広がるLTE網

高速の通信が使えるようになるなら・・・・ と楽しみにする反面
SmartPhoneでは消費電力が高すぎて、電話としての機能を削がれてしまう という所があります。
難しい所なのですが・・・・
 
よくよく調べてみると WiMaxLTEを搭載したSmartPhoneがあるのはわが国だけでないようで 既に適用されている国もあります。
日本語で無いので 色々なサービスを借りて それっぽく読んでみるとやはりバッテリーの問題は深刻なようです。
予備を持てばいいじゃないとか、尻尾をいかに綺麗に着飾るかなんて 外部バッテリーをつなぐ事が前提というような皮肉った企画があるぐらいで この状況は日本に限ったものでは無い訳です。
じゃあ、このまま立ち消える可能性が・・・・とはならないと言えるのは過去を学んでいるからで
現在の3Gモバイル通信も 導入時には同様の状況に陥りました。
複数のアンテナをつかんで同時に複数の通信をこなす3Gには 2G世代からの移行時には驚くほどのバッテリーの消費が激しく データ通信が速くなるなどの利点があったものの、利点を生かすコンテンツもデバイスも無いことから まったくの無用の長物と言われたものですが 現在はどうでしょう?
キャリアの政策の問題もありますが ほぼすべてと言って良いほどの携帯電話は3Gに移行しています。
日本では比較的狭いエリアに多くのアンテナが立ち ハンドオーバーと言われる アンテナからアンテナへの切り替えの回数が多い事からそれをスムーズに行うために 早くから複数本のアンテナを持っている機器もあって そのあたりは比較的スムーズに行われたわけですが、GSMと呼ばれる当時の実質的な国際標準規格の2G通信は なかなか移行に苦労しているわけです。
現在においても 持ち時間の違いが顕著に携帯電話のスペックを見ているとあらわれているわけです。
 
私のようなマニアには、PDAからSmartPhoneへの移行時期に笑えるほどバッテリーの持たない機器があったのでそれに比べればと低次元の満足感に満たされているわけです。
現在の機器は ほぼバッテリーは一日ぐらいは持つだろうの性能を持っていますが 昔からの習慣は抜けきらず ほぼすべての機器に対して予備バッテリーを持っているという 笑えない状態なわけです。
勿論、それに合わせた充電器も持っていたりするので恰好な量のパーツが家にはあるわけです。
捨てられない DELL AXIM X51Vなどもあるわけですから(笑
当時の大画面 高解像度ディスプレイだったわけですが 今見ると・・・なわけです。
調子に乗ってHP 1320なんかを見ると もうビットの角が見えちゃうよって言いたくなるほどです。
 
一つのイノベーションとして LTEを内包した通信チップが2012年度中には出てくるので それで一段大きく消費電力が低下します。
WiMaxは今のところどこも言っていないので そのあたりは苦しくなるかもしれません。
ただ、現行のSmartPhoneでも 基地局側の設定で 無駄なバッテリー消費を防ぐことが出来ることと これはAU側の対応になりますが LTEのように電波が入るはずの基地局の管理範囲に入ると電源を入れて、その外に出ると強制的に電源を切るとかの設定を行い 細かいチューニングで20%ぐらいは変わってきそうです。
基地局でかなり詳細なデータをLogしていますから その際にWiMaxの到達の確認を行い それをUQにフィードバックすると 凄いシステムになると思うのですが 残念ながら会社が違う事もありますし 個人情報の収集に近いので すぐには実現し無さそうです。
LTEは前述通り、おおきな消費電力の低下がみられるでしょうが 所詮1世代目で今外についているものを中に入れた程度で根本的な解決にはなっておらず 安定して消費電力が下がるのは残念ながら2014年モデル辺りではないかと思ったりします。
 
