーの特売品を探す訳です。
缶入りのビスケットのようなものはありませんが、ロッテ製のお菓子はたくさん。
ハングルでパッケージの書かれた大きめの袋のお菓子などは、日本ではジャンボパックと呼ばれるべきサイズが標準なのかかなり大きめ。
カサは高いが軽いのでこれぐらいは許容??と持って歩いていると、にこにこと満面の笑顔で近づいてくる店員さん。
話がわかりにくいので先に説明をしておくと(これも見た感じですが)韓国のスーパーの特価は値段側ではないようで、驚くべきおまけが付いてきます。
大きなカサとなるべき量で、時によっては実際に購入したものよりもカサが高いことも。
もう一つは、1個買うと1個サービス(結果的に一個当たりの価格は半額)+景品というような構成も珍しくありません。
私の持っていたのもそういったセールのあるもので、私が気が付いていませんでした。
で、親切なおばさんはいろいろとしゃべりかけてくれるのですが当然言葉がわからない私。日本語ですいませんが言葉がわかりませんという用のことを言うと 私の手からお菓子を奪い取って セールのところまで連れて行ってそこから取って渡してくれる。
渡してくれたのは、私の持っていたお菓子が二袋とあと何か違うリッツぐらいの箱のお菓子がガムテープの太さのテープで巻きつけてあるもの。
価格は確認していませんがおそらく同じぐらいの価格ということでしょう。
大前提として、飛行機に乗るのにリュックサック1個と手提げポーチ1個しか持ってない私に抱えるほどのお菓子を渡されても・・・
手を振りながら有無を言わさずおばさんはどこかに消えてゆきました。おそらく服からは店員だったのでしょう。
親切なんですが、困った事です。
一度、階下に降りておばさんがいないことを確認して、レジでも同じ目に合わないように違う箱のお菓子を選びました。
他には子供のお土産と、まっこりなどを買い込みます。
 
荷物を預けるかどうか迷ったのですが、実はEverun Noteを買うつもり全開だったので、このまま上にあがって買ってから一緒に預け入れるのが吉かもと上に上がります。
 
8階にUMPCショップがあります。
かなり探すことになるかと思えば、エスカレーターの真ん前でした。
ここに気がつかなかったのは、案内上はここには本屋ぐらいしかない階だからです。
やはり、行けるところは全部行けということでしょう。
で、時間の問題もあったので単刀直入に
「エボラン ノートありますか?」と聞いてみた。(いちおう英単語で)
一昨日の韓国人の彼が「えぼらん」と話していたので合わせてみました。
「ノー」というそっけないもの。
これで結果的に買えなかったとがっかり・・・・だったのですが、反対側のカウンターの上にはEverun Noteが。それもハングル刻印の付いたものが(これが欲しかった)
「あるじゃないか」(もうすでに日本語)と指さしながら店員を呼ぶ。
しかし、彼は「No」を繰り返すばかり。
これには理由がある。私がずっと日本語を話し続けているからである
落ち着いて、英語らしき物で話し出す。
めんどくさそうに彼が聞いてくれる。
「あい うおんと いっと」これが正しいかどうかは別として
やはり「のー」である。
あとは、前にプリーズをつけたりしてしつこく・・・
ようやく彼が違うことを話してくれた
どうも、これはプロダクトサンプル(ってどういう意味なんだろう?)で 販売することができないということらしい。
頑張ってみたけど結論は変わらないということでしたので 結果的に購入することはできませんでした。
私にとって疑問は韓国というのはUMPCが多いはずなのにほとんど見ることはありませんでした。
WIBRAINのキャリア契約込みとかだけです。
このUMPCショップでもWIBRAINはあったのですが新型のATOMタイプではなかったので食指はうごきませんでした。

ここからがあわただしいところで、エスカレーターを降りて電気街に向かうわけなのですが 下りている最中に日本語のアナウンスが。
なんでも、高額な買い物をすると免税されるらしい。
とりあえず、人の買ったもので免税受けられるはずがないから パスポートと航空券の確認ぐらいは必要なはず。
エスカレーターを降りながらロッカーに直していないかを確認します。
パスポートはあって航空券は自分で印刷したEチケット。
そう、13時30分発の飛行機が書いてある・・・・
って、だめじゃん。
エスカレーターを降りるのは11時前。
ここから空港までがざっと一時間半。
ガイドブックを読みながら時間を計算する。
ガイドブックには3時間前には空港に入ることと書いてあって、すでに二時間半前・・・
 
ここから先は時間との勝負。
ロッカーまで駆け降りて荷物を受け取ります。
○アンロックボタンを押す
○ロッカー番号を入れる
指紋認証をする
(もしものために、受け取ったレシートの暗証番号で開けることもできます)
○荷物を受け取る

そして、路線図を見る時間も惜しかったので 最も通り1200ウォンの切符を買う。
路線としては一度乗り換えて 国内線の空港に行き そこから空港特急に乗り換えて空港に。
地下鉄は8分と28分(ガイドブックのいうだいたい)、空港特急は30分。
最短を目指し移動します。心配なのは空港での乗り換えが今迄の経験上近いところにはないはずだということ。
電車の中で荷物の詰め替えを白い目で見られながら行い、移動を続ける。
国内線の空港では、改札で係員を捕まえて教えてもらう。
あとは走る(トイレに行きたかったんだけど・・・・)
インチョン国際空港に着いたのが一時間弱まえと かなり効率よく移動できました。
1時間を割ると、空港の込み具合から閉め切られている可能性も・・・・
空港特急の駅からカウンターまでは10分弱かかる道のり。
荷物も重いので遅いのですが走って移動・・・・
 
ANAのカウンターは5人ほどのお客がいるだけの静かなカウンター
拍子ぬけしながら、荷物をおいてチケットとパスポートを渡す。
相手は何事もなかったかのように作業を・・・・間に合ったんだ。
時間をみると飛び立つちょうど45分前でした。
荷物の確認に10分ほどここでお待ちくださいと言われて座って待つ。
10分たったらそのまま通関に飛び込む。
小物が多いので外すのが大変、結局ベルトのバックルで引っ掛かった(笑)
そして、シャトル列車に乗って出発カウンターに。
このころは落ち着いていてトイレにも行けました。
頼まれていた朝鮮ニンジンを買うためにおみやげ物屋さんで 日本語で「すいません」と叫ぶ。
当然、日本語の話せる店員がやってくる そして説明の時間を縮めて 紙を見せて注文する。
すぐに受け取って乗り場に急ぎました。
そして、乗り場に着いた途端にアナウンスが、飛行機の到着遅れのために皆様のご案内時間が遅れますことをお詫び申し上げます。
 
ここまでを思い返すと、なにか現場で食べようと朝から御飯も食べず 途中から体力をすり切らしてきたわけです。
がっくりして、待合所で座り込みました。
駅に着いた時にはまだ「定刻」表示だったので カウンターでは到着遅れだから情報を掴んでいて 余裕の対応だったのだとわかりました。
ただ、わかったところで遅れなくてよかったという程度のもの。
いつも、最後まで気が抜けないのが旅行のいいところ。(って、時刻を見間違う段階で自損事故・・・)
楽しい韓国旅行となりました。