USBモデムの消費電力について

昨日、書き損ねたので追記しますが
Everunにこのモデムを刺して使っている場合。
当然、動作しないで使えないのですが 別にとるほどの事もなくというより 待ってれば認識するかな程度のつもりで刺していたらリブートしました。
最近調子が悪いのかと思っていれば、またリブートしました。
数度のリブートで気がつくのですが、やっぱり電気が足りないんだということ。
 
もちろん、EverunのUSBの電源供給能力に関して言うなら期待はできません。
あれだけのバッテリーでの駆動時間があるということは、必要のない所に流れる電力を削っているということ。
大きな蛇口で少ない水の量をコントロールするのが難しいのと同じ理屈で、ふだんから消費電力を抑えるようコントロールするためにはもともと流れる電気の量を絞り込むことは非常に大きなメリットとなります。
Everunはそういう意味ではUSBの端子に流れる電流を100mA程度(USBフラッシュメモリーなどを駆動する程度)で運用しているのでしょう。
 
最大値は規格上500mAですが、PCを作る際に500mAが必ず出力されていなければいけないと決まっているわけではありません。
なぜなら、バスパワーで動くHubを考えていただければわかるとおり USb一か所から4つに割ったとすると、最初のUSB端子は500mAあったとしても4ポートで割れば最大でも125mAしか供給されなくなって使えないでは困ってしまいますから・・・
多くのモバイルPCはその程度の給電能力しか想定していません。
そして、Let’s ノート等では給電能力を超える電流を要求されると自動的に給電をストップする仕組みも付けられています。
これはPCを保護するための機能です。
 
Everunの場合なのですが、フリーズし再起動が掛かるということはPCそのものの利用する電力が不足して(原因はHDDなのかメモリなのかCPUなのかは不明)いるということかと思われます。
おそらく、保護回路などが付いていないのか電流量の消費が急激で保護回路が追い付かないかの理由で本体側の電気をつかってしまうのでしょう。
この使われ方は実はPCにとって大きな負担となり、悪い場合を想定すれば想定以上の電流量が流れた電線や基板の障害。
同様に想定がいの電流の流れたICの破損なども考えられます。
降圧、昇圧に使われる回路の場合 電流量の不足は規定外の(たとえば高すぎる)電圧を発生させる恐れもあるわけです。
まあ、簡単にいえば虎の子のEverunを壊す可能性があったということです。
くわばらくわばら