E-Mobileの通信規制

昨日も書いていた事と、私の中では理解不足だったのではないかと思う部分があってここに自分用のメモとして書くわけなのですが
 
内容的に
「24時間ごとに300万パケット(約366MB)を超えて利用したユーザーに対し、当日の21時〜翌日2時の間、通信速度制限を実施する。」の部分が問題となるべき点だと思いますが
一日に 366MBを超える通信をした場合 通信規制がかかると言うのがきもの部分となります。
じゃあ、この通信量がどうかというと 月間11Gという数値になります。
「ギガデータプラン」というのをE-Mobileは用意していますが 「通信料が変動し 少なめの人向きのプラン」として用意されているという事なので 少ない人の10倍ぐらいとまあ概算と言っていいかどうかはありますが そ入れぐらいの量だとすると超える人が少なくないだろうことは想像できます。
じゃあ、何故そんな事になるのかと言えば 一般的なブロードバンド動画配信等ではHD画質と呼ばれる標準より綺麗な画質での放送も モバイルPCで快適に見れようとしているので 一時間も見れば600Mぐらい簡単に行ってしまいます。
ということは動画は一日30分までと 子供に「ゲームは一日30分まで」と親が制限をかけるのと同様に E-Mobileから「動画は一日30分まで」と制限されたようなものです。
子供心に戻ると 「なんで30分なんだよ〜」と文句の一つも言ってみたくなる訳です。
せっかく PodCastなどで動画配信がモバイルでも可能になったといっても1時間程度が限界になったというわけです。
もっとも、速度が落ちるだけで使えなくなるわけではないというのがせめてもの救いです。
これで、E-Mobileを使う人が・・・ とか 「解約祭り」等とあおっている人たちも沢山見ましたし 昨日の時点では私もそう思っていました。
しかし、良く良く読むと 通信速度を制限する時間何のですが21時から2時までという限定された時間においてのみ制限がされています。
時間にして 5時間という時間なのですが これって 通常で言う所のモバイルで無い事が多い時間帯ですよね。
 
E-Mobileの販売の時に説明員さんが良く叫んでいますが
「家でも外でも・・・・」というキャッチフレーズですが ADSLに近い回線速度を持つHSDPA(+)等では
自宅のブロードバンド回線+モバイル回線と契約しているなら E-Mobile一本にすれば安くなるという物。
特にポケットWifiを使えばモデムを挿すことも無く家では電源を繋げば・・・・という使い方が出来るわけです。
家に帰ってテレビでも見ながらとかで 固定回線の最も込み合う時間が 実はこの21時から2時ぐらいで SoftBankの定額通話が切れる範囲もこのあたりであることからも間違いない事でしょう。
つまり、この規制の方向性は 自宅でもE-Mobileを通信回線に使っているという層のユーザーに向けて行われているような規制に見えます。
(私の知り合いはこの時間が全開という人も少なくないので 一般論です)
そして、幾つかの販売現場で見ていますが E-Mobileだけでなく多くのモバイル回線を利用した 夜間の監視カメラシステムなども「常時接続」をうたって通信機器とセットで販売いしていますのでこのあたりもその影響を大きく受ける事でしょう。
夜間にP2P等をしている人がいるなら あっという間にあふれるのでしょうが この辺りはやむ負えない所。
困るのは夜間のメンテナンスで、CDが足りないとなったときにダウンロードでごまかすが出来なくなるかもしれないという所。
 
じゃあその時間を外せばというえば規制の対象範囲には入っていません。
会社、家では固定回線で 外にいるときだけモバイルを使うユーザーの多くは影響を受けないという変更のように見えます。
前述のような使い方をして帯域を常時使うユーザーの締め出しが目的だろうと言う所がすけて見えます。
「家でも」というのはE-Mobileがそういう売り方をしていたわけですから 「騙された!!」という人たちがいるかもしれませんが モバイル回線として購入した人たちは影響を受けにくい変更となるわけです。
私も大半の影響は受けないほうのグループに住んでいるので そうだと気がついたわけです。
 
私のように過敏に反応して「解約」と走る前に 条件が本当に悪くなったかどうかに関して 検討する必要があるわけですね。
written by HatenaSync
 
追記:ちょっと、書いてある文章を流し込む時間しかなくて コメントの返事等全くできていません。 申し訳ありません。