あんまりおいたすると メッ!されちゃうぞ

ちょっとだけ気になっているので書くわけですが、オークションでSmartPhoneと言っていいのかどうかわからない機械になのですが 別のOSを書き込んで販売されている業者さんがいます。
それがどうとかいうと自分も同じようなことを自分の機械にしたりするので大きなことは言えないのですが・・・・
この辺りはSDKを入れたり、テスト環境を作ったりとそうお言った行為の一環だと思っていますし やらないと解らないこともあるわけです。
Android端末のRoot化も基本的にしないのですが しないと出来ない事があったりするので このあたりも自己責任の範囲でちょろちょろと試したりするわけです。
 
「自己責任」を拡大解釈するとむちゃくちゃになるわけで 企業が全く責任を取らなくて良いという事を言うつもりではないのです。
それでも、解らない人がRoot化等システムに変更を起こせる改造をお手軽にできるというのはどうかと思います。
そうした場合のリスクも解る人だけがやってほしいわけです。
改造部品を販売しているところでも、「不良品」に関する定義で話されていますが、改造部品を取り付けるのに自分で作業して曲がったものまで責任はとれないわけです。
そのリスクを考えるなら、最初からできる人に頼む必要があるわけです。
ましてや、社外品の互換部品など こういっちゃうと買うなと解釈しているように見えますが
正直ジャンクと紙一重で よく微妙にサイズが違っていたりするわけです。
正規品でもリビジョンによって 微妙な誤差があって 機種番号を要求されたりするものを 大きく括った程度のくくりで提供して細かいところまでぴったり合わなかったところで・・・・というわけです。
目に見て最もわかりやすいのは液晶保護シートで、通話部の穴やボタンを回避している場所など 穴の大きさはシートによって異なっているでしょう。
製造上の誤差範囲や、取り付けにおけるやりやすさなど各メーカーなりに考えた結果作り出した形なのです。
単純にメーカー品をサイズや形をまったくコピーしたわけではないのです。
こういったものに関してはサードパーティーの方が優れていることがあるのはそのあたりの経験値が違っていたりする部分です。
 
オークションで出ている商品そのものは 一流メーカーのSmartPhoneです。
私も持っております。
それがAndroidデュアルブートすると言って販売されています。
SDブートで起動するAndroidなども含め私も全く手つかずではないのですが 多くのリリースは何中の不具合を抱合しています。
特に無線関連は メーカー毎の回路に合わせた設計となっており、正しいプログラムがあるわけではなく その端末に合わせたバランスの良いパラメーターがあるだけなのです。
出力が強すぎてもダメで、弱くてもダメなわけです。
出力を上げると配線が持たずに壊れてしまう可能性があるので絞っているパターンもそうです。
これの解りやすいものは カメラを起動するととか、ワンセグテレビを起動するとほかのアプリケーションが強制的に停止される等という端末が少なくないかと思います。
これは消費電力の多いデバイスが複数立ち上がると電源が持たないからです。これほど極端でないにしても 全体でバランスを取って 設計以上にはならないように作られているわけです。
そのマージンがどれぐらいだろうと、私たちはデッドエンドレースをして遊んでいるだけの事なのです。
つまり、端末専用に作られていないAndroidを入れることはその端末を壊す危険性をはらんでいるわけです。
ましてやクロックアップをしているそうです。
規定以上の電流量を要求しているので 既にメーカーの保証外の行為。
端末によって幾分のマージンはあるでしょうが 恐らくこれぐらいはマージンの範囲に違いないという思い込みでやっているに過ぎないわけです。
夜店でよく打っているLEDの懐中電灯の白色をよく見ると少し青いななんて思ったことはないですか?
そういったモデルの多くは 白色LEDに規定以上の電流量を流して明るく見せているので 青くなっているものがあるわけです。
こういう懐中電灯は、理論値では何十万時間大丈夫なはずなのに バッテリーが切れるころにはかなり暗くなっていて使えなくなったりするわけです。
 
もう一つ、Androidのライセンスの問題。
Android OS自身は公開の義務を守ればFreeなOSですが、marketに入るためにはいろいろな制限があります。
普通に皆さんが使っているGoogle MAPなどはAndroidのライセンスではなく 利用をGoogleに報告許可を求める必要があります。
そのあたりを許可を求めていないという事は、ほかの端末と偽っているわけです。
この辺りは問題が発生する部分です。
個人が趣味でやることと、販売店が商売でやることは異なるわけです。
解っていてやっているのであればどうなんだ と思う事があるわけです。
 
説明を見る限り、良いことはたくさん書いてありますがリスクに関しては一行も書かれていません。
海外製端末だから日本国内で使うのは 自己責任というような意識でやられているのでしょうが それはちゃんと明記しなければSmartPhoneを初めて買う人がSIM フリーな端末に手を出すようなこととなるわけです。
端末そのものの寿命も、クロックアップや端末用のチューニングをされていないわけですから 押して知るべしです。きっとこれも自己責任なんでしょう。
なにより悔しいのは、その端末は標準のOSで うまくは言っていないとは思いますが世界にその存在を問うべく登場したものです。
流行っているからAndroidが動くから買うんだというような言い方は、あの女優さんがヌードモデルになったというのと
お金の為(販売の為)にその端末が望まないことをさせられて販売されているのではと思うと 心が痛みます。
ましてや 法的にまずいものを自分が知らずにつかまされた人は、それが問題にでもなれば笑えないわけです。
マニアな人の中でこっそり販売している限りは 私はどちらかというとお客さん側になるわけですが、オープンにやられると今後法規制が拡大するきっかけにならないかという懸念からも「メッ!」っと言ってしまいたい気分なのですが・・・・
SmartPhoneはPCと違って、メーカー毎に共通仕様で作られているわけではないのですから・・・・


written by HatenaSync