やっぱり意図的にマスコミは操作していると思う

関西で起きた地震の特集で、災害対策用設備を紹介する番組をテレビでやっていた。
コンテナサイズの移動式の住宅で、太陽電池で電力を賄い 薬品処理式のトイレで(砂かな?あれは)と何もなくても生活できるように作られています。
試作品とのことですが、何かあればと思えど 何かあるときのための予算というのは算定が難しいし・・・・とかお金の心配をしながら見ていたわけなのですが・・・
 
設備の説明をしている中で、水の話になった。
水がなければ生きていけないわけで、それを用意するのは重要な問題です。
説明では空気中の水分を取り出して 濾して飲める水にするというところで 女性アナウンサーがやたらに食いついていました。
「こんなことができるんですね?!」
驚いた表情をテレビに見せて 紹介するのはよいのですが・・・・
必要だし大事なことはわかるのですが 技術的にはそこまで珍しいものではないでしょう。
一番わかりやすいのが 「除湿機」私の家にもありますが鉄板など熱伝導率の高いものを冷却してそこに風邪をあてると結露して水が出てくるわけです。
これを繰り返せば部屋の湿度が下がるというわけです。夏などは重宝するわけですが・・・
もっといえばエアコンを動かしてるとぽたぽた落ちる水。
最近ではその水を加湿に使って乾燥させないようにするなどでないものもあるわけですがいわゆるそれです。
それを集めれば、水になって濾過フィルターを通せば飲み水になるわけです。
 
その後もしつこく 強調したわけですが、それよりももっと技術者が苦労したあれこれの設備がこの中には満載されているわけです。
しかし、おそらく番組を見た人はこれだけが印象に残ったことでしょう。
最もわかりやすい部分を強調して番組として みんなに興味を持ってもらえるように意図してこういった構成にしたのでしょうが、除湿機を見た瞬間に 「あれ?」なんて思うと 実はあれは大したことはないんじゃないか?なんて思ってしまうのではないのだろうか?
外で火事などが起きて、有害な煙がこちらに向いたときにその有害部室を取って喚起するシステムなど そう簡単なものではありません。
太陽電池だとはいえ太陽のない間をカバーするための、使わない期間が長くても劣化しにくいものを使うなど よくよく考えられているのに。
同じように なんとなく操作されている感じがあったレポートでした。