販売上の問題点だと思うのですが・・・

E−MobileのミニPCセットなどで付属でついてくる D11LCなのですが
スティックタイプでコンパクト、選択できるD02HWに比べて速度こそ満たない物の(3.6Mbps)サイズからいってもミニPCにはこちらが向いていると思うのは私だけではないはず。
特にX40では問題なく・・・・使ってました。
ただ、思いのほかX40のバッテリーが通信中に持たないという印象は受けました。(ふらしぼー?)
で、出かける時にEverunとお供で出かけたときです。
Everunに刺しても、かなりいい感じに見える小型のこのモデムですがEverunでは動作しません。
正確にいえばUSBフラッシュとしては認識され、アプリケーションのインストールは可能なのですが アプリケーション上からのモデムが認識されません。
Everunは特殊な機械だからそういうこともあるだろうと気にもしていなかったのですが、いくつかのノートPCでも同様のことが発生します。
おかしいと思いだしたのはこのとき。
 
Everunは現在 普段は車の専用コンピューターとしてつかわれています。
車載用クレードルにはシガーソケットから給電され、GPSアダプター用のUSBソケットも付いています。
このアダプターにD11LCを入れてみたら認識されました。
Everunのせいではなかったのです。
ではと、車で走っている間もつなぎっぱなしでいると 時々切れてしまいます。
モデムが切断されて、数秒後にまたつながるというパターン。
このあたりで確証に変わる。
そういえば購入したときの延長ケーブルはPC側が二股に分かれていて二つのUSBに取り付けることができた・・・
 
製造メーカーのサイトを調べてみると 最大消費電力は700mAとなっています。
700mAが大きいかどうかはともかくとして、USBの規格上500mAが想定された電流量なわけです。
簡単に言うと、USBポート一つでは動かないということ。
Everunのカーアダプターは500mAをかいてあるのでこのあたりは間違いないでしょう。
だとすると規定通りの設計のPCでは動かないかもということなのです。
もちろん、つかんでいる電波の数、特に移動中のハンドオーバーなどが無ければそこまでいかないのかもしれませんが 移動するとそこまで行くということ。
実際問題、D02HWでも同じ状態で使ったことはありますが こういった状態にはならなかったので それよりもピークに達する率が高いのか ピークが高いのかのどちらかです。
海外で販売されているD02HW(E220)には二股のUSBケーブルが付いています。
 
設計上の問題というか、ネットブックはそれほど電源回路が豪華には作られていません。
保護回路も組まれているようには見えません。
USBから大電流量(想定されたものより40% UP)が流れたときにどうなんでしょう?
それぐらいは許容される設計なのでしょうか?
車載用のスタンドでも時折切れるのですが、ネットブックではどうでしょう?
安定動作のためには結果的にUSBボートを二つふさいで尚且つケーブル付きでしか使えないとしたらモバイルとは程遠い構成になってしまう。
このあたりを考慮しての販売でしょうか?
実績とかでは困ってないのでしょうか? 少なくとも私は困ってますが・・・