じゃあ、思ったほどLTEって貢献しないんじゃないか?なんて思っているかもしれませんが私はそうは思っていません。
バッテリーが足りないならバッテリーを増やせばいいじゃないか!!なんて単純な解決策があるわけです。
ただ、1850mAを積んで尚 ヘリが速すぎるからこの辺が限界じゃ・・・3500mAなんてデカバではあるが あれはポケットに入るサイズでは無いなんて
そっちじゃないんです。4000mAを超えるバッテリー容量を持つ Tabletに入れたら使えるじゃないかという物です。
さまざまな形に姿を変える事の出来る ポリマー樹脂を触媒としたリチウムポリマー電池なら広い面積に非常に薄いバッテリーを作ることもできるわけです。
昨日の話ではないですが ゲームや動画観賞用としてはこちらが向いているわけです。
いまなら6000mA近い容量を持ったバッテリーを搭載したモデルもあることから いくら大喰でも一日やそこらは十分に持ちますし 技術の進歩で消費電力が他の部分で下がっているので 液晶や動画デコードなどは格段低下して 長時間使えるデバイスとなっているわけです。
サイズが10インチなのか7インチなのか それとも5インチぐらいでいいのかはともかく そういう選択においてLTE網は有効に働く訳です。
PCの話を書かないのは PC用としては7Gというデータ量の規制が微妙だからなわけですが まあ、これはいいでしょう。
Wifiルーター等としての用途では登場しているからです。
 
DOCOMOの大きな方向変換として評価したいのは LTE網利用で SmartPhoneやTabletをモデムとして使えるようになる事です。
勿論AUでもこれは WiMax搭載機では可能なわけですが Tabletにはそれに対応した機種は無いのです。
これによって一番影響を受けるのが E-Mobileのようなデータ通信系のキャリアなのですが そのあたりをポンポイントに攻撃しないのは やはり横綱相撲な訳なのでしょう。
Tabletでもこの機能は有効で、Wifiテザリングのアイコンを一つタップすれば周りの機器に通信環境を与えることが出来るわけです。
例えばゲーム機であり、例えばコンピューターなのです。
ここに至ってですが、多くの機能をTabletが持ち キーボードがドックインできるタイプ等が出てくると PCの用途が必ずしも必要でなくなってきています。
自宅でPCを使う人の多くが インターネットとメールと答えているのでそれなら必ずしもPCでなくても良いわけです。
流石に年賀状を作って印刷となると 未だTabletは制限が多いのでちょっと問題あるわけですが 我が家のプリンタも入れ替えたのでePrint可能になったので 印刷できるようになりました。
そう遠くない時代に この用途もTabletでもなんとかなるかもしれません。
だとすると仮定の用途では すでにPCである必然性は多くの部分で無くなってゆくわけです。
あとはテレビの録画とかなんていうと それこそBDレコーダーの高機能化で立場が無くなってしまうかもしれません。
Tabletの出荷が比較的順調だと聞いているのでその時代の転機を見たのかもしれません。
ビジネスならともかくという形かも知れません。
 
LTE網の普及とともにTabletの拡大があるような気がします。
i-PadはSIMフリーでという話も元々あることからも 最初からLTEをにらんでいて LTEとともに普及するかもしれないから 少なくとも日本市場の独占がSoftbankではまずいと思っているのかもしれません。
DOCOMOがしきりに 携帯コンテンツが搭載されないとi-Phoneの導入が出来にくいという噂が流れているものの 実はこれは真実を隠すための意図的なリークで、来年初めにLTEを先に搭載して登場するかものi-PadはTabletなので必ずしも携帯コンテンツの範囲ではないので i-Padの導入からとりあえず始まましたとでも発表すれば APPLEとの関係も知られることなく i-Phoneにだけ注目させて話を薦めることが出来るわけです。
何一つi-Padに関する事にはまったく触れていない 報道に関してもなぞが残るわけです。次に発売するのはi-Padなのにです。
LTE網を選択するにはDOCOMOしかなかったと言えばAPPLEも主張に矛盾を生まないわけです。
その後のi-Phoneの発売に関しては 想像だけが先行しても十分な抑止力が伴う事でしょう。
ともすればLTEは Tabletが先行すれば・・・という話題の盛り上げもしたいでしょうし i-Padを獲得することが出来れば一気に話題も集めることが出来て良いわけです。
 
LTE網の充実を図ることは DOCOMOにとって重大な戦略であり 当面の加入者を増やすためにもTabletタイプの普及を促すことが 勝利の近道という感じもしていて・・・・
それも年明け間もなくで・・・・
おおきなイベントになるような気がしているわけですが なぜか2月までに開通する地区の大きさが気になっているわけですが 現在突貫工事中と・・・
written by HatenaSync