車載の・・・・

普段は早い機会からカーナビを車につけて使っていたので、今の車にも例にもれずhddナビが付いています。
三菱のWindowsCEをOSとしてJAVAのゲームも動くという変わり種なのでという話もありますが・・・
逆に付いているのでいくつかのGPSバイスを持っていても試す機会に欠けているというところ。
ところが、先週末より車検で車が預かられて代車生活となったのでここぞとばかりに試そうと車用のUSB電源などを購入したわけです。
この時に注意なのは先日来書いていたとおり、Xperiaの電源系は非常にシビアで給電能力が低いと充電されないどころか減ってゆくという仕様なのでアダプターも注意して探す必要があります。
新しい商品はコンパクトでスタイリッシュなのですが、そうではなく少し古めの商品を選んだのは対応機種欄を見るため。
AUのWINになったころ若しくはなる前のSony端末はXperiaと同様USBケーブルでは充電できずに困った記憶がありましたのでそれらの機種の対応をうたっているアダプターであれば大丈夫だろうと確認したかったからです。
ただ、店頭でもほこりをかぶっているアダプターを購入するのは少し度胸は要りますが・・・・
 
いつものディーラーにいくと最近車のことを見ることもなかったので見たことのない車がいっぱいです。
丸いデザインから少し張りのあるゆるい曲線を描くのが現在のトレンドのようです。
ミニやY10、ルノー5等に乗っていたことからも解るように 小型のHBが非常に好きで現在の7人乗りの実用車というのは実用度は高い物の趣味性からは大きく外れた車。
新車で走行距離2000K程で 決算前の書き込み時の試乗車を借り出してしまいました。
非常に快適で、CVTの変速やエンジンブレーキも昔スバルで登場したころに乗せてもらったものとは段違い。
まるでモーターのような段差のない加速感は私などには感覚的に違和感はあるものの 実際の運転という意味では乗りやすくなっています。
アクセルの踏み始めの出足はおそらくコントロールしているものと思われますがゆっくりながらリニアに速度を上げるように設定されており、感じから行くと速度の上昇は同じアクセル開度の場合経過する時間と速度の上昇をグラフに描くと直線になるのではないかと思わせるほどの設定です。
もちろん、実際には後になればなるほど加速力は増すのですが 程度をコントロールしているのでしょう。
もうひとつ感心するのは、踏み始めはどんな開度からでも一テンポのためを用意してあることで
レーシングカーなら踏んだことにどれだけダイレクトに反応するかに重きを置くのでしょうが、街乗り用にはたとえば座り位置を変えたぐらいの動きで車が前後にぎくしゃくすると不快なので それに対しての対策としては良くされたものです。
オートマチック全般ですが、エンジンブレーキがあまり効かないのでそれも含めてぎくしゃく感をほとんど感じさせない 例えは悪いのですが「遊園地のゴーカート」のような動きをしてくれます。
 
で、エアコンの吹き出し口に挟み込む携帯電話用のクリップをつけて、シガーより電源を取ってXperiaでNaviをと思ったのですが・・・
最近では主軸がナビ付らしく、試乗車にすらナビが付いていたわけです。
今までは外国の車が多かったこともありますし、どちらかというとクラッシックだったり正規ディーラーがなかったり見放しているような車が多かったこともあり 自らも油にまみれないと整備をしてくれないような工場に入れていました。
代車も十分な「変態車」と言われるものが多くて
「アイドリングが安定しなくて、動けない」とか「エンジンがかからなくて動けない」なんてことも少なくはなかったですし そう言って連絡したところで
「わかった! がんばって帰って来い」
と、励ましてくれるという対応でした。
もちろん、それも楽しみで通っていたわけなので 当り前の話です。
値段的にも格安で見てくれていましたし、そこに見捨てられると入れる工場もないという車が多かったこともあり大変今でもお世話になっています。
そこの代車だと、エアコンが付いていなかったりぐらいは当たり前 ルノーシトロエンプジョー等バラエティに富んだ車に 二軒の車屋さんとの付き合いの時には乗っていました。
それに比べてエアコン当り前の、ナビ付の新車の代車は想像しないものでした。
また、出番がなくなったわけです・・・・
飲食店などの検索では、雑誌に載った店などでは雑誌の評価まで出てくる新しいナビです。
 
それでもがんばって「全力案内!」を使ってみたわけなのですが・・・
やはり餅は餅屋というか、センサーの差は大きく
SmartPhoneではGPSだけなのに対して、車載のものはジャイロに車速センサーを付けたハイブリット式
道路渋滞情報もSmartPhoneはネットから地図とくる予測型のものでこれは進んでいるかもしれません。車載のものはFMとビーコン(FM、光学)式で(たぶん)経路迂回もします。
両者で同じ道を検索してみると面白い違いが出て、SmartPhoneは少し回り道をしても速度の稼げる車専用の道路を経由した経路をとり、車載のほうは距離を優先し渋滞を迂回したものを選択します。
実際のところは両方のナビが渋滞情報を出さない道で停滞に近い渋滞が発生し 人の感で迂回を選択したわけなのですが その時の到着時間に関しては車載のナビのほうが正確な時間を表示しました。
どちらかというと渋滞を考慮しない到着時間をSmartPhoneのほうは表示するようですし、車載のほうは迂回経路を選んだこともありその分の遅れを余分目に見込んだということでしょう。
 
月末であるということでパケット料の予想もつくのでこういうこともできますが、実際には定額プランで使えるSmartPhoneであれば当たり前にできることです。
そして、そこで使えるナビゲーションソフトと車載のナビゲーションを比べてとなると格段に専用機のメリットを出したいところですが道の案内に関してはSmartPhoneもかなりのレベルまで来ています。
もちろん、通信前提なのですべての機能をSmartPhoneで実現しているわけではありませんが 単体で使えているということは事実です。(山の中に行って電波が来ないとナビもできないのかという噂も無きにしも非ず・・・)
一般の携帯電話でも、パケット料とアプリケーションの購入(確か315円/月ぐらいかな?)で出来るわけなのですから十分に素晴らしい訳です。
 
もっとも、液晶の大きさという点で大きなハンディがあるわけなのですが・・・・
やはり、結局7インチと3インチの液晶では面積が違いすぎるので、特に移動中に交差点の案内などが聞こえて確認しようとモニターに目を移してもSmrtPhoneでは視認できないですよね・・・