SlingPlayerでStrokeItを使う

Viliv S5は非常に便利なのですが、やはりキーボードが使えないことはいくつか不便が残ります。
そのなかで、私がっ困っているのはSlingPlayerを使っているとき。
これはD4でも同じなのですが 画面サイズの小ささは、そのまま液晶画面に表示される操作ボタンの小ささになります。
普段使わない操作は良いのですが どうしてもかなえたい操作がとりあえず3つだけあります。
それがチャンネルの+/−
それから画面の ワイドZoomとノーマルの変換です。
この項目は、リアルワイド対応で無いテレビの為に ワイド放送を周囲に(上下に)黒ふちをつけて表示されるモードのテレビを見るための物で
リアルワイド表示の(普通のワイドテレビは周囲が黒枠になれば自動で全画面表示に。)場合 真ん中に小さなワイド表示となってしまいます。
ただ、これはCATVのチャンネル表示等が画面上部に表示されて自動化できないこともありそういった表示になります。
これを強制的に全画面表示するときに使うコマンドです。
では設定手順を・・・

まず、既にインストールされているとして 設定画面を表示して
マウスカーソルを 全般に合わせてマウスボタンの右クリックを押すとメニューが表示されます。
そのメニューから「新規アプリケーションの追加」を選択し新しいアプリケーションタブを作ります。
もちろん作らなくても可能ですが、違うアプリケーションでそのショートカットが使われていたりするとややこしいので・・・
新しくできたものにはカーソルを合わせて右クリックして名前の変更をしてアプリケーション名を登録します。
私はべたですが「SlingPlayer」としました。
そして、「追加」で「アプリケーション名」にチェックを入れて
SlingPlayer.exe
というのをタイプして登録しました。
パスの通っているディレクトリーや、ProgramFileにあるアプリケーションに関してはパス名を含まない 実行ファイルのファイル名だけの記入でアプリケーションは自動的に起動できます。
 
次に操作の登録です。
SlingPlayerと登録されたアプリケーションタブの上で マウスの右ボタンを押すとメニューが表示されます。
「新しいアクションの追加」を選択します。
これも間違えないようにアプリケーションの時と同様名前を付けることをお勧めします。
もちろん無くても可能です。
そして、右側の画面でプルダウンボックスから使いたいアクションを選択します。
まずは、チャンネルのマイナスを登録しますので
「UP」を選択し、「ジェスチャーの追加」ボタンを押すと上ボタンのアクションで動作するアクションが登録されました。

次は実行されるコマンドの登録です。
先ほど登録したアクションの上にマウスカーソルを合わせて右ボタン
「新規コマンドの追加」を選択し
「キー・ホットキー」をプルダウンボックスで選び キーボードで(仮想キーでも可)
「−(マイナス)」を押すとボックス内に「−」が入っているのを確認できると思います。
これで登録終了です。
ちなみに、どのキーも登録可能なので Shiftを押しながらの操作を登録するためにはハードウエアーキーボードを繋ぐ必要があります。

一応、StrokeItを再起動して SlingPlayerを起動して 下から上に出来るだけ垂直に指を滑らせると チャンネルが変わります。
10チャンネルなら9チャンネルという風に変わります。
同様の手順で チャンネルプラスは「=(イコール)」を登録。
画面のワイドズームは 「ALT+Shift+w」なので USBキーなどを繋いで登録します。
逆にノーマル画面は 「ALT+Shift+n」なので これもUSBキーなどを繋いで登録します。
 
車載していても、画面に向かって上とか下とか
私はズームに関しては 右+上、左+上 等に登録しています。
出来れば地デジとCATV等の切り替えも登録したいのですが これのキーボードコードが実は分かっていません。
ボタンを拡大したり、あるべきキーボードに割りつけたりという方法もありますが これは簡単で便利になること請け合いです。
WillcomD4や工人舎SC、PM等でも流用可能なのでチャレンジしてみてください。