情報漏洩現場

とある中古品を手に入れてみた。
起動するとOSが起動して、その後に自動的にアプリケーションが起動し ログイン画面となる。
当然、そのアプリケーションは私には使えないものである。
 
ターミナルとして使われていたようなので 実際にはその端末にはデータは入っていないかもしれませんがプログラムは入っているという状態。
おそらくスタートアップに起動時に起動するように書かれていると思われます。
いまのところ、この状態での使用はやはりルールに反するので取りあえず封印しました。
一応販売店にお問い合わせが現在の状態。
売店が知らんぷりを決め込むなら、このプログラムの持ち主に聞けばいいわけですが(それも分かったりする)そこまで勤勉でもないので適当に使い始めます。お金払ったのですが、情報漏洩を覚悟で販売したのだと(間違えではない)考えて 使うわけです。
 
実のところ契約が不明瞭で分からないのですが、こういった端末専用のアプリケーションに関しては ソフトウエアーベンダーが専用に作ります。
で、区切りが難しいのですが 著作物としての権利を委譲しない場合はソフトウエアーベンダーのものとなり
委譲した場合には 制限付きでクライアントのものとなります。
制限というのは内部のプログラムの中には 開発会社の作った小さなパッケージの集合体となっていることからも それらを利用できないようにライセンスの使える範囲を制限して委譲したりします。
もちろん、丸投げもあるわけですが・・・・
クライアント毎に一から別制作していると効率が悪いのは事実なので 使いまわし部分がおおいことでしょう。
だとすると、契約が分からないのでこのプログラムの著作権はとなってしまうわけです。
もちろん、使いようもないですし 使わないのですが それでも電源投入と同時に起動するのであれば使ったこととなるのかもしれません。
解釈の難しいところです。
 
今回の件は一応その程度の事なのですが
実際のところ、これだけの広い範囲で販売されている ノートPCの中身が必ずしも空だとは言い切れない可能性もあります。
ためしにファイル復活ソフトなどを起動するともっと出てくるかもしれません。
ネットだけではなく、こう言った所も漏洩の現場になるのだと思いました。
おそらく、引き取った業者はマニフェストを出して 処分証明書なんて出したのでしょうけど・・・