無知の知

一昨日、NetWalkerを購入したわけですが、思った以上に・・・・というのは先日やりましたので置いておいたとして
NECWiMaxルーターとの接続(WEPのキーの書き込み程度)から始まり、現状あるアップデートすべての適用
ユーザー登録をして(中古の場合注意、前のユーザーが登録したままにしていると登録できない事があるそうです)Flash Liteをいれた。
そこで、昨日のタッチパネルの感度の変更を行って 「使える」と確信して
メールアカウントを 奥様用の分3つを登録して どうぞお使いくださいとお渡ししたわけです。
 
私大の懸念は「必要か? と 使えるか?」なのですが
「必要」のほうはゲームなどをいくつか入れて なんとかカバーしたわけです。
やはり5インチの液晶画面は大きいので使えるわけです。
アプリケーションマネージャーで追加できるアプリケーションの中に いくつかのゲームがあり いわゆるソリティア系で慣れ親しんだものですが Windowの最大化でそれに伴いサイズが変化してくれるようで携帯電話と違う画面の大きさが楽しめるわけです。
「使える」に関しては アプリケーションレベルの使い方を知っているという意味では大丈夫そうという感想です。
と、一部のもっさり感に関して言うなら私の予想と違う感じ方をしたようです。
 
基本的にHome画面は 9つのアプリケーションが並んでいるだけのシンプルなものです。
他にチュートリアルとして必要なのは左下のタップでHome画面に戻ることと、右下のタップでゴミ箱の機能
他にはアプリケーションのタップでアプリケーションを使うという程度。
左上のWindowsで言うところの「ファイル」の部分の選択でアプリケーションメニューが出てくるとかその程度。
ほかは・・・まあWindowsと同じかなというルーズなものです。
実際、普段はGoogleCromかIEしか使ってないのでよく知らなかったのですが 基本的に同じインターフェースに出来ています。
NetWalkerでもそうで、たとえばF11で全画面表示とか、Alt+←でひとつ前の画面に戻るとか まあ、そういった部分ではユーザーのインターフェースの操作を裏切らないように共通化されています。
これが、WM系であるとか そういったデバイスでは いろいろと異なります。
もちろん日本語入力の確定選択 ファンクションキーの使い方なども基本的にWindowsIME仕様なわけです(私が1時間ほど触った範囲で)
Open Officeに関しては 実はマイクロソフトのOfficeが最近 2003、2007、2010と機械によって3種類なのでどれを基準にかがわからなくて2003に近いかなという程度。
メーラーは振り分け設定に苦労したけど 使うときにはマウスの左ボタンで出てくるメニューは言葉は微妙に違うけどそう変わらないわけです。
もちろん、画面の広さがネットブック相当で 普段は工人舎SCを使っている奥様には 同じと映る程度。
 
じゃあ操作でない部分ですが
工人舎SCに2Gのメモリーを搭載してある程度の強化はしていますが、HDDの遅さやCPUの遅さ 繁雑に起きるアップデートやウイルスチェック等 私がいつぞや設定したまま使っていると 使いたいときにアップデートというマーフィーの法則が適用されることもあり 必ずしも速いPCではなかったというわけです。
自分は持ち歩くモバイルだからと 普段使いをCore2以上なわけで それですら遅く感じているので気になるわけです。
そう言われてみて気がつくのが よく私のところに修理をと持ち込まれるPCなのですが 多くはノートPCでほとんどがHDDの故障かOSの入れなおし作業なわけですがP3 700Mhzぐらいが以外に良く帰ってくるクラスです。
さすがにWindows XP以前のものは丁重にお断りしているわけですが、それでもこのクラスがくるわけです。
喉から、「中古の2万円と買い換えましょう」ともいえず 「買ったときは20万はした」と言われると 気の毒で言いだせないわけです。
僅か5年ほどで店頭価格との比較が1/10以下の機器などほかの方には想像つかない世界なわけですから。
で、その700MぐらいのPCはメモリーも積んでいて256MでOSを入れなおして返すと
「速くなった」とだいたい感謝されるわけです。
持ち出すほどではないですが、HDD交換など部品代だけでやっているのでも この機械にお金をかけるのは・・・と正直思いながらやっているわけです。
「今はなおしましたけど 買い換えの予算をとってくださいね 次はないですよと」予告することだけは忘れずにしています。
でも、しばらくたって話を聞くと 
「もうしばらくいけそう って家族も感謝している」とお世辞交じりの返事なわけです。
プリンタで打ち出したものなど見せてもらうと 「本当に使っているのだと・・・」と思うわけです。
何が言いたいかというと、その人たちにとってNetWalkerはもっさりしているのでしょうかね??
 
レビューなどを書いて、「もっさり」とかよく書いちゃうわけですが それはあくまでも比較があってのこと。
例えば、Nexoneに対して Xperiaや、T-01Aに対してSC-01Bとかいう風に
今回のNetWalkerの場合 もっさり度合いの比較はネットブッククラス。
そのネットブックも、Z520のものならともかく 一般に言うところのN270、N280なんて 私は完全に入手してセットアップ終了までに投げ出してしまいました。
そのネットブックが爆発的に売れたわけですから そして今でも店頭に快適に使うための設定本が売っているぐらいですから 使われているわけです。
ただ単に自分の物差しがおかしいのかもしれないと思うわけです。
表題の言葉「無知の知」というのはソクラテスの有名な言葉。物知り顔の学者に対してつかった言葉だと聞きますが、これもその域の言葉なのかも?
普段、多くの人が使っているPCは本当にCore2クラスでしょうか?
売れた機械の台数から行って、ネットブッククラスを標準に持ってきて考えなければいけないのでは??
 
もうひとつ PCを使う上でWindowsXPサスペンドは時期的にも必ずしも安定化されているものではなく やはりシャットダウンがPCを使う上で普通の使い方なわけですが Windows7を普段使いにする私には もう、シャットダウンなど Windows Updateとかアプリケーションのインストール以外では何週間もしない行為。
昨日の状態にPCを復帰させて使うなど当たり前なのですが、奥さんのような使い方では必ずに近くシャットダウン。
NetWalkerサスペンドの3秒起動で、画面を占めた時の状態に戻る速さは いままでにない使い方のものなのです。
少なくとも MbookやViliv S5は10秒もあれば元の状態に戻る使い方でも バッテリーはほとんど減ってゆかない賢い子たちなのです。
私の「速い」と奥さんの「速い」は違うものでしょうし 普通の人はむしろ奥さんに近いわけです。
キーボードの問題はおそらく誰が使っても同じでしょうが、それにしては昔結構散々な書き方をしています。
ちょっと反省の意味も込めて 表題の言葉となるわけですが・・・・